第拾話 祭り篇 前編
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蘭の隣で 首を傾げるユウ
「副長が 蘭ちゃんを呼んで来いって・・言うから 捜していたんだι」
『土方さんが?・・・・わかりました!すぐに 行きますと言って下さい』ニコッ
「わかった・・・Σあっ 場所は大広間だから/////」
そう言って 赤くなりながらも
走って行ってしまった山崎
『・・・・・』
「・・・クゥーン」
少し考える蘭
ユウは それを見て心配しています
『・・・・なんか嫌な予感がするι』
「・・・・・」
『当たらないといいけどι』
「キューン」
『・・・・ユウ 行こうか』
「ガウ」
そう言って蘭は
ユウを連れて 土方が居る所に行った
―大広間―
『土方さん 蘭です』
「・・・入れ」
スゥー
「あっ 蘭もですかィ」
『総悟・・・それに 皆も・・・』
「とにかく 座れ」
『はい!』
土方の隣に座った蘭とユウ
「いいか 真選組総出で 将軍の護衛につくことになる」
『(茂の護衛・・・Σあっ もうすぐ祭りか!)』
鎖国解禁二十周年の祭典のため
将軍の警護の会議が始まった
「将軍にかすり傷一つでも つこうものなら 俺達全員の首が飛ぶぜ!そのへん 心してかかれ 間違いなく 攘夷派の浪士どもも動く」
隊士達は 真剣に聞いている
「とにかく キナくせー野郎を見つけたら迷わずブった斬れ 俺が責任をとる」
「マジですかぃ 土方さん・・・俺ァ どーにも鼻が利かねーんで 侍 見つけたら かたっぱしから叩き斬りますァ 頼みますぜ」
「オーイ みんな さっき言ったことは ナシの方向で」
「ファ~」
『・・・クスクスッ』
蘭は 小さく笑っていた
ユウは 欠伸をしながら聞いていると・・・
「それから コイツは まだ未確認の情報なんだが 江戸にとんでもねェ野郎が 来てるって情報があんだ」
「とんでもねー奴?一体 誰ェ」
『?』
「桂の野郎は おとなしくしてるし 以前 料亭で会談していた 幕吏十数人が皆殺しにされた事件があったろう」
『・・・・』
蘭が この真選組に入る前の話のようだ
「あらぁ 奴の仕業よ」
『(聞いていたけど・・・)』
「攘夷浪士の中でも 最も 過激で最も危険な男・・・
高杉晋助のな」
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