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比奈:「ねぇ、ロウ。本当に申し訳ないお願い事があって。」
ロウ:「何だよ。そんなかしこまって。ww」
比奈:「明日の21時前に、私に電話してくれない?」
ロウ:「何で?」
比奈:「あっ、でも配信中とかだったら大丈夫!」
ロウ:「明日はコラボとかでは無いから、別に大丈夫だと思うが。何で21時?」
比奈:「明日ね、会社の飲み会があるの。ほら、私そんなにお酒好きではないから、2次会に行きたくないなぁって思ってるんだけど。でも、断るのが苦手で…」
ロウ:「それで、俺に助けてほしいと。」
比奈:「うん…」
ロウ:「分かった。明日の21時な。」
翌日
社員:「この後2次会になりま~す!」
同僚:「勿論皆行きますよね!」
先輩:「当たり前じゃん!比奈さん、一緒に会場行こうよ。」
比奈:「えっと…あっ、電話。ちょっと待ってくださいね。…もしもし。」
ロウ:「もしもし。お前いつまで飲んでるんだよ?」
ナイスタイミングで、ロウは電話をかけてきてくれた。
おまけに、ちゃんとシチュエーションにあう話をしてくれてる。
比奈:「ゴメンね。今終わった。」
ロウ:「早く帰って来いよ。」
比奈:「うん。今から帰るね。」
電話を切ると、先輩から話しかけられた。
先輩:「何?2次会行かないの?」
比奈:「すみません。私帰らないと。遅いって電話きちゃったし。」
先輩:「何?彼氏いんの?」
何故か先輩の言い方が急に怖くなった。
比奈:「まぁ…」
会計を済ませて、同僚たちと一緒に店を出ると…
比奈:「えっ?」
店の前に、パンク衣装の男の人が。
ロウ:「やっと出てきた。」
ツカツカと私の元に来た。
ロウ:「おせぇよ。」
比奈:「来てくれたの?」
ロウ:「来ちゃ悪いかよ?」
そう言いながら、私の後ろにいた先輩をキッと睨んだ。
比奈:「ううん。ちょっとびっくりしただけ。」
まさか迎えに来てくれるなんて思ってなくて本当に驚いた。
ロウ:「ほら、帰るぞ。」
ロウは私の手を握り歩き出した。
私は慌てて皆に挨拶を言って、ロウと一緒に家路についた。
比奈:「ありがとね。わざわざ来てくれて。」
ロウ:「電話だけだと、押し切られる可能性もあったからな。」
比奈:「そうかも…」
ロウ:「ほら、早く風呂入ってこいよ。知らない奴の香水や酒の匂いがする。」
比奈:「狼も鼻効くんだね。w 行ってくる。」
【ロウ Side】
ロウ:『21時に比奈に電話するとして、まぁ19時にアラームセットしとくか。』
夜に配信をして、明け方。
寝る前にそんな事を考えて眠った。
ロウ:『まだ昼かよ。w』
しかし目が覚めたのはまだ昼。
覚醒してしまうと、気になるのは比奈の事で。
ロウ:『アイツ、会社の飲み会って言ってたな。って事は、男も勿論いるんだよな。会社の奴らに彼氏いるって言ってるんだろうか。てか、会社でそんな話しねぇか。…』
なんて事を考え出してしまった。
アイツは誰とどこに行くっていうのを事前にメールくれている。
俺がしろって言った訳ではなく、アイツが自主的に行っている事だ。
だから今日どこで飲み会があっているのかは知っていた。
ロウ:『しょうがねぇ。迎えに行ってやるか。』
俺はアイツの為と責任を勝手に押し付けて、出かける準備を始めた。
いつかの企画で、イッテツが俺らの選んだ服を当てるっていう時の服。
あれを着ていこうかと思い手を伸ばしたが…
ロウ:『いや待てよ。もし比奈を狙っている男がいたとしたら、もっと牽制できる服がいいか。』
そう思いなおし、パンク系の服を着て行った。
21時少し前。
俺は店の前につき、比奈に電話を掛けた。
比奈:「もしもし。」
ロウ:「もしもし。お前いつまで飲んでるんだよ?」
比奈:「ゴメンね。今終わった。」
ロウ:「早く帰って来いよ。」
比奈:「うん。今から帰るね。」
どうやら俺が外にいるなんて思ってないようだ。
しばらく待っていると比奈と2次会に誘おうと比奈に一生懸命話している男が出てきた。
ロウ:「おせぇよ。」
