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黒龍騎士団

「、、、、チッ」

舌打ちしたアスランは興ざめしたように俺を手放した

解放された俺はイスラの方に歩みより背後に隠れた

「銀翼の悪魔、、」

ドキリッ

「蒼い瞳と銀髪の美しい美貌をもち、戦場では敵を惑わせ命をくらうシュエレント王国の銀翼の悪魔」

アスランは俺をもう一度みた

俺は反射的にフードを被り視線を逸らした。
その様子に俺をかばうように一歩前にでるイスラ

「これは驚きました。隣国ではそんなありもしない噂が出回っているとは、ユリウス国は余程おとぎ話がお好きなんですね」

あくまで口調は穏やかでにこやかな笑顔のイスラ
イスラの嫌味にアスランは表情一つ変えなかった。

「だが、火の無いところに煙はたたない。
おとぎ話が事実なのであれば、、、」

「どうするというのですか?」

アスランはもう一度俺をみて
面白そうに笑った


「是非我が軍に欲しい」






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