第弐拾壱話 大晦日
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―屯所―
『ただいま戻りました』
「ガゥ」
「「「「おかえり 蘭ちゃんにユウ!!」」」」
「ほォ・・・俺には 挨拶がないってか」
「「「「Σふっ 副長・・お帰りなさいιι」」」」
『ふふぅ』
「年越し蕎麦の方は どうだったでさァ」
『駄目だった 代わりにコレを買いました』
土方と蘭が持っている袋の中には・・・
「・・・・インスタントですかィ」
大量のインスタントの蕎麦とうどんだった
ちなみに・・・・
少し大きい姿になったユウの背中にもあった
『うんι』
「本当は 誰かさんが 頼むはずだったんだが・・・・」
「「「「・・・・・」」」」
隊士達の見ている方向には・・・・・
「俺?」
近藤だった
「「「「・・・・・」」」」
「皆して哀れな顔をしないでιι」
『・・・・・掃除の続きをしましょう!!』
「「「「オォぉぉぉぉぉお!!!!」」」」
「無視をしないでιι」
「早く終わりませんかねェ」
「・・・・ハァιι」
「クゥ?」
―夜―
掃除もなんとか無事に終わり
皆 お疲れ顔をしていた
「疲れたι」
「俺・・・もう動けねιι」
「俺もιι」
「「「「ιι」」」」
と・・・・・
『皆さぁぁあん 年越しの用意が出来ましたよ』
ピクッ
ド ド ドッ
蘭の言葉に反応した隊士達は
物凄い行きよいで走った
―大広間―
ズルッ ズルッ
「やっぱ 年越し蕎麦を食べないと 年が明けねーような♪♪」
「あぁ」
隊士達は 大広間に集まって
インスタント蕎麦とインスタントうどんを食べていた
「総悟」
「?」
「蘭は どうした?」
「さっきまで居たんですがィ」
「蘭ちゃんなら さっき 近藤さんに連れられて行きましたよ」
「何しにだ?」
「さぁ??」
その肝心の蘭と近藤は・・・・・
「頼むよォ 蘭ちゃんι」
『いや 肝心の所が分かりませんがιι』
「・・・・実は これを蘭ちゃんに 渡すように・・・って とっつぁんがιι」
『お父さんからですか?』
風呂敷を渡された蘭
『??』
シュルッ
『Σ!?』
「・・・蘭ちゃ『近藤さん』どうした?」
『・・・・これを着て 写真を送って欲しいだそうですιι』
「・・・なにが?」
中身を見る近藤
「Σこっ これは!?」
―大広間―
年越し蕎麦等を食べた隊士達は・・・・・
「蘭ちゃん どうしたんだろう?」
「「「「・・・・・??」」」」
と・・・・・
「皆 遅くなってすまない」
「「「「局長 蘭ちゃんは??」」」」
「まぁまぁ 皆 落ち着け」
隊士達をなだめる近藤
「俺の挨拶の前に蘭ちゃんが出てくるからιι」
「どういう『近藤さん』蘭?」
「おっ!じゃあ 入って来ていいよ」
そう言う近藤
スーッ
「「「「Σ!?」」」」
襖を開けて入って来たのは・・・・・
『・・・・ どっ どうですか』
舞妓が着る様な着物を着て
頭に黒と紅の混ざりあった簪を着けた蘭が そこにいた
『?・・・・皆さん??』
「「「「Σ!?//////」」」」
首を傾げる蘭に赤くなる隊士達
もちろん 土方・総悟も・・・・・
『皆・・どうしたんですか??』
「皆 あまりにも綺麗になった蘭に 照れているんだよ」
『そっ そんな/////』
照れる蘭
「「「「(局長 ナイスです!!)」」」」
「綺麗でさァ」
『ありがとう 総悟』
「でもなんでそんな格好なの??」
『・・・・お父さんがね これを着て写真を取っておいて欲しいって』
「「「「(とっつぁんもナイスです!!)」」」」
今いない片栗虎に隊士達は 嬉しそうに思っていた
『ユウ どうかな?』
「アゥン♪」
『ありがとう!』
「//////」
『土方さん?』
返事をしない土方に近づいて首を傾げる
「Σ!?///////」
「トシ・・・照れているんか?」
「てっ・・照れてねーよォ/////」
そう言う土方だが・・・・顔を逸らす
『ふふぅ』
「ッ///////」
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