爆破ミッション
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まだ体は少し痛むが、歩けないほどではない。
私はゆっくりとベッドから下りると、一階へ下りていった。
「ミキ・・・」
私の姿を見て、母さんが心配そうに駆け寄ってくる。
「まだ寝てないと駄目じゃないか」
「もう平気。それより・・・エアリスは?」
母さんはため息を吐くが、それ以上何も言ってこなかった。
言っても聞かないと思って、諦めたんだろう。
「花売りさ。壱番街に行くって言ってたよ」
・・・一人で行ったんだ。
私は顔をしかめた。
あれほど一人で外を出歩いちゃいけないって言ってるのに・・・。
『今入ってきたニュースです』
付けっぱなしになっていたテレビから、切迫したキャスターの声が聞こえてきた。
『つい先程、何者かによって壱番魔晄炉が爆破されるという事件が起こりました。犯人は確定していませんが、恐らく反神羅組織を自称しているアバランチだと思われます。繰り返します。つい先程・・・』
思わず母さんを見る。
・・・エアリスは壱番街に花を売りに行っている。
もしかしたら、巻き込まれてるかも――――。
「エアリスを迎えに行ってくる」
母さんは反対しなかった。
心配そうな顔で頷く。
「気をつけるんだよ」
「うん」
再びテレビに目をやると、魔晄炉が爆発したときの様子が映っていた。
・・・かなり激しい爆発だ。
エアリスは大丈夫だろうか。
『住宅街への被害は少ないようですが、魔晄炉内にいた人々の生死はまだ確認が取れていません。救助活動もまだ始まっておらず、これからの見通しもついていません・・・』
恐らく・・・魔晄炉内にいた人々は、もう命は無いだろう。
「・・・酷い話だね」
母さんは苦々しげに呟いた。
私も小さく頷く。
「星を救うためだったら、何だってしていいわけじゃないよ」
それだけ呟くと、玄関に向かって歩き出した。
私はゆっくりとベッドから下りると、一階へ下りていった。
「ミキ・・・」
私の姿を見て、母さんが心配そうに駆け寄ってくる。
「まだ寝てないと駄目じゃないか」
「もう平気。それより・・・エアリスは?」
母さんはため息を吐くが、それ以上何も言ってこなかった。
言っても聞かないと思って、諦めたんだろう。
「花売りさ。壱番街に行くって言ってたよ」
・・・一人で行ったんだ。
私は顔をしかめた。
あれほど一人で外を出歩いちゃいけないって言ってるのに・・・。
『今入ってきたニュースです』
付けっぱなしになっていたテレビから、切迫したキャスターの声が聞こえてきた。
『つい先程、何者かによって壱番魔晄炉が爆破されるという事件が起こりました。犯人は確定していませんが、恐らく反神羅組織を自称しているアバランチだと思われます。繰り返します。つい先程・・・』
思わず母さんを見る。
・・・エアリスは壱番街に花を売りに行っている。
もしかしたら、巻き込まれてるかも――――。
「エアリスを迎えに行ってくる」
母さんは反対しなかった。
心配そうな顔で頷く。
「気をつけるんだよ」
「うん」
再びテレビに目をやると、魔晄炉が爆発したときの様子が映っていた。
・・・かなり激しい爆発だ。
エアリスは大丈夫だろうか。
『住宅街への被害は少ないようですが、魔晄炉内にいた人々の生死はまだ確認が取れていません。救助活動もまだ始まっておらず、これからの見通しもついていません・・・』
恐らく・・・魔晄炉内にいた人々は、もう命は無いだろう。
「・・・酷い話だね」
母さんは苦々しげに呟いた。
私も小さく頷く。
「星を救うためだったら、何だってしていいわけじゃないよ」
それだけ呟くと、玄関に向かって歩き出した。