義兄弟
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社員:「弟さんと仰る方からお電話です。」
比奈:「弟?ありがとうございます。…もしもし?」
比奈が働く会社に電話が掛かってきた。
葛葉:「姉ちゃん!どうしよう!ロウが。」
比奈:「葛葉?どうしたの、落ち着いて。」
葛葉:「ロウがパニック起こしてて、呼びかけても嫌だとか置いていかないでとかしか言わなくて。俺が、俺がロウを一人にしたから…」
比奈:「どうしよう…」
社長:「今から急いで帰って下さい。なにやら大変そうですので。」
比奈:「社長!ありがとうございます。葛葉、私今から帰るから、もう少しだけロウの事見といて。」
葛葉:「ゴメン、姉ちゃん…」
比奈は急いで帰る支度をし、タクシーを捕まえて飛び乗った。
ロウは風邪を引いたのか、朝から熱があって保育園を休んでいる。
今日たまたま学校が振り替え休日で休みだった葛葉が、ロウの看病をしていた。
比奈:「ただいま。」
葛葉:「姉ちゃん…」
比奈:「ゴメンね。大変だったね。」
比奈と葛葉はロウが寝ている部屋に向かった。
比奈:「ロウ?大丈夫?」
ロウ:「ゼェ…ゼェ…いやだ…やだ…」
ロウは目をギュッと瞑り、半ば過呼吸のような状態でヤダヤダと繰り返している。
比奈:「ロウ、おいで。」
比奈は優しく呼んで、ロウをギュッと抱きしめた。
比奈:「ロウ、ゆっくり深呼吸しよっか。」
そう言いながら背中をポンポンとゆっくり叩いた。
ロウ:「ヤダ…おいていくの…」
比奈:「やだねぇ。大丈夫。私も葛葉もここにいるよ。」
そうやっていると、次第にロウの呼吸が落ち着いた。
それを見て、葛葉もほっと息を吐いた。
比奈:「ロウ、そろそろ目を開けて欲しいな。」
ポンポンとするのはそのままに、比奈は優しく声かけた。
ロウ:「はぁ…はぁ…ねー…ちゃん?」
比奈:「落ち着いたかな。ただいま、ロウ。」
ロウ:「うっ…ひっく…」
比奈:「あ〜あ、あんまり泣くと熱上がっちゃうよ。」
葛葉:「ロウ、ごめんな。俺が外に出たばっかりに。俺が面倒みるって言ったのに…」
比奈:「葛葉…」
ロウは目に涙を浮かべたまま、葛葉の方に手を伸ばした。
葛葉は少し驚いたが、ロウを抱きかかえた。
ロウ:「にーちゃん、ロウと一緒?」
葛葉:「あぁ。ずっと一緒だ。」
ロウ:「フフッ」
葛葉の言葉を聞いて、嬉しそうに笑い、そのまま目を閉じて眠ってしまった。
ロウを抱いたまま、葛葉はポツポツと話し出した。
葛葉:「友達が、貸してた物を返しに来てさ。ロウ寝てるから外に出て10分位喋ってたんだよ。で、戻ってきたらあんな感じで…コイツ、一人になるの嫌がってるの、薄々気付いてたのに…俺、ロウに酷い事してしまったし、姉ちゃんにも迷惑かけた。」
比奈:「そうだったんだね。葛葉、ありがとう。」
葛葉:「えっ?」
比奈:「だって、その10分以外はずっとロウの側にいてくれたんでしょ?せっかくの休みなのに、ありがとね。」
葛葉:「何で?何で怒んねぇの?姉ちゃんにも会社にも、迷惑掛けたんだよ。」
比奈:「怒らないでしょ。寧ろ感謝だって。それに…怖かったよね。ロウのあんな姿見たら。怖い思いさせてゴメンね。」
葛葉:「姉ちゃん…」
葛葉は今にも泣きそうだったが、グッと我慢していた。
比奈:「じゃあ〜、頑張ってくれた葛葉に特別!リビング行こう?」
葛葉はロウを抱っこしたまま、リビングに降りた。
比奈:「ちょっと待ってね〜。確かこの辺に…あった!はい、葛葉。」
比奈の手にはアイスが2つ。
葛葉:「くれんの?」
比奈:「私が夜中にこっそり食べようって買って隠してたんだよね。皆には内緒ね。wロウ抱いたまま食べれる?」
