教会に咲く花
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「・・・逃げ切れた、かな?」
エアリスの囁きに、俺は頷いた。
「ああ。もう追ってこない」
俺たちは教会の奥へ逃げ込み、上へ登って、俺が落ちたときに開いた穴から屋根に脱出した。
相手も、まさかこんな所に逃げたとは思わないだろう。
恐らく、もう大丈夫だ。
「・・・あいつはタークスだ」
俺はため息混じりに呟く。
「神羅の組織。ソルジャーの人材を探すのが仕事だ」
「こんな乱暴に? まるで人さらいみたい」
「裏では汚いこともやってるらしい」
「ふ~ん」
タークスは神羅が所有する少人数精鋭部隊だ。
表向きの仕事はソルジャーの人材探し。
だがその実力は折り紙つきで、諜報、護衛、暗殺・・・何でも軽々とこなしてしまう。
戦闘能力もかなり高いはずだ。
「だが、なぜあんたが狙われる?」
彼女は少し考えるポーズを取る。
「さあ? わたし、ソルジャーの素質があるとか?」
「・・・どうだかな」
本気で言ったわけではないのだろう。
軽くあしらわれている感じがする。
俺は立ち上がった。
「仕事はあんたを家まで無事に送り届けることだったな。さっさと行こう」
「そうだね。家、こっちだから」
エアリスの後を追って、俺も歩き出した。
エアリスの囁きに、俺は頷いた。
「ああ。もう追ってこない」
俺たちは教会の奥へ逃げ込み、上へ登って、俺が落ちたときに開いた穴から屋根に脱出した。
相手も、まさかこんな所に逃げたとは思わないだろう。
恐らく、もう大丈夫だ。
「・・・あいつはタークスだ」
俺はため息混じりに呟く。
「神羅の組織。ソルジャーの人材を探すのが仕事だ」
「こんな乱暴に? まるで人さらいみたい」
「裏では汚いこともやってるらしい」
「ふ~ん」
タークスは神羅が所有する少人数精鋭部隊だ。
表向きの仕事はソルジャーの人材探し。
だがその実力は折り紙つきで、諜報、護衛、暗殺・・・何でも軽々とこなしてしまう。
戦闘能力もかなり高いはずだ。
「だが、なぜあんたが狙われる?」
彼女は少し考えるポーズを取る。
「さあ? わたし、ソルジャーの素質があるとか?」
「・・・どうだかな」
本気で言ったわけではないのだろう。
軽くあしらわれている感じがする。
俺は立ち上がった。
「仕事はあんたを家まで無事に送り届けることだったな。さっさと行こう」
「そうだね。家、こっちだから」
エアリスの後を追って、俺も歩き出した。