ショート ver. ~ifの世界線~
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その2 セラフ中学生編
私:「今年のスポーツ大会って、保護者とかも見に行けるんだ…」
私は、セラフの中学校のお知らせのプリントを見ながら呟いた。
セラフ:「らしいけど、両親忙しいから来ないでしょ。てか、こられてもウザいし。」
私:「じゃあ…私行こうかな。土曜日だから学校休みだし。久しぶりに母校に行くのも楽しいかも。」
セラフ:「え~、姉ちゃん来るの?マジ?」
私:「なに、行ったらマズい?」
セラフ:「マズくはない…けど…」
私:「別に、セラフに話しかけに行ったりしないから安心して。」
セラフ:「そういう問題じゃなくて…」
スポーツ大会当日。
セラフはバスケの試合に出場するらしい。
私は体育館に行ってみた。
セラフがジャンプボールの為に、立っていた。
セラフを応援している女子の声多い。
姉が言うのもなんだが、セラフカッコイイもんね。
もうすぐ始まるようで、周りの応援の声も大きくなってきた。
セラフに話しかけない約束だけど、応援する位は良いよね。
てか、これだけ盛り上がってたら声聞こえないだろうし。
私:「セラフ、頑張れー。」
えっ?
そんなに大きな声を出した訳では無いのに、セラフが急にキョロキョロと周りを見て、私を見つけた。
そして、少し照れたような、嬉しそうな複雑な表情をしている。
頑張れという意思を込めて、ニコッと笑ってあげた。
それを見たセラフは、小さく頷いたと思ったら、目の色が変わったように集中した。
試合はセラフの活躍もあり、見事優勝だったようだ。
セラフの試合を見届けて、先に家に帰った。
夕方、セラフが家に帰って来た。
私:「おかえり。凄い活躍だったね。カッコよかったよ。」
セラフ:「姉ちゃん観てたから…」
私:「えっ?」
セラフ:「姉ちゃんいたから、頑張ったの!!!」
耳まで真っ赤にして、そう叫びながら部屋に走って戻ってしまった。
セラフ:「忘れてた!」
戻ったかと思った矢先、またドアを開けて顔だけ出してきた。
私:「どうしたの?」
セラフ:「姉ちゃん、俺の学校来るの禁止!」
私:「何で?何かした?」
セラフ:「友達や先輩たちが、姉ちゃんの事可愛いだの綺麗だの言って狙ってるから!」
私:「嘘!?モテ期来た!?」
セラフ:「変な虫が付いたらダメだから、もう絶対学校来ないでよね!」
+++++
セラフ Side
今年のスポーツ大会、姉ちゃんが見に来るって言ってた。
今年はバスケの試合に出るから、俺の活躍してる所を見てくれるのは嬉しいけど…
同級生A:「なぁ、セラフ。スポーツ大会に姉貴来ねぇの?」
セラフ:「何で?」
同級生A:「俺の兄貴から聞いたんだけど、お前の姉貴ってめっちゃ美人らしいじゃん。俺も見てみたいからさぁ、連れてきてよ。」
セラフ:「そんな自分から来てなんて言わないよ。」
弟の俺が言うのもなんだが、姉ちゃんはモテるだろうと思う。
実際に彼氏はいないようだが、いてもおかしくない見た目と内面を擁している。
別にシスコンって訳ではないが、まだ俺の姉ちゃんだけであって欲しいとも思っている。
大会当日。
初めて、父兄や地域の人も応援に来られるという事で、かなり賑やかになっていた。
