トモダチこれくしょん?
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ピコン!という軽快なシステム音が、狭いワンルームに無機質に響き渡った。
『恵がナマエを家に誘いました。二人の関係値が上がりました』
画面越しに何度も見たはずのその通知は、今のナマエにとって、出口を塞ぐ決定的な断罪の音に聞こえた。
恵「……っ、あ。あぁ……選んで、くれた……」
恵の喉から、歓喜に濡れた掠れた吐息が漏れる。
次の瞬間、世界が大きく反転した。抗う間もなくナマエの体は薄いシーツへと押し倒され、その上から恵の驚くほど頑丈で重い体躯がのしかかる。
ナマエ「まって……! 部屋でデートって、アイテム見ながらお話して、仲良くなるだけじゃないの……っ!?」
混乱したナマエの声が裏返る。かつて液晶の向こう側で見ていた「部屋デート」は、ただアイテムを見ながら隣り合ってお喋りをするだけの、ほのぼのとしたイベントだったはずだ。
しかし、目の前の恵が浮かべている表情には、そんな平穏な空気など微塵もなかった。
恵「……それは、画面用に決まってるじゃないですか」
恵の声が、耳元で低く、地を這うように冷ややかに響く。彼はナマエの両手首を容赦ない力で片手でまとめ上げ、頭上へと縫い止めるように固定した。骨が軋むほどの圧。自由を完全に奪われたナマエを、彼はドロドロとした欲望に濁った、飢えた獣の目で見下している。
恵「今、アンタは画面の中にいる。外側から一方的に『観察』していた時とは違うんだ。……ここでの主導権は、俺たちにある」
ナマエ「恵、くん……っ、痛い、はなして……!」
恵「俺がどれだけ、アンタが他の奴と仲良くするのを黙って見てたか……分かりますか? ボタン一つで誰かと誰かをくっつけて、自分は安全な場所で高みの見物だ。……そんな身勝手な振る舞いは、もう許さない」
恵は言い置くと、拒絶を許さないほど深く、暴力的なまでの激しい口づけでナマエの唇を塞いだ。
逃げようとする舌を強引に追い回し、絡めとり、吸い上げる。粘膜が擦れ合う生々しい水音が、静まり返った室内を支配する。
ナマエが酸欠で朦朧とし、涙を浮かべて喘ぐのを、恵はどこか嗜虐的な愉悦を孕んだ瞳で見つめていた。
さらに、恵の自由な手が服の裾から、執拗に熱を持った肌へと滑り込んできた。
ひんやりとした外気と、彼の掌の、火傷しそうなほどの熱。
男の大きな指先が、ナマエの柔らかい脇腹を強く愛撫し、そこからゆっくりと胸元へ向かって這い上がっていく。薄い布地が容赦なく剥ぎ取られ、無防備な肌が露わにされるたび、恵の呼吸は恐ろしいほど荒く、完全に理性を欠いたものへと豹変していった。
恵「もう誰にも触らせない。……明日になっても、ずっと。アンタの体も心も、俺で塗りつぶしてやる……」
恵の指先が、ナマエの敏感な肌を苛めるように、何度も何度も生々しくなぞり、その衣服を完全に剥ぎ取っていく。
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