今度のオフコラボの内容を決める為にランドリーに行ったら、先に来ていた雲雀が難しい顔をしていた。

セラフ：「お疲れ。どうした？難しい顔して。」
雲雀：「おっ、セラおじゃん。お疲れ～。」
セラフ：「何かあった？」
雲雀：「まぁ～、セラおなら言っても大丈夫だろ！ちょっと聞いてくれるかぁ？」

雲雀：「久々に、家からの依頼が来たんだよ。」
セラフ：「珍しいね。」
雲雀：「俺さぁ、盗むのって基本は物なんだよ。」
セラフ：「そうだね。」
雲雀：「今回は、人なんだよね。」
セラフ：「誘拐？」
雲雀：「ｗｗ言い方よ！ｗｗ」

奏斗：「なになに？何の話ししてんの？」
セラフ：「マズい、皆来た…」
四季凪：「私達が来たら悪いんですか？」
雲雀：「いや！全然えぇで！何なら皆にも聞いて貰っても良いか？」
奏斗：「珍しいね。ひばが悩み事？」

雲雀：「家からの依頼が来てなぁ。今回のターゲットが人なのよ。俺って基本、物しか盗んでないからさ、人ってどうしようかと思って…」
四季凪：「若干、雲雀の管轄外はありますよね。」
奏斗：「その任務って、詳しく教えて貰えたり出来る？ボルタでやらない？」
セラフ：「いいじゃん。」
雲雀：「えっ、良いの？マジで助かる！！」
四季凪：「それでは、任務内容から教えて頂きましょうか。」

雲雀：「えっと、旧財閥の令嬢が誘拐されたそうで、その令嬢を取り返して欲しいって依頼。名前は雪平美弥さん。」
奏斗：「雪平家って、マジ金持ちな？」
セラフ：「雪平…」
四季凪：「どうかしましたか？」
セラフ：「雪平美弥って、同じ学年にいた気が…」

四季凪：「なるほど。依頼としては、令嬢の救出。敵は殺さない。世にバレないようにするという事ですね。」
雲雀：「そう。まぁ、気絶させる位はアリだな。」

雲雀は事前に下見していたようで、そこで得た情報を元に、作戦を話し合った。

雲雀とセラフが裏口から侵入して、救出。
奏斗は、バレた時に敵の気を引く。
四季凪は、脱出ルートの確保を行う事になった。