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2章 囚われの魔術師
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激越な反動によって、ナマエの右手の指先は内側から焼き切られるような熱を帯びていた。
血管が脈打つたびに、青白い火花が皮膚の下で爆ぜる。その激痛に、彼女はベッドに背を預けて荒い息を吐くしかなかった。
そこに、五条悟が音もなく距離を詰める。彼はナマエの腫れ上がった右手を、まるでもっとも繊細な硝子細工を扱うかのような手つきで、けれど逃げ場を完全に奪う強さで握りしめた。
五条「あーあ、可哀想に。ボクの結界はちょっと意地悪なんだ。無理にこじ開けようとすると、こうして可愛い指先にお仕置きをしちゃう。ねぇ、ボクが治してあげようか?」
五条の指先が、ナマエの掌をねっとりと這う。彼の唇が、腫れた指先を優しく、それでいて執拗に含み、熱を吸い取るように舌で転がした。
ナマエ「ん、……っ、あ……」
背骨を直接、氷の牙でなぞられたような感覚。五条の粘りつくような愛撫が神経を逆撫でする。ナマエの口から、拒絶と高揚の混ざり合った吐息が漏れた。
五条「タダとは言わないよ。……ボクに、君の秘密を教えて。君が宿儺と知り合いだって話……。ねぇ、君、一体何歳なの?」
五条は指先を咥えたまま、上目遣いに蒼い瞳を光らせた。その視線は、彼女の魂の奥底までをも透かし見ようとしているかのようだ。
ナマエ「……正確には……わからない、けれど……。地球の時間なら、二千年くらい……。……たぶん、それくらい……」
その言葉が落ちた瞬間、医務室の空気が一変した。
窓際にいた夏油傑が、驚愕に目を見開いてナマエを見つめる。
夏油「二千年、だと。……君、全くそのようには見えないけれど。……時間の概念が、私たちの世界とは根本から違うということかい」
五条「えー、二千年!? 宿儺より年上だったりするの? ボクらに会った時は男装してたし。……もしかして本当はヨボヨボの姿を隠してたりする? お婆ちゃんって呼んだほうがいいのかな」
五条はニヤつきながら、けれどその指先は彼女の手首をさらに強く締め付けた。
甚爾「ケッ、お婆ちゃんだぁ? こんなに瑞々しい肌してて、そんなわけねぇだろ。……おい、お前。なんで男の姿なんてしてたんだ? 趣味か?」
甚爾が壁を蹴って歩み寄り、ナマエの顔を覗き込む。
五条はベッドにもたれかかるナマエの顔に、ぐっと自身の顔を寄せた。
鼻の先が触れ合いそうなほど至近距離で、六眼が彼女の睫毛の一本一本までを捉える。
五条「……ボクはね、こっちの姿の方がずっと好みだなぁ」
そう吐き捨てるように囁いた直後、五条はナマエの唇を深く、奪い去るように塞いだ。強引な口付け。舌が強引に割り込み、口内の隅々までを自身の味で塗り潰していく。
ナマエ「ん、……っ、む……!」
ナマエは空いていた左手で五条の肩口を力任せに押し返そうとした。だが、結界の衝撃で魔力回路が麻痺している今の彼女には、最強の術師を退けるだけの力は残っていない。
五条の身体は岩のように微動だにせず、むしろその抵抗を愉しむように、彼はさらに深く彼女を吸い上げた。
五条「ねぇ、君は男の子がホンモノ? それとも女の子がホンモノなの? もしなれるなら、今ここで男の子になるところを見せてよ。ボク、興味あるんだよね」
五条は唇を離すと、今度はナマエの耳の先端を甘噛みした。ピチャ、ネチッ、と濡れた音を立てながら、耳の輪郭を舌で丹念になぞり、熱い吐息を吹き込む。
ナマエ「っ……んンーーっ!?」
喉の奥で悲鳴のような抗いが漏れるが、それは耳元を弄ばれる快楽によって、淫らな震えを帯びてしまう。
甚爾はその様子を眺めながら、思わず自身の唇を舌で湿らせ、獲物を狩る獣の瞳で笑った。
甚爾「今すぐ化けてみせろよ。……どっちの姿だろうが、俺が組み敷いてやることに変わりはねぇからよ」
ナマエ「やめ、……ろ……っ!」
ナマエは必死に声を絞り出した。瞳には怒りと、それ以上に追い詰められた者の涙が滲んでいる。
ナマエ「……この姿が、スタンダードだ。……今は、男になるだけの、魔力がない……。それだけだ……」
その弱々しい告白は、男たちの支配欲にさらなる油を注いだ。
五条「あはは。魔力がないなら、余計にボクらから離れちゃダメじゃん。ねぇ、ナマエ。ボク達が君を守ってあげるよ。」
五条は再びナマエの指を自身の口内へ招き入れ、今度はさらに深く、喉の奥に届くほどに吸い上げた。指先から全身へと駆け抜ける、耐え難いほどの官能的な痺れ。
夏油「……この呪術界が血眼になって10数年も誰にも見つからずに生きてきた君を、私たちの時代で捕らえられた。これは運命以外の何物でもないと思わないかい?」
夏油の手が、ナマエの太腿をゆっくりとなぞり、スカートの奥へと滑り込んでいく。
魔力を失い、異郷の地で囚われの身となった異邦の魔術師。
ナマエは、三人の男たちが放つ濃厚な情欲の渦の中で、自分が二度と元の星へ帰れないのではないかという、底知れない恐怖に震えていた。
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