俺に気づいた比奈は、驚いた顔をしたが嬉しそうに駆け寄ってきた。
比奈:「来てくれたの?」
ロウ:「来ちゃ悪いかよ?」
比奈:「ううん。ちょっとびっくりしただけ。」
後ろであの男が、本当に彼氏か…なんて呟いてた。
ロウ:「ほら、帰るぞ。」
俺はそいつに見せびらかすように、比奈の手を握り家の方へ歩き出す。
やっぱり迎えに来て正解だったな。
家に帰りつくと、比奈に礼を言われた。
そんな事より、俺は気になる事があった。
ロウ:「ほら、早く風呂入ってこいよ。知らない奴の香水や酒の匂いがする。」
比奈:「狼も鼻効くんだね。w 行ってくる。」
コイツや俺の匂いでは無い物が、俺の鼻につく。
正直不快でしか無かった。
おそらくアイツの香水だろう。
比奈:「お風呂出たよ。ロウも入る?」
ロウ:「いや。俺、出る前に入ったから。」
やっとあの不快な匂いも消え、いつもの比奈の匂いになった。
比奈:「ちょっ、ロウ…フフッ。wありがとね。」
風呂場から出てきた比奈を抱きしめ、首筋辺りを噛んだ。
狼が甘噛みする行為は、愛情のサインである。
俺の行動に礼を言ったという事は、この行動の意味を知っているのだろうか。
【比奈 Side】
比奈:「昨日はお疲れさまでした。」
先輩:「お疲れ。2次会来て欲しかったな。」
比奈:「流石に迎えに来てくれたからですね。w」
先輩:「ダメだよ。彼氏に飲み会の場所教えたら~。」
比奈:「そうですか?私毎回誰と何するって送ってますよ。」
先輩:「束縛の強い彼氏なんだね。大変じゃない?」
比奈:「彼に言われてじゃなくて、私が勝手に送ってるだけです。ww」
先輩:「へ~…そうなんだ。てか、香水付けてる?」
比奈:「あっ、匂いキツイですか?彼がいつも使っているのをくれたんです。」
先輩:「あっ…なるほどね。」
あの飲み会後、ロウは私に普段使っている練り香水を渡されて、普段つけるように言われた。
そしてそれを付けて会社に行くと、何故か先輩が私を飲み会に誘ったり、会社の飲み会でも前みたいに2次会にしつこく誘ってくる事もなくなった。
ロウ:「何だよ。そんなかしこまって。ww」
比奈:「明日の21時前に、私に電話してくれない?」
ロウ:「何で?」
比奈:「あっ、でも配信中とかだったら大丈夫!」
ロウ:「明日はコラボとかでは無いから、別に大丈夫だと思うが。何で21時?」
比奈:「明日ね、会社の飲み会があるの。ほら、私そんなにお酒好きではないから、2次会に行きたくないなぁって思ってるんだけど。でも、断るのが苦手で…」
ロウ:「それで、俺に助けてほしいと。」
比奈:「うん…」
ロウ:「分かった。明日の21時な。」
翌日
社員:「この後2次会になりま~す!」
同僚:「勿論皆行きますよね!」
先輩:「当たり前じゃん!比奈さん、一緒に会場行こうよ。」
比奈:「えっと…あっ、電話。ちょっと待ってくださいね。…もしもし。」
ロウ:「もしもし。お前いつまで飲んでるんだよ?」
ナイスタイミングで、ロウは電話をかけてきてくれた。
おまけに、ちゃんとシチュエーションにあう話をしてくれてる。
比奈:「ゴメンね。今終わった。」
ロウ:「早く帰って来いよ。」
比奈:「うん。今から帰るね。」
電話を切ると、先輩から話しかけられた。
先輩:「何?2次会行かないの?」
比奈:「すみません。私帰らないと。遅いって電話きちゃったし。」
先輩:「何?彼氏いんの?」
何故か先輩の言い方が急に怖くなった。
比奈:「まぁ…」
会計を済ませて、同僚たちと一緒に店を出ると…
比奈:「えっ?」
店の前に、パンク衣装の男の人が。
ロウ:「やっと出てきた。」
ツカツカと私の元に来た。
ロウ:「おせぇよ。」
比奈:「来てくれたの?」
ロウ:「来ちゃ悪いかよ?」
そう言いながら、私の後ろにいた先輩をキッと睨んだ。
比奈:「ううん。ちょっとびっくりしただけ。」
まさか迎えに来てくれるなんて思ってなくて本当に驚いた。
ロウ:「ほら、帰るぞ。」
ロウは私の手を握り歩き出した。
私は慌てて皆に挨拶を言って、ロウと一緒に家路についた。
