『"紅夜叉"こと






蘭の姿が







「月夜 空・・・・蘭の母です」


蘭の母親・・・空の姿になった

本人・・・・蘭は 普通に寝ていた


「・・・・Σ"紅夜叉"！？」

「まぁ 驚くのも無理もないわ」


苦笑する空


「・・・幽霊ι」


冷や汗を流す土方


「近いけど・・・」


考えてから・・・・


「死んでから 何故か 刀に憑依してしまってね」

「・・・まさか "黒夜叉"もιι」

「まぁ そうね」

「冷静・・ですねι」


一応 年上なので敬語を使う土方


「ふふぅ まぁ なってもね」

「・・・・」


土方は 先程 座った場所に戻った


「何か 聞きたい事があるようね」

「・・・蘭は 今」

「大丈夫よ 寝ているわ」


その言葉に 安堵する土方


「・・・本当に 蘭の事が 好きなのね」

「Σあっ いや！//////」


赤くなる土方

そして・・・・

急に真剣な顔をする空


「・・・・あなたに 頼み事があります」

「頼み事？」

「えぇ どうか 蘭を・・・守って欲しいんです！」

「・・・・なっ・・なんで」


言葉が詰まる土方

空は 続けて話し出す


「・・・この子は 攘夷浪士に追われているのは ご存知ね」

「・・・あぁ」

「・・・・・今でも 狙われているのよ」

「Σ！？」

「それだけでは ない！春雨にも狙われている」

「Σ春雨にも！？」

「そう」

「・・・・・・」

「私とあの人のせいで 蘭は 狙われてしまった」

「・・・」


何も言葉が 出てこない土方


「私達が 死んでから あの子は ずっと・・・逃げ回っていた」

「・・・」

「生まれた場所にも なかなか帰れずにいた」

「・・・・・」

「そんな時に 蘭は あなた達に会いました」

「・・・・」

「どうか 娘を・・・蘭をお願いします！」


頭を下げる空





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