第弐拾壱話 大晦日
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夜中
―縁側―
あの後・・・・蘭は着替え
縁側で月を見ていた
ユウは 山崎と一緒にいるため
ここにはいないようだ
と・・・・・
「なにしてんだ?」
『あっ 土方さん!』
「あの所に行かなかったのか?」
『えーと・・・・着替え終わった後に行けなくて』
「?」
『なんか・・・近藤さん』
「・・・あぁ 行かなくてよかったかもなιι」
『・・・やっぱりですかιι土方さんは?』
「俺かァ マムシの残党が不穏な動きをしていてな それが気になるんだ」
『・・・・・でも』
「??」
『こんな・・大晦日ですから出来ないと思いますよ』
「・・・そうかもな」
『はい!』
蘭の隣に腰を下ろす
「・・・・なぁ」
『?なんですか??』
「さっきの格好・・・・似合ってたぞ/////」
『・・・・』
土方の方を見ると・・・耳が赤くなっていた
『ありがとうございます』
嬉しそうに微笑む蘭
数分後
「・・・・・」
『・・・』
「・・・ハァ どうすりゃいいんだι」
土方がため息を吐く訳
それは・・・・
『スゥ・・・・スゥ・・』
いつの間にか 土方の肩に凭れ掛かりながら
寝てしまった蘭
「・・・部屋に連れて行くかァ」
体制を立て直し 姫様抱っこで行く土方
―蘭の部屋―
蘭の部屋まで連れて来た土方
「オイ 蘭 起きろ」
『・・・スゥ・・・・スゥ』
「部屋に着いたからいい加減に起きろ」
そう起こす土方だが・・・・
『・・・・スゥ・・』
「起きねιι」
『・・うぅん』
薄っすらと眼を開ける蘭
「やっと 起き『おとう・・さん・・・?』・・・・」
寝ぼけているのか
土方にお父さんと言う蘭
「・・・・俺はお前のお『死な・・ないで・・・』Σ!」
『二人とも・・・置いて・・行かないで』
過去の事を夢で見ていたのか
それとも・・・ 寝ぼけて土方を父親に見えたのか
一粒・・涙を流す
「・・・泣くんじゃね」
手で涙を拭き取る
「お前を置いて・・死なねーから・・・泣くなァ」
その言葉に安心したのか
『・・・・スゥ・・スゥ・・・』
また寝てしまった
「・・・・・」
『・・・スゥ・・・・スゥ』
「布団に入れるか」
布団を出し離させようとする土方だが・・・
「・・・はぁぁぁあ!?」
土方の服を強く握る蘭
「まじかよォιι」
ため息を吐く土方
『・・スゥ・・・スゥ・・』
外そうにも外さない蘭
「(じゃあ 何か・・・このまま一緒に寝ろってかァ!!?)」
声は出さない土方は心の中で そう思っていた
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