恋してる台詞で10題
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
04:「だって、好きなんだ」【藤真健司】
※社パロ
同期の中でも期待の星の評判の藤真くんと同じ部署に配属されることが決まった。
同期の女子に、藤真くんと一緒にいられるのはいいなぁと言われたけれど、変わってとは言われなかった。
なぜなら、私たちが配属される部署は、激務で有名だから。
繁忙期は日付が変わる前に帰れることの方が稀だと聞いていたからこそ、覚悟して配属初日を迎えた。
「ナマエさんと一緒の部署か、ラッキーだな」
『そう?この部署、めちゃくちゃきついって噂だよ』
「俺も、ナマエさんもタフなタイプだから大丈夫だろ」
強気の笑みに、ちょっと勇気づけられる。
研修期間中にそれなりに同期全員が親しくなって、こうして仲間と一緒に配属されるのは、本当に心強い。
少しずつ自分の身体になじみつつあるスーツの襟を正して、上司を待っているけれど、中々現れない。
『遅いね』
「忙しい部署っつうのは、本当かもな。頑張ろうぜ」
『うん、頑張るよ。でも、他の男子と一緒の方が心強いんじゃない?藤真くんと同じバスケやってた松本くんとかさ。体育会系の方がノリとか分かってたほうがやりやすいんじゃない?』
「いや、俺はそうでもない。そういうナマエさんの方こそ、女子と一緒の方が良かったんじゃ…?」
『ううん、私もそんなことないよ。藤真くんって多分私たち同期の中でも目をかけられてる存在じゃない?そんな人と一緒の部署ってことは、私も少しは期待されてるのかな~って思えてさ。藤真くんは?』
「俺がラッキーって思ってるのは、もうちょっと邪な気持ち」
『どういうこと?』
「だって、好きなんだ。ナマエさんのこと」
『へ?』
今、このタイミングで言うセリフじゃないだろうと思うけれど、いつ上司が現れるかも分からない場所で、怒るに怒れない。
「わりぃ、こんなとこで言うセリフじゃねぇよな」
『本当に』
ムスっとするしか出来ない。
「でもここで言わねぇとタイミング無くなりそうでさ」
『でも、やっぱり社会人としてTPOわきまえて欲しい』
「ごめん。このこと、今は忘れてもいいけど、またいつか、返事聞かせてほしい。俺、普通に本気だから」
藤真くんがそこまで言ったところで、上司がやってきた。
横顔をちらっとみると、キリっとした顔をしているけれど、心なしか耳が赤いような……
私も顔が赤くならないよう、きゅっと口を結んで上司となる男性を見つめる。
戦友兼恋人になるのは、遠くは無い未来――
***
2025.5.2.
社パロをどうしても書きたくて書いた話です
※社パロ
同期の中でも期待の星の評判の藤真くんと同じ部署に配属されることが決まった。
同期の女子に、藤真くんと一緒にいられるのはいいなぁと言われたけれど、変わってとは言われなかった。
なぜなら、私たちが配属される部署は、激務で有名だから。
繁忙期は日付が変わる前に帰れることの方が稀だと聞いていたからこそ、覚悟して配属初日を迎えた。
「ナマエさんと一緒の部署か、ラッキーだな」
『そう?この部署、めちゃくちゃきついって噂だよ』
「俺も、ナマエさんもタフなタイプだから大丈夫だろ」
強気の笑みに、ちょっと勇気づけられる。
研修期間中にそれなりに同期全員が親しくなって、こうして仲間と一緒に配属されるのは、本当に心強い。
少しずつ自分の身体になじみつつあるスーツの襟を正して、上司を待っているけれど、中々現れない。
『遅いね』
「忙しい部署っつうのは、本当かもな。頑張ろうぜ」
『うん、頑張るよ。でも、他の男子と一緒の方が心強いんじゃない?藤真くんと同じバスケやってた松本くんとかさ。体育会系の方がノリとか分かってたほうがやりやすいんじゃない?』
「いや、俺はそうでもない。そういうナマエさんの方こそ、女子と一緒の方が良かったんじゃ…?」
『ううん、私もそんなことないよ。藤真くんって多分私たち同期の中でも目をかけられてる存在じゃない?そんな人と一緒の部署ってことは、私も少しは期待されてるのかな~って思えてさ。藤真くんは?』
「俺がラッキーって思ってるのは、もうちょっと邪な気持ち」
『どういうこと?』
「だって、好きなんだ。ナマエさんのこと」
『へ?』
今、このタイミングで言うセリフじゃないだろうと思うけれど、いつ上司が現れるかも分からない場所で、怒るに怒れない。
「わりぃ、こんなとこで言うセリフじゃねぇよな」
『本当に』
ムスっとするしか出来ない。
「でもここで言わねぇとタイミング無くなりそうでさ」
『でも、やっぱり社会人としてTPOわきまえて欲しい』
「ごめん。このこと、今は忘れてもいいけど、またいつか、返事聞かせてほしい。俺、普通に本気だから」
藤真くんがそこまで言ったところで、上司がやってきた。
横顔をちらっとみると、キリっとした顔をしているけれど、心なしか耳が赤いような……
私も顔が赤くならないよう、きゅっと口を結んで上司となる男性を見つめる。
戦友兼恋人になるのは、遠くは無い未来――
***
2025.5.2.
社パロをどうしても書きたくて書いた話です