同級生B:「セラフ~、そろそろ俺等試合だって。絶対に勝とうな!」
セラフ:「おう!」
体育館の2階には沢山の応援している人がいた。
本当に姉ちゃんは来ているのだろうか…
ジャンプボールの為に、コートの真ん中に立つ。
「セラフ、頑張れー。」
沢山の応援の声の中で、姉ちゃんの声が聞こえた。
俺は、周りを見渡して探してみると、隅っこに姉ちゃんがいた。
嬉しいやら恥ずかしいやらで複雑な気持ちになったけど、どうせなら姉ちゃんにカッコイイ姿を見せたいと気合を入れた。
しっかり、ジャンプボールでマイボールにして、どんどん相手に攻め入っていく。
同級生B:「セラ!シュート!!」
パスを貰った俺は、3ポイントシュートを打った。
同級生B:「ナイスシュート!」
綺麗に決まり、味方とハイタッチをしながらディフェンスにつく。
そうして、俺等は先輩達のチームも倒して見事優勝を果たせた。
同級生A:「優勝おめでとう!マジで凄かったな。」
同級生B:「ありがとう。セラフの活躍のおかげだよ。」
セラフ:「そんな事ないけど。でも優勝できて良かったよ。」
同級生A:「そんな事あるだろ。お前のファンの声援マジでヤバかったぞ。」
同級生C:「そうだ!試合開始前、お前2階席キョロキョロ見てただろ?あの時、お前のファンが目が合ったって大騒ぎしてたぞww」
セラフ:「それは…気のせい…だねw」
同級生A:「そういえば!!」
同級生B:「何だよ。急に大声だして。」
同級生A:「セラフ。お前の姉貴めっちゃ綺麗じゃん!」
セラフ:「何?会ったの?」
同級生A:「会ったっていうか、見たんだよ。俺の兄貴が来てたから、セラフの姉貴いたか聞いたら、あそこにいるって指さしてくれて。」
同級生C:「もしかしたら、俺も見たかも。確証は無いけど、セラフに似ている人いたから、あの人がセラフの姉ちゃんかなって思ってた。確かに美人だったな。あんな人が彼女だったら、マジ幸せだろうな。」
同級生A:「それな。今度は話したりもしたいからさ、紹介してくれよ!」
同級生C:「俺も!!」
同級生B:「そんなに美人だったんだ。俺は可愛い子が好きだけど、俺も話してみたいな。」
これは、帰ったら絶対に学校に来ないよう、姉ちゃんにきつく言っとかないとだな…
私:「今年のスポーツ大会って、保護者とかも見に行けるんだ…」
私は、セラフの中学校のお知らせのプリントを見ながら呟いた。
セラフ:「らしいけど、両親忙しいから来ないでしょ。てか、こられてもウザいし。」
私:「じゃあ…私行こうかな。土曜日だから学校休みだし。久しぶりに母校に行くのも楽しいかも。」
セラフ:「え~、姉ちゃん来るの?マジ?」
私:「なに、行ったらマズい?」
セラフ:「マズくはない…けど…」
私:「別に、セラフに話しかけに行ったりしないから安心して。」
セラフ:「そういう問題じゃなくて…」
スポーツ大会当日。
セラフはバスケの試合に出場するらしい。
私は体育館に行ってみた。
セラフがジャンプボールの為に、立っていた。
セラフを応援している女子の声多い。
姉が言うのもなんだが、セラフカッコイイもんね。
もうすぐ始まるようで、周りの応援の声も大きくなってきた。
セラフに話しかけない約束だけど、応援する位は良いよね。
てか、これだけ盛り上がってたら声聞こえないだろうし。
私:「セラフ、頑張れー。」
えっ?