葛葉:「大丈夫。一緒って約束したから。」
比奈:「弟?ありがとうございます。…もしもし?」
比奈が働く会社に電話が掛かってきた。
葛葉:「姉ちゃん!どうしよう!ロウが。」
比奈:「葛葉?どうしたの、落ち着いて。」
葛葉:「ロウがパニック起こしてて、呼びかけても嫌だとか置いていかないでとかしか言わなくて。俺が、俺がロウを一人にしたから…」
比奈:「どうしよう…」
社長:「今から急いで帰って下さい。なにやら大変そうですので。」
比奈:「社長!ありがとうございます。葛葉、私今から帰るから、もう少しだけロウの事見といて。」
葛葉:「ゴメン、姉ちゃん…」
比奈は急いで帰る支度をし、タクシーを捕まえて飛び乗った。
ロウは風邪を引いたのか、朝から熱があって保育園を休んでいる。
今日たまたま学校が振り替え休日で休みだった葛葉が、ロウの看病をしていた。
比奈:「ただいま。」
葛葉:「姉ちゃん…」
比奈:「ゴメンね。大変だったね。」
比奈と葛葉はロウが寝ている部屋に向かった。
比奈:「ロウ?大丈夫?」
ロウ:「ゼェ…ゼェ…いやだ…やだ…」
ロウは目をギュッと瞑り、半ば過呼吸のような状態でヤダヤダと繰り返している。
比奈:「ロウ、おいで。」
比奈は優しく呼んで、ロウをギュッと抱きしめた。
比奈:「ロウ、ゆっくり深呼吸しよっか。」
そう言いながら背中をポンポンとゆっくり叩いた。
ロウ:「ヤダ…おいていくの…」
比奈:「やだねぇ。大丈夫。私も葛葉もここにいるよ。」
そうやっていると、次第にロウの呼吸が落ち着いた。
それを見て、葛葉もほっと息を吐いた。
比奈:「ロウ、そろそろ目を開けて欲しいな。」
ポンポンとするのはそのままに、比奈は優しく声かけた。
ロウ:「はぁ…はぁ…ねー…ちゃん?」
比奈:「落ち着いたかな。ただいま、ロウ。」
ロウ:「うっ…ひっく…」
比奈:「あ〜あ、あんまり泣くと熱上がっちゃうよ。」
葛葉:「ロウ、ごめんな。俺が外に出たばっかりに。俺が面倒みるって言ったのに…」
比奈:「葛葉…」
ロウは目に涙を浮かべたまま、葛葉の方に手を伸ばした。
葛葉は少し驚いたが、ロウを抱きかかえた。
ロウ:「にーちゃん、ロウと一緒?」
葛葉:「あぁ。ずっと一緒だ。」
ロウ:「フフッ」
葛葉の言葉を聞いて、嬉しそうに笑い、そのまま目を閉じて眠ってしまった。
ロウを抱いたまま、葛葉はポツポツと話し出した。
葛葉:「友達が、貸してた物を返しに来てさ。ロウ寝てるから外に出て10分位喋ってたんだよ。で、戻ってきたらあんな感じで…コイツ、一人になるの嫌がってるの、薄々気付いてたのに…俺、ロウに酷い事してしまったし、姉ちゃんにも迷惑かけた。」
比奈:「そうだったんだね。葛葉、ありがとう。」
葛葉:「えっ?」
比奈:「だって、その10分以外はずっとロウの側にいてくれたんでしょ?せっかくの休みなのに、ありがとね。」
葛葉:「何で?何で怒んねぇの?姉ちゃんにも会社にも、迷惑掛けたんだよ。」
比奈:「怒らないでしょ。寧ろ感謝だって。それに…怖かったよね。ロウのあんな姿見たら。怖い思いさせてゴメンね。」
葛葉:「姉ちゃん…」
葛葉は今にも泣きそうだったが、グッと我慢していた。
比奈:「じゃあ〜、頑張ってくれた葛葉に特別!リビング行こう?」
葛葉はロウを抱っこしたまま、リビングに降りた。
比奈:「ちょっと待ってね〜。確かこの辺に…あった!はい、葛葉。」
比奈の手にはアイスが2つ。
葛葉:「くれんの?」
比奈:「私が夜中にこっそり食べようって買って隠してたんだよね。皆には内緒ね。wロウ抱いたまま食べれる?」
葛葉:「大丈夫。一緒って約束したから。」
