女性時(ノーマル)の名前と、男装時の名前を入力してお楽しみください。
2章 囚われの魔術師
!!必読!!夢小説名前設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
===甚爾 Side==
新宿の澱んだ空気の中、古びた漢方薬局の影に潜んでいた伏黒甚爾は、退屈そうに耳の裏を掻いた。
だが、その指先は獲物の気配を察知した瞬間にピタリと止まり、思わず唇を湿らせるように舌なめずりした。
甚爾「(……来たな。2度も逃した獲物がよぉ)」
バケットハットを深く被り、周囲を警戒しながら店内に消えていくその背中。魔術師の時とは違う、頼りなげな防備の薄い「女」の輪郭。
甚爾「(……ふぅん?女の姿ってのは本当だったワケか)」
甚爾は音もなく扉の影に回り込み、彼女が絶望に顔を歪めた瞬間にその背後を奪った。
夏油が店主になりすましてニヤついている横で、甚爾は遠慮なくその細い腰を引き寄せ、自身の硬い身体に密着させる。
甚爾「ツメが甘いんだよ、お嬢ちゃん。……忘れてった瓶、返しに来てやったぜ」
腕の中に収まったナマエは、熱に浮かされているせいか驚くほど柔らかく、桃とミルクが混ざったような甘い香りがした。
あの時に放った清浄な魔法の残香と女特有の瑞々しい香り……。
それらが混ざり合い、甚爾の鋭い野生の嗅覚を強烈に突き動かす。やっとまともに触れた獲物の質感に、思わず下腹部が熱く昂るのを感じた。
…だが、その直後に行われた五条悟の「薬液キス」には、舌打ちしたくなるような苛立ちを覚えた。
甚爾「(チッ、目立ちたがりのガキが。……いいとこ取りしやがって)」
オーロラがかった濃厚な銀の髪を掻き乱し、無理やり薬を流し込む五条の背中を、甚爾は冷めた目で見つめていた。独占欲を隠そうともしない最強の術師。その傲慢な振る舞いが、甚爾の狩猟本能をさらに逆なでする。
高専へ連れ戻し、医務室のベッドで彼女を囲んでいる最中、さらなる予定不調が起きた。虎杖の中に眠る呪いの王が、面白そうにその名を呼んだのだ。
宿儺「よお、ナマエ……。久しいな」
甚爾「は? 宿儺、お前……こいつの知り合いかよ」
宿儺の口から語られる千年前の昔話。甚爾は鼻で笑いながらも、内心では計算を弾いていた。二十歳そこらのガキだと思っていたが、中身は数千年生きた化け物か。
甚爾「(……千年以上生きてて、そのツラか。呪術師のジジイどもが見たら泡吹いて倒れんな)」
年齢への疑念よりも、甚爾を支配したのは「より価値のある獲物」を見つけたという確信だった。
そして、宿儺による治療という名の凌辱が始まった。
宿儺が虎杖の肉体を使い、無造作にナマエの肢体を暴いていく。白い肌が露わになり、宿儺の指が彼女の秘所を容赦なく解きほぐす様を、甚爾は壁に背を預けて眺めていた。
五条と夏油が殺気立って喚き散らしているが、甚爾は自身の内に沸き上がる「興奮」を悟られないよう、わざと二人の肩に腕を回して体重を預けた。
甚爾「おいおい、先生方。……王様のショーを邪魔すんなよ。こいつが死んでもいいのか?」
軽口を叩きながらも、甚爾の視線は宿儺に貫かれてのけ反るナマエの腰に釘付けになっていた。
宿儺が深奥を突き上げ、シーツに鮮烈な朱が散った瞬間。
甚爾「(……生娘かよ。冗談だろ)」
二千年も生きてきて、一度も男を知らなかった。その衝撃的な事実は、甚爾の歪んだ独占欲を最悪な形で刺激した。…誰にも汚されず、ひっそりと時を重ねてきたその純潔を、呪いの王が暴力的に奪い取っていく。
激しい嫌悪感が胸を焼く。だが、それ以上に「次は俺が、その泣き顔を独占してやる」という真っ黒な情熱が、甚爾の全身を駆け巡った。
宿儺が背後から彼女を繋ぎ、耳元で淫らな言葉を吐き散らす。ナマエの甘い喘ぎ声が医務室に響き渡るたび、甚爾は組んだ腕の中で爪を立てていた。
やがて宿儺が果て、虎杖に身体を戻す。
自分の股間にこびり付いた血と白濁を見て、泡を食ってパニックになる虎杖悠仁。甚爾はその無様な姿を、嘲笑を込めた瞳で見下ろした。
甚爾「……ハッ。情けねぇツラすんなよ、小僧。中身がやったこととはいえ、そいつの感触を一番近くで味わったのはお前だろ?」
甚爾は、ティッシュで自分を拭う虎杖の震える手を見ながら、心中で毒づいた。
甚爾「(哀れなもんだ。器なんてのは、自分の身体すら守れねぇ。……五条も夏油も、綺麗事抜かして見てるだけ。結局、こいつを本能のままに喰えるのは俺みたいな奴だろ)」
五条が悠仁にぬぐうよう促し、夏油が彼女を聖女のように見つめている。その中心で、甚爾はベッドに横たわるナマエの、宿儺に噛み千切られたような首筋を睨みつけた。
甚爾「……まだ結晶は残ってる、だとよ。……ハッ、アイツまだ喰いたいだけだろ。……いいぜ、続きは俺がたっぷり『マッサージ』してやるよ」
甚爾は懐から、奪ったあの薬瓶を弄びながら、低い声で笑った。
医務室を支配する不浄な空気。血の匂い。
伏黒甚爾の野生の眼は、すでに意識を失った獲物をどう自分の腕で搔き抱くか画策していた。
next