Toenail【南・松本】
【南烈】
私はダイニングテーブルの椅子に腰をかけて、形のいい後頭部を見下ろす。
週に一回ほど訪れるこの不思議な時間、最初はくすぐったさもあって慣れなかったけれど、今では2人の大切な時間だ。
彼こだわりのニッパー式の爪切りで、私の足の爪を丁寧に切っていく。
10本の指すべて切り終わると、次はやすり。
『烈、腰痛ないの?』
「別に」
小指にやすりをかけている烈は、顔を上げないままで答えた。
バスケをしていた烈は、男性の平均身長より大分大きい。
その大きな身を屈めて、私の爪を切ってくれるのだけど、こんなところ、烈のお母さんが見たら何と思うだろう。
友達だってこんなシーン見せられたら、リアクションに困ること必須だ。
ネイリストでもない男性が淡々と彼女の爪を積極的に手入れすることは奇妙なことだと思うのだけれど、烈は気にすることなく、私のすべての爪を綺麗に整えていく。
仕上げには、私が好きだと選んだ香りのネイルオイルを丁寧に塗る。
そして、すべての作業を終え、顔を上げた時の烈の表情は、明らかに雄が欲情しているそれになっているのだ。
この一連の足の爪を整える作業=セックスする前の儀式となっていて、烈はつま先に口づけた。
そして、烈は手入れを終えた足先が床に着くのを嫌うかのようにさっと私を抱えて、ベッドへと移動させてくれる。
烈に丁寧に愛撫されるように手入れされた私の足先は、じんと熱を持ったまま、烈を受け入れるのを待っているのだ。
私はダイニングテーブルの椅子に腰をかけて、形のいい後頭部を見下ろす。
週に一回ほど訪れるこの不思議な時間、最初はくすぐったさもあって慣れなかったけれど、今では2人の大切な時間だ。
彼こだわりのニッパー式の爪切りで、私の足の爪を丁寧に切っていく。
10本の指すべて切り終わると、次はやすり。
『烈、腰痛ないの?』
「別に」
小指にやすりをかけている烈は、顔を上げないままで答えた。
バスケをしていた烈は、男性の平均身長より大分大きい。
その大きな身を屈めて、私の爪を切ってくれるのだけど、こんなところ、烈のお母さんが見たら何と思うだろう。
友達だってこんなシーン見せられたら、リアクションに困ること必須だ。
ネイリストでもない男性が淡々と彼女の爪を積極的に手入れすることは奇妙なことだと思うのだけれど、烈は気にすることなく、私のすべての爪を綺麗に整えていく。
仕上げには、私が好きだと選んだ香りのネイルオイルを丁寧に塗る。
そして、すべての作業を終え、顔を上げた時の烈の表情は、明らかに雄が欲情しているそれになっているのだ。
この一連の足の爪を整える作業=セックスする前の儀式となっていて、烈はつま先に口づけた。
そして、烈は手入れを終えた足先が床に着くのを嫌うかのようにさっと私を抱えて、ベッドへと移動させてくれる。
烈に丁寧に愛撫されるように手入れされた私の足先は、じんと熱を持ったまま、烈を受け入れるのを待っているのだ。
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