あらすじと世界観
【エペイスト】
物語の舞台となる代々ザシアンが治めている国、
ガラル大陸二大国家の一つとされている。
数多の優秀な剣士を排出してきた実績を持ち、
一年を通して過ごしやすい気温が続き住みやすいとは国民達の総評。
共に災厄を追い払ったシルトは既に同盟が破棄されており、
長きに亘る戦争が両国間で行われていた。
だが、戦争に巻き込まれた大陸全土が疲弊し衰退していくことを憂い、
現国王が負けを認めるという形で戦争はアルトリウスが生まれる少し前に終結。
今現在はシルトと関係修復を図りつつ、
かつての平和で穏やかな大陸を取り戻すべく
日々両国間で様々な会議や交流が続いている様子。
――しかし、今の国民達が感じている平和は、
数々の殺戮による血塗られた歴史によって齎された偽りの平和に過ぎない。
【名前の由来】
ソフトのタイトルや自分の好きな要素から「剣士」を意味する言葉を選びました。
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【シルト】
代々ザマゼンタが治めている国、ガラル大陸二大国家の一つとされている。
かつて女神から授けられた【名もなき盾】を今もなお崇め、城内にて大切に祀られている。
そんなシルトで作られる盾はガラル大陸一と称される。
シルトの王族はかつて争ったエペイストに対して複雑な感情を持っているが、
エペイストの国王の意思を尊重し関係修復することを望んでいる。
けれど、魔剣を纏わる騒動が起きたことにより、
エペイストが再び戦争を始めるのではないかと大臣達は訝しんでいる様子。
そこで現国王は第一王子でもありアルトリウスとも交流があった
アレウスにエペイストの実情を探ることを命じ、
送り出したのであった。
【名前の由来】
ソフトのタイトルに因んだ「盾」を意味する言葉を選びました。
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【イクリール】
代々バドレックスが治めているエペイストとシルトの次に有力な国。
豊穣の王と呼ばれている現国王が病に伏せているため、
今現在はその娘でもある王女アンリエットが代理で国を治めている。
しかし、現国王の力によって保たれていた実り豊かな土地は枯れ始め、
国民達の生活が日々厳しくなっていく一方。
エペイストはイクリールに対し援助を行っていたが、
魔剣に纏わる事件が起きた結果援助が途絶えてしまった模様。
【名前の由来】
DLCのタイトルや雪原の名前に因んで「王冠」や「冠」を意味する言葉を選びました。
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【語り部の一族の集落】
ガラル大陸の何処かの山奥に存在する小さな集落、
メッソン、ジメレオン、インテレオンという種族に属する者達が住んでいる。
なお、どこの国にも属していない。
まるで客人を拒むかの如く深い霧が頻繁に発生するため、滅多に人が近づかない。
そのためにこの集落を知る者は極端に少ないのである。
ここに住む語り部の一族の者は、
人知れずガラル大陸のあらゆる歴史をまとめ、一族の中で語り継いでいく。
それらの知識を求めやってきた者には喜んで知識を授けるという。
語り部の一族はガラル大陸の歴史をまとめるだけではなく、
女神がこの地に残したどんな病も呪いも治すことが出来る
【聖なる泉】の管理も担っている。
魔剣の呪いによって体を蝕まれているスレイブがこの地を訪れたのも、
この湖の存在をシルトの王子第一王子アレウスから聞いたからである。
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【怨嗟の荒野】
遥か昔、この地に一つの隕石が落下してきたという。
その隕石の中から現れし存在、
それこそがガラル大陸を脅かした災厄ムゲンダイナだった。
ムゲンダイナが討伐された場所でもあるこの地には
あらゆる場所から猛毒が噴き出し、
かつての激しい戦いの傷跡は今も色濃く残り続けている。
人も野生のポケモンも住めず、木々は枯れ、
かつて建物だったはずの物は瓦礫となり荒野と化している。
常に噴き出ている猛毒をこの地で討伐されたムゲンダイナの怨嗟に例え、
人々は恐れを込めて怨嗟の荒野という名称をつけたのである。
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【アルマトゥーラ】
代々ウーラオスが治めてきた自然豊かで小さな島国。
主な国とは海を隔てて存在する為、他国との交流は少ない。
前国王が統治していた時代は平和そのものだったが、
現国王が統治し始めてからは何かと不穏な噂が後を絶たない。
【名前の由来】
DLCのタイトルや島の名前に因んだ「鎧」という意味の言葉を選びました。
過去にアルマトゥーラを舞台にした番外編に位置する小説を書いていた時期がありました。
不穏な噂が後を絶たない~というのはその名残です。なお、諸事情からその小説は没になりました。
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Q:その他周辺諸国の詳細は?
A:流石にそこまで考え始めたら収拾がつかないでしょ(本音)