義兄弟
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施設での生活にも皆慣れて、兄弟としての絆も強くなっていた。
ロウ:「あっ…」
ロウの視線の先には、比奈が職員に呼ばれて面談室に入っていく所だった。
ロウ:「うそ…」
幼いながらも、此処がどういう所かは理解しており、この面談室がどういう場所なのかも分かっていた。
だから、そこに比奈が入っていくのを見てしまい、絶望してしまった。
葛葉:「らう〜。飯だってよ。」
ロウ:「いらない…」
葛葉:「んだよ。具合悪いんか?」
ロウ:「…いや」
イブラヒム:「あれ?ロウは?」
葛葉:「分かんねぇけど、布団被って飯いらねえって。具合悪い訳では無いらしい。」
湊:「あれ?ロウ?」
イブラヒム:「飯いらないんだって。」
湊:「何で?病気?」
葛葉:「病気じゃないから、大丈夫だ。」
湊:「なら僕、ロウにおにぎり持って行く!」
自分達の食事を終え、湊がイブラヒムに教えて貰いながら、ラップでおにぎりを作った。
湊:「できた!ロウの部屋行ってくる!」
湊は元気に食堂を出て行った。
イブラヒム:「そういえば、姉貴いなくね?」
葛葉:「比奈ねーちゃんなら、今面談室。」
イブラヒム:「あっ、里親候補ってヤツ?」
葛葉:「じゃねぇ?知らんけど。」
イブラヒム:「姉貴、いなくなるのか…」
葛葉:「アイツ、完全に俺等のねーちゃんみたいだしな。」
そんな話しをしていたら、さっき元気に出て行った湊が、しょんぼりして帰ってきた。
湊:「ロウ…いらないって。」
イブラヒム:「腹減ったら、そのうち食うさ。」
湊の頭を撫でた。
それからは、いつものゲームでワイワイする声も無く、静かだった。
そして、夕食の時間。
比奈:「あれ?ロウは?」
葛葉:「それが…昼から元気無いんだよ。昼飯誘ってもいらないの一点張りでさ。ずっと布団に包まってる。」
イブラヒム:「ちな、病気では無いらしいぞ。」
比奈:「どうしたんだろう?ちょっと見てくる。」
比奈はロウの部屋に向かった。
ロウは膝を抱えて座っていた。
比奈:「ロウ?夕食だよ、行こ?」
ロウ:「…比奈…さん…」
比奈:「ロウ?」
普段は、姉ちゃんとか比奈ねぇとか呼んでいるのに、さん付けで呼ばれて驚いた。
比奈:「泣いてるの?」
そう言って手を伸ばしたが、パチンと払われた。
ロウ:「優しくすんな!どうせまた置いて行くんだろ!!」
突然のロウの大声に、葛葉やイブラヒム、湊も駆けつけた。
比奈:「ロウを置いてどこも行かないよ。」
ロウ:「嘘だ!!みんなロウを置いていなくなる…」
葛葉:「ロウ…」
湊:「ロウ…泣かないで…俺も悲しくなっちゃう。」
イブラヒム:「もしかしてオマエ、面談室に姉貴が行ったの見たのか?」
ロウはコクリと頷いた。
イブラヒム:「なるほどな。」
比奈はロウ前にしゃがんだ。
比奈:「ロウ、聞いて?ロウは、私がここを出て行くって思ってるの?」
ロウは、また頷いた。
比奈:「ごめんけど、私ここ出て行く気無いよ。」
ロウ、葛葉:「え?」
イブラヒム:「お前もかよ。w」
葛葉:「里親見つかったんじゃねぇの?」
比奈:「酷い…葛葉が追い出そうとする。」
葛葉:「ちげぇよ!まだいるの!?」
比奈:「いるよ。詳しくは後で話すから、先にご飯食べよ?お腹空いたよ。」
比奈は立ち上がって、ロウへ手を伸ばした。
その手をギュッと掴んで立ち上がった。
2人は手を繋いで食堂へと向かった。後ろから3人も付いてきて、さっきまでの静かさから打って変わって賑やかだ。
イブラヒム:「で?里親断ったって事?」
食事もあらかた終わったタイミングで、イブラヒムが切り出した。
比奈:「てか、そもそも里親なんて話し出てないよ?」
葛葉:「はぁ?」
ロウ:「だって、ロウ見た!比奈ねぇがあの部屋に入る所!」
湊:「でも、あの部屋に呼ばれた人、皆ここ出て行ってる…」
比奈:「確かにね。私は、ここの偉い人に会ってたの。」
イブラヒム:「何で?」
比奈:「ほら、ここって高校卒業したら施設出ないとでしょ。だから、それの相談。」
