皇昴流はそんな事言わない~春夏秋冬ver+α~
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■9月 学園祭
京珂「ふんふんふふ~ん♪」
昴流「…京珂、随分ご機嫌だね。何か良い事でもあった?」
京珂「んっふふー。実は今度うちの大学の学園祭にね、嵐が来るんだって~! 凄いよね! びっくりだよね!」
昴流「…あら、し…?」
京珂「あれ…? ひょっとして昴流君、嵐知らなかったりする? 嵐ってね、今大人気のアイドルグループなんだよ!」
昴流「…そ、そうなんだ」
京珂「はぅ、生のマツジュンに会えるなんて何だか夢みたい…。楽しみ過ぎて、胸が膨らむよー…」
昴流「へえ…」
京珂「……」
昴流「………」
京珂「………」
昴流「…………」
京珂「…………。ちょっと、そこの人」
昴流「……?」
京珂「『目は口ほどにものを言う』って、本当かもしれないわね。…今ず───っと、私の胸ガン見してただろ? 私が気づいてないとでも思ったのか?」
昴流「…観るだけなら良いじゃないか、別に」
京珂「良い訳あるか。もし私が、昴流君の、その……股間をずっとガン見してたら嫌でしょ?」
昴流「…え…ッ!?」
京珂「え?? …あ、ち…違う! 今のは違うから! ものの例えってやつだから!」
昴流「…僕には変態とか散々言う癖に、君だって大概じゃないか。まさか君がそんな事を…」
京珂「だ、だからぁ!! 今のはもし仮にの話なんだってば! 私はそんな事しませんから!!」
昴流「今日は予想外な事実が分かって驚きの日だよ。…後で日記に書いておこう」
京珂「やめて!! 墓穴を掘ったのは重々承知してるけど本当やめて!! ていうか昴流君、日記なんてつけてるの!? 初耳! てかその日記ろくな事書いてなさそうなんだけど! 書いてなさそう過ぎて逆に見たいわ!」