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はじまりは突然に



俺がこの"国"に来たのは2年前
最後に覚えているのは東京タワー

どうしてそこに来たのかも今はもう覚えていない。気づけば東京タワーの入り口前にいた。
入り口を通った瞬間、眩しい光に包まれた。

気づいた時にはシュエレント王国の首都エリルの街中にいた。
突然の出来事に途方にくれる中、街中の視線は俺に向けられていた。そんな時、騒ぎを聞きつけた騎士団率いるカイルが俺の目の前に現れた。

金髪で整った顔の男はゲームでしか見たことのない細かく装飾された武具と鎧を纏い、俺を上から見下ろした。

だが俺はこの状況を理解出来ず、ただ下を向き震える事しか出来なかった。
しかしカイルは強引にもそんな俺の片腕を掴み、空いてる手で俺の顎を掴み無理矢理自分に向けさせた。

「⁈」

反射的に拒もうとするが自分より大きく堅い身体はピクリともしない。むしろ抵抗を封じるようにさらに力がこもる

「、、や、めっ、、」

「綺麗だな、銀髪で蒼い瞳か」

は?わけわからん。銀髪?蒼い瞳?
何言ってんだこいつ、俺はれっきとした純日本人で25歳の平凡な男だろ

この状況に加え相手の言葉に対し疑問しか浮かばない俺
混乱している思考の中で不意に街中の店の窓に映る自分を見た

「えっ、、な、、んで?」

カイルに身体を抑えつけられている俺は銀髪と蒼い瞳をしたどうみても15、6歳くらいの少年だった。

ー少年は眠るように気を失ったー

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