卒業式が終わり
波「優羽一緒に帰ろ〜？
私の彼氏と紫耀くんと一緒に」なんて
耳打ちで言ってきてびっくりした顔を
して波瑠を見ると「紫耀くんに伝えたい
事があるんでしょ？」と言ってきた。

「なんで分かったの？」と聞くと優羽
の親友ですからっとドヤ顔をしていた。
流石だなぁと思ってきたら波瑠の彼氏さんと
紫耀くんがやってきた。
波瑠は「優羽が待ちくたびれてるよー？
」と冗談ぽく言ったら紫耀くんは
「えー…ゴメン。
何が奢るから許して」
なんて本気にしてるから私と波瑠は思わず
笑ってしまった。
紫耀くんが状況が読み取れずぽかーんとした
顔をしていると波瑠の彼氏さんが紫耀くんに
「波瑠が言った事は冗談だから気にすんな」
と伝えると「えー‼」とびっくりしていた。

そういう所も可愛いんだよなぁー…。
とぼーっとしていると紫耀くんに
「大丈夫？」と聞かれたから「大丈夫だよ、いつもありがとう。紫耀くん大好き。」と
さりげなく伝えるとびっくりしながら立っていた。
波瑠の彼氏さんに帰るぞーなんて言われ
慌ててくる紫耀くん。
ちなみに歩く時は女子が前男子が後ろと
いう私達の暗黙のルール。

一緒に歩いてる波瑠にさっきさりげなく
紫耀くんに大好きって伝えたって言ったら
びっくりしながらもよく頑張ったねっと
言ってくれた。
ちなみに紫耀くんは分かりやすく動揺
していて波瑠の彼氏さんにお前大丈夫？
って何回も言っていた。

そしていつもの分かれ道で私と紫耀くん
波瑠と波瑠の彼氏さんに分かれる。
じゃあなーとじゃあねーが交わり二手に
分かれさっきの今だし気まづい雰囲気。

紫「ねぇ、いつもの公園寄っていかない？」
優羽「うん！寄ろう。」

と来たのは学校帰りに来ていた
いつもの公園。

紫「ねぇ…さっき言ってたのって本気？」
優羽「うん、
ずっと誰にも相談出来ずに辛くて苦しんで
いた私を助けてくれて受け入れてくれて
優しい紫耀くんの事が大好きです。

今日が伝えられるの最後かなって思って
思い切って伝えてみました。」

紫「俺も今日自分の気持ちを伝えたくて
波瑠に優羽も一緒に帰るように頼んでた。
でも言われると思ってなかったから凄く
びっくりしたけどめちゃくちゃ嬉しかった。

優羽の事語ると長くなるから省略するね？
優羽が
海人と付き合ってたのも知ってて幸せそう
だし楽しそうだなぁって思いながら見てて
ある日海人が他の女と一緒にいて何してんだ？
と思いバレないようについていくと
使われていない倉庫に入って行って
うっすら空いてたから覗いてみると2人
して裸で行為をしてたんだよ。
段々イラついてきてさ放課後その
使われていない倉庫に連れてきて
「お前昼間何してた？」って聞くと
海人は「ん？別に紫耀には関係なくね？」
と開き直り。
紫「俺何してたか知ってんだからな。
お前まじで最低だな。
優羽がいるのに浮気とか。」
海「あれ見てたの？
覗きとかないわ〜。
てか優羽も浮気してるよ？」