第弐拾肆話 星海坊主篇
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「なんだって そんな大物が グスッ」
≪アレ? トシ 何かあったのか?≫
「なんでもありませんよ 局長」
涙を流す原田とパンフレットを読む土方
どうやら 映画を見て終わった所のようだ
≪江戸に第一級危険生物が入り込んだと事だ 寄生型えいりあん 放っておけば大変な事になるぞ≫
「えいりあん?」
キキィ ブォォォォ
「うわァ!!」
猛スピードで走行するパトカー
もう少しで人を引きそうでしたιι
「えいりあんがなんぼのもんじゃあああ!!」
「ここは 侍の国だぞォォ!!」
オォォォォォ
まだ猛スピードを出している
≪オイ トシ どうした?何かあったのか?≫
「竹内アニキの敵じゃあああ!」
≪誰だ 竹内さんって 何かあったのか?竹内さんに何かあったのか?≫
「ミナミの帝王じゃああ!!」
その無線機の声は・・・・
隣の部屋・・・蘭と星海坊主がいる部屋まで聞こえた
『すみませんιι』
「なんの 元気があっていいじゃねーか」
『ありがとうございます』
近藤が無線機を扱っている間
蘭と星海坊主が話をしていた
『お茶の方は?(映画を見たからかなιι)』
土方と原田の影響は 分かったみたいだ
「おぉ 頂こう!しかし 若いのに頑張るね」
『いいえ』
「副長補佐なんだってな」
『まだまだ 半人前です』
「それでも その若さで補佐だから凄いと思うよ」
『そっ そんな///』
照れる蘭
「そういや お名前は?」
『Σ申し遅れました!月夜 蘭と言います』
「蘭ちゃんか」
『はい!』
「クゥーン」
『?どうしたの ユウ』
どこかに行っていたユウ
蘭を見つけ隣にお座りした
「・・・・・その狼?は おじょーちゃんのか?」
『Σあっ はい!ユウという名前です』
「・・・・・」
急に黙り込んだ星海坊主
『?・・・・どうかしましか 星海坊主さん??』
「(いや まさかな)なんでもないよ」
『?』
「・・・・」
と・・・・・
「蘭」
『なーに 総悟?』
楽そうに隊服の上を脱いでいた総悟が 部屋に入って来た
「見つけやしたァ」
『Σえっ えいりあんが!?』
「!?」
「そうでさァ さっきテレビに出てたんで間違いありやせんでしたァ パンダのようなクマのような黒いアザがあったんでィ」
『近藤さんに 知らせないと!?』
急いで言いに行った蘭
「相変わらず 頑張りやでさァ」
近藤に言いに行った蘭だが 場所を聞いていなかったため
総悟に場所を聞こうと戻る
『アレ?星海坊主さんは?』
先程までいた星海坊主がいない
「先に行きやしたァ」
『場所とか 分からないのにιι』
「さっき 言ったんで大丈夫でィ」
『それなら いいんだ』
「総悟 蘭ちゃん 用意は出来てる?」
「もう出来ていやす」
隊服の上の服をしっかり着ている総悟
『Σいつの間に!』
「話している最中にでィ」
『そうなんだ』
外に出ていると・・・・
「ほら 早く」
皆さん 用意周到です
『場所は どこなの 総悟?』
「大江戸信用金庫でさァ」
『・・・・なんで そんな所に?』
「さぁ」
『土方さん達は?』
「先に行っていると思うよ」
ちょっと考えた蘭
『ならいいんですけどι総悟』
「?・・なんですかィ?」
パトカーの後ろの席に乗り込む蘭と総悟に山崎
『休憩中に アイス食べたよねι』
「あぁ あったんで」
『あれ 私のアイスだったんだよιι』
「じゃあ 今度 アイス買いに行く時 一緒に行きましょうぜェ その時 奢りますわァ」
『・・・ならいいけど』
「アレ?ユウは 今回は一緒に来ないのかい?」
前の助手席には 近藤が乗る
『はい!行きたがらないみたいなんでιι』
「珍しいね」
『そうなんです』
「まぁ ユウは蘭に甘えすぎなんでさァ」
『そうかな?』
「「(そうなんです!!)」」
大江戸信用金庫に着くまで
そんな会話が続いた
続く