登場人物
「――魔剣をこの世から消す方法を探している、用件はそれだけだ」
「この剣の餌食になりたくなければ、俺の前から早々に立ち去れッ!!」
「…………リッデル、お前はネギの入っていない料理は作れないのか?」
「……ドロップ、俺は……いや、私は君のことを――」
名 前:スレイブ
種 族:ザシアン♂寄り
一人称:俺/私(※素の喋り方)
好きなカレー:からくちスパイシーカレー
苦手な食べ物:スイーツとか甘すぎる味付けの料理
エペイストに伝わる禁忌の剣【魔剣ダインスレイブ】を
この世から消滅させる方法を探す、寡黙な仮面の剣士。
不愛想で近寄りがたい雰囲気の持ち主だが、
その素顔はエペイストの王子アルトリウスによく似ているとか。
彼に仕えるリッデルと共に【語り部の一族】が住まう集落に滞在し、
そこで知り合ったドロップに対し徐々に好意を寄せることになる。
――だが、彼はまだ気づいていない。消滅を願ってやまない魔剣の正体を、
そして、その魔剣を利用した邪悪な陰謀の存在を。
彼の正体は魔剣の封印を解き、
あまつさえそれを持ち去り禁忌を犯した人物として指名手配中のアルトリウス本人。
封印を解いた弟の罪を被り一人で抱え込んでいるが、
魔剣の意思に支配されたり肉体を呪われたりと日々苛まれている。
なお、スレイブという単語には奴隷という意味があり、
魔剣に支配され言いなりになりがちな自分を皮肉った偽名として名乗っている。