素直に言えない30題
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・知らなくていいこともあるって、知っておいてね【桜木花道】
ガールズトークって楽しいよね。
恋人がいる子同士だと、彼氏との愚痴とか夜のこととかあーでもないこーでもないって話してたらあっという間に時間が過ぎちゃう。
もちろん、彼氏本人には直接言えないような話題だってある。
でも、私の彼氏の花道くんはそういうの気になるみたい。
一週間ぶりに家に遊びに来た花道くんは、「会えなくて寂しかったっす」ってまるで後追いする赤ちゃんみたいにあっちにもこっちにもくっついて来る。
二人っきりだと甘えたがりの彼氏は、私のことをすっぽり覆うように私を後ろから抱きしめて、肩に顎を載せてきた。
「昨日は、何してたんすか?」
『ん?出かける前に電話で言ったけど、女子会だったよ』
「えっと…どんな話するのかなと思いまして」
『ふふ、気になる?』
「それはそうです。好きな人のこと、全部知っておきたいんすよ」
それは、まぎれもなくまっすぐな愛。
時々、こんな純粋に私のこと好きでいてくれる花道くんに申し訳なくなってしまうこともある。
だって、私にとっては初めての彼氏が花道くんという訳ではないし、好きなアイドルやアニメキャラだっている。
それを全部話しているかといえば、そうでもない。
反対に花道くんは、昔の片思いしていた女の子のことだって申し訳なさそうに話してくれたし、マンガ雑誌のグラビアアイドルの写真でさえ、申し訳なさそうにこんなの買っちゃいまして……って話してくれるくらいピュアなのだ。
ちょっとくらい秘密があってもいいのになぁって思うくらいに。
『桜木くんのことも話したよ』
「お、俺のことっすか!」
『知りたいだろうけど、ちょっと教えられないなぁ』
「なんでですか?」
さらにぎゅっとされたからその腕に絡めるようにして、私は桜木くんを見上げる。
『ラブラブだねって言われてるから安心して』
「そ、そうすか…!ははは、照れますね」
さすがに花道くんは体力オバケで、エッチの時にしつこすぎるとかそんな話をしたなんて言えるわけがない。
ちょっとおバカが過ぎるって話とか。
きっとストレートに受け取って、ショックを受けてしまいそうだから。
『知らなくていいこともあるって、知っておいてね』
「な、なんでですか?」
『うーん、うまく言えないんだけど、『A secret makes a woman woman』って感じかな』
「シー…?ウーマ?」
『ははっ、ごめんごめん。これは聞かなかったことにして』
「俺は、ナマエさんのこと全部知りたいんすよ」
『そう言ってくれる花道くんが好きだよ』
身体をひねって、花道くんにキスをした。
「ナマエ…さん……」
『ね、ベッドいこ?』
「は、はい…!」
『花道くんは私の身体のことは、全部知ってる…でしょ?』
すくっと、私を抱きかかえて立ち上がった花道くんは、ゆっくりと寝室へと私を運んでくれた。
「なんか、違う気がする……」
『そう?でも、寂しかったのは私も一緒だよ』
上手く言いくるめちゃってごめんね。
でも、もっと触れ合って私のこともっと知って欲しいのは、本当だから――
***
2025.7.17.
ガールズトークがきになる桜木くんの話。ピュアな彼には聞かせられないよね妄想。
途中の英語は名探偵コナンに出てくるセリフお借りしました。
ガールズトークって楽しいよね。
恋人がいる子同士だと、彼氏との愚痴とか夜のこととかあーでもないこーでもないって話してたらあっという間に時間が過ぎちゃう。
もちろん、彼氏本人には直接言えないような話題だってある。
でも、私の彼氏の花道くんはそういうの気になるみたい。
一週間ぶりに家に遊びに来た花道くんは、「会えなくて寂しかったっす」ってまるで後追いする赤ちゃんみたいにあっちにもこっちにもくっついて来る。
二人っきりだと甘えたがりの彼氏は、私のことをすっぽり覆うように私を後ろから抱きしめて、肩に顎を載せてきた。
「昨日は、何してたんすか?」
『ん?出かける前に電話で言ったけど、女子会だったよ』
「えっと…どんな話するのかなと思いまして」
『ふふ、気になる?』
「それはそうです。好きな人のこと、全部知っておきたいんすよ」
それは、まぎれもなくまっすぐな愛。
時々、こんな純粋に私のこと好きでいてくれる花道くんに申し訳なくなってしまうこともある。
だって、私にとっては初めての彼氏が花道くんという訳ではないし、好きなアイドルやアニメキャラだっている。
それを全部話しているかといえば、そうでもない。
反対に花道くんは、昔の片思いしていた女の子のことだって申し訳なさそうに話してくれたし、マンガ雑誌のグラビアアイドルの写真でさえ、申し訳なさそうにこんなの買っちゃいまして……って話してくれるくらいピュアなのだ。
ちょっとくらい秘密があってもいいのになぁって思うくらいに。
『桜木くんのことも話したよ』
「お、俺のことっすか!」
『知りたいだろうけど、ちょっと教えられないなぁ』
「なんでですか?」
さらにぎゅっとされたからその腕に絡めるようにして、私は桜木くんを見上げる。
『ラブラブだねって言われてるから安心して』
「そ、そうすか…!ははは、照れますね」
さすがに花道くんは体力オバケで、エッチの時にしつこすぎるとかそんな話をしたなんて言えるわけがない。
ちょっとおバカが過ぎるって話とか。
きっとストレートに受け取って、ショックを受けてしまいそうだから。
『知らなくていいこともあるって、知っておいてね』
「な、なんでですか?」
『うーん、うまく言えないんだけど、『A secret makes a woman woman』って感じかな』
「シー…?ウーマ?」
『ははっ、ごめんごめん。これは聞かなかったことにして』
「俺は、ナマエさんのこと全部知りたいんすよ」
『そう言ってくれる花道くんが好きだよ』
身体をひねって、花道くんにキスをした。
「ナマエ…さん……」
『ね、ベッドいこ?』
「は、はい…!」
『花道くんは私の身体のことは、全部知ってる…でしょ?』
すくっと、私を抱きかかえて立ち上がった花道くんは、ゆっくりと寝室へと私を運んでくれた。
「なんか、違う気がする……」
『そう?でも、寂しかったのは私も一緒だよ』
上手く言いくるめちゃってごめんね。
でも、もっと触れ合って私のこともっと知って欲しいのは、本当だから――
***
2025.7.17.
ガールズトークがきになる桜木くんの話。ピュアな彼には聞かせられないよね妄想。
途中の英語は名探偵コナンに出てくるセリフお借りしました。
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