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・・・こいつが、コルネオ・・・。
目の前の椅子に座る中年太りのオヤジを見て、私は思わず絶句した。
こんなやつ、絶対嫌だ。
部屋中たばこ臭いし、額は脂ぎってるし・・・。
出来るだけ嫌な気持ちを顔に出さないように努力しているが、いつまで保つか・・・。
私たちは、コルネオの前に横一列に並ばされていた。
「ほひー! いいの~いいの~♪」
妙な奇声を発しながら、近づいてくる。
一人一人の顔をじーっくりとのぞき込み、いやらしい顔で「うんうん」呟きながら頷いている。
・・・無理だ。
こいつは、生理的に無理。
私の番が来たとき。
思わず・・・ほぼ無意識に近い領域で、私は息を止めていた。
じーっと、顔をのぞき込まれる。
・・・つらい。
いいから早く終わらせて・・・!
彼が前から去った瞬間に、息を吐いた。
たばこ臭い空気が肺を満たす。
思わず涙が出そうになった。
・・・もう、やだ。
早く出たい、こんなとこ・・・。
「決ーめた! 今夜のおなごは・・・!」
人差し指を宙に向けた状態で、コルネオは制止する。
私は冷や汗をかきながらその時を待った。
そして
「この骨太のおなごじゃあ!」
指差されたのは、クラウドだった。
まさかの事態に、ティファ、エアリス、私は同時にクラウドの方を見る。
いや、本人が一番ビックリしてるみたいだけど、こちらとしても女としてのプライドを踏みにじられた感じがするんですが・・・。
「後はいらん! お前達で好きにしろ」
「ありがとうございますっ!!」
周りにいた手下達が嬉しそうに敬礼した。
まさか、余り物の私たちはこいつらのお相手?
・・・冗談じゃない。
「おら、こっちだ!」
乱暴な手つきで、私達は男に引っ張られていった。
目の前の椅子に座る中年太りのオヤジを見て、私は思わず絶句した。
こんなやつ、絶対嫌だ。
部屋中たばこ臭いし、額は脂ぎってるし・・・。
出来るだけ嫌な気持ちを顔に出さないように努力しているが、いつまで保つか・・・。
私たちは、コルネオの前に横一列に並ばされていた。
「ほひー! いいの~いいの~♪」
妙な奇声を発しながら、近づいてくる。
一人一人の顔をじーっくりとのぞき込み、いやらしい顔で「うんうん」呟きながら頷いている。
・・・無理だ。
こいつは、生理的に無理。
私の番が来たとき。
思わず・・・ほぼ無意識に近い領域で、私は息を止めていた。
じーっと、顔をのぞき込まれる。
・・・つらい。
いいから早く終わらせて・・・!
彼が前から去った瞬間に、息を吐いた。
たばこ臭い空気が肺を満たす。
思わず涙が出そうになった。
・・・もう、やだ。
早く出たい、こんなとこ・・・。
「決ーめた! 今夜のおなごは・・・!」
人差し指を宙に向けた状態で、コルネオは制止する。
私は冷や汗をかきながらその時を待った。
そして
「この骨太のおなごじゃあ!」
指差されたのは、クラウドだった。
まさかの事態に、ティファ、エアリス、私は同時にクラウドの方を見る。
いや、本人が一番ビックリしてるみたいだけど、こちらとしても女としてのプライドを踏みにじられた感じがするんですが・・・。
「後はいらん! お前達で好きにしろ」
「ありがとうございますっ!!」
周りにいた手下達が嬉しそうに敬礼した。
まさか、余り物の私たちはこいつらのお相手?
・・・冗談じゃない。
「おら、こっちだ!」
乱暴な手つきで、私達は男に引っ張られていった。