比奈:「ありがとね。わざわざ来てくれて。」
ロウ:「電話だけだと、押し切られる可能性もあったからな。」
比奈:「そうかも…」
ロウ:「ほら、早く風呂入ってこいよ。知らない奴の香水や酒の匂いがする。」
比奈:「狼も鼻効くんだね。w 行ってくる。」
【ロウ Side】
ロウ:『21時に比奈に電話するとして、まぁ19時にアラームセットしとくか。』
夜に配信をして、明け方。
寝る前にそんな事を考えて眠った。
ロウ:『まだ昼かよ。w』
しかし目が覚めたのはまだ昼。
覚醒してしまうと、気になるのは比奈の事で。
ロウ:『アイツ、会社の飲み会って言ってたな。って事は、男も勿論いるんだよな。会社の奴らに彼氏いるって言ってるんだろうか。てか、会社でそんな話しねぇか。…』
なんて事を考え出してしまった。
アイツは誰とどこに行くっていうのを事前にメールくれている。
俺がしろって言った訳ではなく、アイツが自主的に行っている事だ。
だから今日どこで飲み会があっているのかは知っていた。
ロウ:『しょうがねぇ。迎えに行ってやるか。』
俺はアイツの為と責任を勝手に押し付けて、出かける準備を始めた。
いつかの企画で、イッテツが俺らの選んだ服を当てるっていう時の服。
あれを着ていこうかと思い手を伸ばしたが…
ロウ:『いや待てよ。もし比奈を狙っている男がいたとしたら、もっと牽制できる服がいいか。』
そう思いなおし、パンク系の服を着て行った。
21時少し前。
俺は店の前につき、比奈に電話を掛けた。
比奈:「もしもし。」
ロウ:「もしもし。お前いつまで飲んでるんだよ?」
比奈:「ゴメンね。今終わった。」
ロウ:「早く帰って来いよ。」
比奈:「うん。今から帰るね。」
どうやら俺が外にいるなんて思ってないようだ。
しばらく待っていると比奈と2次会に誘おうと比奈に一生懸命話している男が出てきた。
ロウ:「おせぇよ。」
俺に気づいた比奈は、驚いた顔をしたが嬉しそうに駆け寄ってきた。
比奈:「来てくれたの?」
ロウ:「来ちゃ悪いかよ?」
比奈:「ううん。ちょっとびっくりしただけ。」
後ろであの男が、本当に彼氏か…なんて呟いてた。
ロウ:「ほら、帰るぞ。」
俺はそいつに見せびらかすように、比奈の手を握り家の方へ歩き出す。
やっぱり迎えに来て正解だったな。
家に帰りつくと、比奈に礼を言われた。
そんな事より、俺は気になる事があった。
ロウ:「ほら、早く風呂入ってこいよ。知らない奴の香水や酒の匂いがする。」
比奈:「狼も鼻効くんだね。w 行ってくる。」
コイツや俺の匂いでは無い物が、俺の鼻につく。
正直不快でしか無かった。
おそらくアイツの香水だろう。
比奈:「お風呂出たよ。ロウも入る?」
ロウ:「いや。俺、出る前に入ったから。」
やっとあの不快な匂いも消え、いつもの比奈の匂いになった。
比奈:「ちょっ、ロウ…フフッ。wありがとね。」
風呂場から出てきた比奈を抱きしめ、首筋辺りを噛んだ。
狼が甘噛みする行為は、愛情のサインである。
俺の行動に礼を言ったという事は、この行動の意味を知っているのだろうか。
【比奈 Side】
比奈:「昨日はお疲れさまでした。」
先輩:「お疲れ。2次会来て欲しかったな。」
比奈:「流石に迎えに来てくれたからですね。w」
先輩:「ダメだよ。彼氏に飲み会の場所教えたら~。」
比奈:「そうですか?私毎回誰と何するって送ってますよ。」
先輩:「束縛の強い彼氏なんだね。大変じゃない?」
比奈:「彼に言われてじゃなくて、私が勝手に送ってるだけです。ww」
先輩:「へ~…そうなんだ。てか、香水付けてる?」
比奈:「あっ、匂いキツイですか?彼がいつも使っているのをくれたんです。」
先輩:「あっ…なるほどね。」
あの飲み会後、ロウは私に普段使っている練り香水を渡されて、普段つけるように言われた。
そしてそれを付けて会社に行くと、何故か先輩が私を飲み会に誘ったり、会社の飲み会でも前みたいに2次会にしつこく誘ってくる事もなくなった。
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