皇昴流はそんな事言わない~春夏秋冬ver+α~
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■7月 七夕
京珂「今日は七夕。という事で笹の葉と短冊を用意してみたよ。はいこれ、昴流君の分の短冊」
昴流「…これに、願い事を書けば良いの?」
京珂「うん、そう。…あ、ただし。下品な事は書かないでね? 絶対書かないでね??」
昴流「…そんなに念押ししなくても、大丈夫だよ」
京珂「…本当に? お母さんはあなたの行く末がとっても心配で心配で…。ご飯も和食しか喉を通らない生活ですよ…」
昴流「…ちゃんと食べれてるじゃないか。…あ、そういえば」
京珂「ん?」
昴流「七夕って、織姫と彦星が年に一度だけ巡り会える日なんだよね?」
京珂「え…? うん、そうだね」
昴流「…今頃はもう、空の上で二人は無事に会えているのかな…」
京珂(……! あ、あら…。憂えた表情で窓から夜空を眺めたりなんかして…。いつになくロマンチックじゃない。不意打ちで思わずキュンとしちゃった…。…そう、そうよ。この儚さ、この雰囲気こそが、私の求めていた皇昴流…!)
昴流「…年に一度の逢瀬か…。……やっぱり今晩は燃えるんだろうな」
京珂「……はい?」
昴流「え? だから、今日の夜の二人はさぞかし…」
京珂「いやああああっ!! この人の中の色欲魔を誰か取り除いて下さい! 後生ですから!!」