そんなに大きな声を出した訳では無いのに、セラフが急にキョロキョロと周りを見て、私を見つけた。
そして、少し照れたような、嬉しそうな複雑な表情をしている。
頑張れという意思を込めて、ニコッと笑ってあげた。
それを見たセラフは、小さく頷いたと思ったら、目の色が変わったように集中した。
試合はセラフの活躍もあり、見事優勝だったようだ。
セラフの試合を見届けて、先に家に帰った。
夕方、セラフが家に帰って来た。
私:「おかえり。凄い活躍だったね。カッコよかったよ。」
セラフ:「姉ちゃん観てたから…」
私:「えっ?」
セラフ:「姉ちゃんいたから、頑張ったの!!!」
耳まで真っ赤にして、そう叫びながら部屋に走って戻ってしまった。
セラフ:「忘れてた!」
戻ったかと思った矢先、またドアを開けて顔だけ出してきた。
私:「どうしたの?」
セラフ:「姉ちゃん、俺の学校来るの禁止!」
私:「何で?何かした?」
セラフ:「友達や先輩たちが、姉ちゃんの事可愛いだの綺麗だの言って狙ってるから!」
私:「嘘!?モテ期来た!?」
セラフ:「変な虫が付いたらダメだから、もう絶対学校来ないでよね!」
+++++
セラフ Side
今年のスポーツ大会、姉ちゃんが見に来るって言ってた。
今年はバスケの試合に出るから、俺の活躍してる所を見てくれるのは嬉しいけど…
同級生A:「なぁ、セラフ。スポーツ大会に姉貴来ねぇの?」
セラフ:「何で?」
同級生A:「俺の兄貴から聞いたんだけど、お前の姉貴ってめっちゃ美人らしいじゃん。俺も見てみたいからさぁ、連れてきてよ。」
セラフ:「そんな自分から来てなんて言わないよ。」
弟の俺が言うのもなんだが、姉ちゃんはモテるだろうと思う。
実際に彼氏はいないようだが、いてもおかしくない見た目と内面を擁している。
別にシスコンって訳ではないが、まだ俺の姉ちゃんだけであって欲しいとも思っている。
大会当日。
初めて、父兄や地域の人も応援に来られるという事で、かなり賑やかになっていた。
同級生B:「セラフ~、そろそろ俺等試合だって。絶対に勝とうな!」
セラフ:「おう!」
体育館の2階には沢山の応援している人がいた。
本当に姉ちゃんは来ているのだろうか…
ジャンプボールの為に、コートの真ん中に立つ。
「セラフ、頑張れー。」
沢山の応援の声の中で、姉ちゃんの声が聞こえた。
俺は、周りを見渡して探してみると、隅っこに姉ちゃんがいた。
嬉しいやら恥ずかしいやらで複雑な気持ちになったけど、どうせなら姉ちゃんにカッコイイ姿を見せたいと気合を入れた。
しっかり、ジャンプボールでマイボールにして、どんどん相手に攻め入っていく。
同級生B:「セラ!シュート!!」
パスを貰った俺は、3ポイントシュートを打った。
同級生B:「ナイスシュート!」
綺麗に決まり、味方とハイタッチをしながらディフェンスにつく。
そうして、俺等は先輩達のチームも倒して見事優勝を果たせた。
同級生A:「優勝おめでとう!マジで凄かったな。」
同級生B:「ありがとう。セラフの活躍のおかげだよ。」
セラフ:「そんな事ないけど。でも優勝できて良かったよ。」
同級生A:「そんな事あるだろ。お前のファンの声援マジでヤバかったぞ。」
同級生C:「そうだ!試合開始前、お前2階席キョロキョロ見てただろ?あの時、お前のファンが目が合ったって大騒ぎしてたぞww」
セラフ:「それは…気のせい…だねw」
同級生A:「そういえば!!」
同級生B:「何だよ。急に大声だして。」
同級生A:「セラフ。お前の姉貴めっちゃ綺麗じゃん!」
セラフ:「何?会ったの?」
同級生A:「会ったっていうか、見たんだよ。俺の兄貴が来てたから、セラフの姉貴いたか聞いたら、あそこにいるって指さしてくれて。」
同級生C:「もしかしたら、俺も見たかも。確証は無いけど、セラフに似ている人いたから、あの人がセラフの姉ちゃんかなって思ってた。確かに美人だったな。あんな人が彼女だったら、マジ幸せだろうな。」
同級生A:「それな。今度は話したりもしたいからさ、紹介してくれよ!」
同級生C:「俺も!!」
同級生B:「そんなに美人だったんだ。俺は可愛い子が好きだけど、俺も話してみたいな。」
これは、帰ったら絶対に学校に来ないよう、姉ちゃんにきつく言っとかないとだな…