葛葉:「やっぱり出て行くんじゃねぇか。」
比奈:「まだ何も決まってないよ。」
ロウ:「あっ…」
ロウの視線の先には、比奈が職員に呼ばれて面談室に入っていく所だった。
ロウ:「うそ…」
幼いながらも、此処がどういう所かは理解しており、この面談室がどういう場所なのかも分かっていた。
だから、そこに比奈が入っていくのを見てしまい、絶望してしまった。
葛葉:「らう〜。飯だってよ。」
ロウ:「いらない…」
葛葉:「んだよ。具合悪いんか?」
ロウ:「…いや」
イブラヒム:「あれ?ロウは?」
葛葉:「分かんねぇけど、布団被って飯いらねえって。具合悪い訳では無いらしい。」
湊:「あれ?ロウ?」
イブラヒム:「飯いらないんだって。」
湊:「何で?病気?」
葛葉:「病気じゃないから、大丈夫だ。」
湊:「なら僕、ロウにおにぎり持って行く!」
自分達の食事を終え、湊がイブラヒムに教えて貰いながら、ラップでおにぎりを作った。
湊:「できた!ロウの部屋行ってくる!」
湊は元気に食堂を出て行った。
イブラヒム:「そういえば、姉貴いなくね?」
葛葉:「比奈ねーちゃんなら、今面談室。」
イブラヒム:「あっ、里親候補ってヤツ?」
葛葉:「じゃねぇ?知らんけど。」
イブラヒム:「姉貴、いなくなるのか…」
葛葉:「アイツ、完全に俺等のねーちゃんみたいだしな。」
そんな話しをしていたら、さっき元気に出て行った湊が、しょんぼりして帰ってきた。
湊:「ロウ…いらないって。」
イブラヒム:「腹減ったら、そのうち食うさ。」
湊の頭を撫でた。
それからは、いつものゲームでワイワイする声も無く、静かだった。
そして、夕食の時間。
比奈:「あれ?ロウは?」
葛葉:「それが…昼から元気無いんだよ。昼飯誘ってもいらないの一点張りでさ。ずっと布団に包まってる。」
イブラヒム:「ちな、病気では無いらしいぞ。」
比奈:「どうしたんだろう?ちょっと見てくる。」
比奈はロウの部屋に向かった。
ロウは膝を抱えて座っていた。
比奈:「ロウ?夕食だよ、行こ?」
ロウ:「…比奈…さん…」
比奈:「ロウ?」
普段は、姉ちゃんとか比奈ねぇとか呼んでいるのに、さん付けで呼ばれて驚いた。
比奈:「泣いてるの?」
そう言って手を伸ばしたが、パチンと払われた。
ロウ:「優しくすんな!どうせまた置いて行くんだろ!!」
突然のロウの大声に、葛葉やイブラヒム、湊も駆けつけた。
比奈:「ロウを置いてどこも行かないよ。」
ロウ:「嘘だ!!みんなロウを置いていなくなる…」
葛葉:「ロウ…」
湊:「ロウ…泣かないで…俺も悲しくなっちゃう。」
イブラヒム:「もしかしてオマエ、面談室に姉貴が行ったの見たのか?」
ロウはコクリと頷いた。
イブラヒム:「なるほどな。」
比奈はロウ前にしゃがんだ。
比奈:「ロウ、聞いて?ロウは、私がここを出て行くって思ってるの?」
ロウは、また頷いた。
比奈:「ごめんけど、私ここ出て行く気無いよ。」
ロウ、葛葉:「え?」
イブラヒム:「お前もかよ。w」
葛葉:「里親見つかったんじゃねぇの?」
比奈:「酷い…葛葉が追い出そうとする。」
葛葉:「ちげぇよ!まだいるの!?」
比奈:「いるよ。詳しくは後で話すから、先にご飯食べよ?お腹空いたよ。」
比奈は立ち上がって、ロウへ手を伸ばした。
その手をギュッと掴んで立ち上がった。
2人は手を繋いで食堂へと向かった。後ろから3人も付いてきて、さっきまでの静かさから打って変わって賑やかだ。
イブラヒム:「で?里親断ったって事?」
食事もあらかた終わったタイミングで、イブラヒムが切り出した。
比奈:「てか、そもそも里親なんて話し出てないよ?」
葛葉:「はぁ?」
ロウ:「だって、ロウ見た!比奈ねぇがあの部屋に入る所!」
湊:「でも、あの部屋に呼ばれた人、皆ここ出て行ってる…」
比奈:「確かにね。私は、ここの偉い人に会ってたの。」
イブラヒム:「何で?」
比奈:「ほら、ここって高校卒業したら施設出ないとでしょ。だから、それの相談。」
葛葉:「やっぱり出て行くんじゃねぇか。」
比奈:「まだ何も決まってないよ。」
