罠
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「にんじん、タマネギ、ジャガイモ・・・」
母さんから渡された買い物リストを見ながら、私は店に向かって歩いていた。
母さんはエアリスに行かせようとしていたみたいだったが、私が行くと名乗り出たのだ。
彼女一人で行かせることは出来ないので、一緒に行くぐらいなら私が一人で行った方がいいと思った。
にんじんに、タマネギに、ジャガイモ・・・。
今日はカレーかな?
それとも、シチューかもしれない。
そんなたわいのないことを考えながら歩いていたとき、
「おい、聞いたか? アバランチの話」
男の人が2人、道端で話し込んでいるのが聞こえてきた。
・・・アバランチ?
思わず、耳をそばだてる。
「ああ、ニュースでやってたやつだろ? 壱番魔晄炉の次は伍番魔晄炉だってな」
「爆破予告を神羅に送りつけるなんて、大した根性してるよな」
「だが、調子に乗って捕まるのがオチだろ」
「俺もそう思うね」
2人の笑い声を最後に、会話は聞こえなくなった。
・・・伍番魔晄炉。
嫌な予感がした。
5番街スラムには、いつもエアリスが花の手入れをしに行く教会がある。
私がいない間に1人で行かなきゃいいんだけど・・・。
すごく心配になった。
自分でも気がつかないうちに、先程よりも早歩きになっていた。
母さんから渡された買い物リストを見ながら、私は店に向かって歩いていた。
母さんはエアリスに行かせようとしていたみたいだったが、私が行くと名乗り出たのだ。
彼女一人で行かせることは出来ないので、一緒に行くぐらいなら私が一人で行った方がいいと思った。
にんじんに、タマネギに、ジャガイモ・・・。
今日はカレーかな?
それとも、シチューかもしれない。
そんなたわいのないことを考えながら歩いていたとき、
「おい、聞いたか? アバランチの話」
男の人が2人、道端で話し込んでいるのが聞こえてきた。
・・・アバランチ?
思わず、耳をそばだてる。
「ああ、ニュースでやってたやつだろ? 壱番魔晄炉の次は伍番魔晄炉だってな」
「爆破予告を神羅に送りつけるなんて、大した根性してるよな」
「だが、調子に乗って捕まるのがオチだろ」
「俺もそう思うね」
2人の笑い声を最後に、会話は聞こえなくなった。
・・・伍番魔晄炉。
嫌な予感がした。
5番街スラムには、いつもエアリスが花の手入れをしに行く教会がある。
私がいない間に1人で行かなきゃいいんだけど・・・。
すごく心配になった。
自分でも気がつかないうちに、先程よりも早歩きになっていた。