風邪にまつわるSS
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・藤真健司
「なんか顔、赤くねぇ?」
藤真は私のおでこに手を伸ばした。
『ひっ、つめたっ……!』
部活の朝練で走りこみをしてきた藤真の手は冷たすぎる。
今朝からなんとなく寒気がしていたけれど、その寒気が増しそうだ。
「熱いぞ、風邪じゃね?」
『いーや、イケメンに触れられたからでーす!』
「は?バッカじゃねーの!ぜってー風邪だから早く帰れ」
『まだホームルームも始まってないじゃん…ヤダよ』
「いーや、保健室行くぞ」
手を引かれて、教室から連れ出される。
こんなん、藤真のファンの女の子たちに目を付けられんじゃん……と思いながらも、藤真の言う通り寒気じゃなく風邪の悪寒の可能性も考え始めていたので、手をひかれるままついていく。
ドキドキを悟られないように――
「なんか顔、赤くねぇ?」
藤真は私のおでこに手を伸ばした。
『ひっ、つめたっ……!』
部活の朝練で走りこみをしてきた藤真の手は冷たすぎる。
今朝からなんとなく寒気がしていたけれど、その寒気が増しそうだ。
「熱いぞ、風邪じゃね?」
『いーや、イケメンに触れられたからでーす!』
「は?バッカじゃねーの!ぜってー風邪だから早く帰れ」
『まだホームルームも始まってないじゃん…ヤダよ』
「いーや、保健室行くぞ」
手を引かれて、教室から連れ出される。
こんなん、藤真のファンの女の子たちに目を付けられんじゃん……と思いながらも、藤真の言う通り寒気じゃなく風邪の悪寒の可能性も考え始めていたので、手をひかれるままついていく。
ドキドキを悟られないように――
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