第拾漆話 そよ姫と冒険 前編
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数分後
『ちょっと一休みをする?』
「まだ大丈夫ですよ」
『そう』
「・・・・」
「ユウは どうしたんですか?」
先程まで あんなに嬉しそうに尻尾を振っていたのに
今は 全然・・振らず
辺りをキョロキョロしていた
「・・・・」
「?」
『・・・・そよちゃん』
「はい なんですか?」
小声でそよに・・・・・
『・・・後をつけられているみたい』ボソッ
「えっ」
『後ろを振りかえちゃいけない』
「Σ!」
どうやら 後ろから二人と一匹の後をつける人達がいるみたいだ
「・・・・蘭姉様」
怯えるそよ
『・・・・・』
と・・・・
『・・・ユウ』
「・・・」
『そよちゃんが乗れる位の大きさになって・・』
「クゥン」
「Σ!」
言われた通りにユウは
そよが乗れる位の大きさになった
「Σ蘭姉様!?」
『そよちゃん ちょっとの間・・ユウの背中に乗ってね』
「えっ」
そよをユウの背中に乗せ
そして・・・
『出て来たらどうですか』
と・・・・・
ぞろッ ぞろッ
数十人の攘夷浪士達が出てきた
「真選組副長補佐さんとお見受けします」
『・・・そうですが』
「そちらにいる姫様を渡して頂けないでしょうかァ」
どうやら・・・・・
そよが姫だという事を知っていたみたいだ
『・・・・お断りします』
「なら・・・・力ずくで」
チャキ チャキ
『・・・ユウ』
「・・・・」
『少しそよちゃんと離れていてね』
「アゥン」
「蘭姉様!?」
『大丈夫よ そよちゃん!』
ユウは 蘭の言う通りに
少し離れた処に移動した
『・・・・』
チャキ
黒龍を出す蘭
『・・・渡しませんよ』
殺気を放つ蘭
「Σッ!・・かかれェェェエ!?」
『・・・・』
ガッ チャキ
キン キン
「グハァ!?」
「強い!?」
次々と攘夷浪士達を倒す蘭
もちろん峰打ちで・・・
『もう・・・・・終わりですか?』
「Σッ!」
蘭の今の眼は・・・・
『・・・・・』
夜叉の眼だった
「Σッ!?・・一旦 引き上げだァァァア!」
「チッ!」
ぞろぞろと逃げる浪士達
チャキン
『そよちゃん 大丈夫!?』
急いで蘭は そよとユウの所に向かう
「はい 大丈夫です」
『・・よかった』
いつもの蘭に戻った
『・・・・ファミレスの方にに行きましょうか!』
「?・・・・蘭姉様 ファミレスとは・・」
『ご飯とかが食べれる場所かな』
「是非 行ってみたいです!」
『じゃあ 行きましょう』
急いで・・・・
この場を離れようとしている蘭
先程みたいな事を起きない為にもみたいだ
「はい!Σあっ でも・・」
『?』
「ユウに乗るのは・・」
『少しだけ・・そのままで行くから』
「分かりました」
ファミレスの所に向かう二人と一匹
「・・・・・」
その光景を誰かが見ていた
「・・・・・ククッ」
続く