マジコスアナザー
「わ……」
衣裳室から出てきた少年を見て、カルミアは小さく声を上げた。
いつもと違い白を基調としたカラーリング。それは彼をより凛々しく彩る。ジャケットから覗くフードが少しやんちゃな印象だ。腰のポーチに揺れる飾りはピカチュウの尻尾を模したものだろうか?
なんにせよ。
(かっこいい…………)
頬が上気するのを感じる。
思わずカルミアは視線を落とした。
「…………?」
そんな姿に疑問を抱いたのか、レッドが首を傾げる。一歩カルミアの側へと歩を進めた。
「――っあ」
思わず呻くと、反射的に一歩退いてしまう。
レッドはただただ不思議そうに瞬く。
「そ、その………」
もごもごと言葉を転がしていたが、意を決して
大きく口を開ける。
「か……………っこいい、です」
今にも消え入りそうな声でようやくそう口にすると、堪らず俯いた。
先程とは違った驚きに目を見開いたレッドだったが、ふと柔らかく微笑む。
「…………」
ぽん、とカルミアの頭をなでた。
体温が急上昇していくのを感じ、思わず両頬を押さえた。
二人の間には、ひどく優しく甘い空気が漂っている…。
「お前らさぁ……そういうのは他所でやれ!」
グリーンの言葉にカルミアは更に顔を赤くし、レッドは首を傾げるばかりだった。
衣裳室から出てきた少年を見て、カルミアは小さく声を上げた。
いつもと違い白を基調としたカラーリング。それは彼をより凛々しく彩る。ジャケットから覗くフードが少しやんちゃな印象だ。腰のポーチに揺れる飾りはピカチュウの尻尾を模したものだろうか?
なんにせよ。
(かっこいい…………)
頬が上気するのを感じる。
思わずカルミアは視線を落とした。
「…………?」
そんな姿に疑問を抱いたのか、レッドが首を傾げる。一歩カルミアの側へと歩を進めた。
「――っあ」
思わず呻くと、反射的に一歩退いてしまう。
レッドはただただ不思議そうに瞬く。
「そ、その………」
もごもごと言葉を転がしていたが、意を決して
大きく口を開ける。
「か……………っこいい、です」
今にも消え入りそうな声でようやくそう口にすると、堪らず俯いた。
先程とは違った驚きに目を見開いたレッドだったが、ふと柔らかく微笑む。
「…………」
ぽん、とカルミアの頭をなでた。
体温が急上昇していくのを感じ、思わず両頬を押さえた。
二人の間には、ひどく優しく甘い空気が漂っている…。
「お前らさぁ……そういうのは他所でやれ!」
グリーンの言葉にカルミアは更に顔を赤くし、レッドは首を傾げるばかりだった。
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