銀桂の薫りはあなたの気を惹く -Exhibition -

※基本的に会話文のみ


VS猥談 延長戦 本戦はこちら

「正直なところ大きさってそこまで重要?」
「入れられる側の薫ちゃんが気にしないならいいけど、サイズ云々はとってもデリケート」
「なんだろう核心に触れる言い方をしないからイメージが…」
「口にするとフラグになるから無理」
「…🤔」
「薫ちゃんに過去の男が居なくてマジで良かったと思ってる」
「それサイズに関係あるんだ…🤔」
(比較して優劣をつけるって概念無いことある?)
「分かんないならそのままでいて」
(その精神性を一生保護させてくれ)
「気になりすぎる」
 デカくない自覚があるNTRを何よりも恐れる男VS愛があれば実数値に一切興味がない女 ファイッ



VS猥談 延長戦②

「胸は揉むと大きくなるとは聞くけど、ちんこはそう言うのないよね」
「薫ちゃんから恥じらいのない『ちんこ』とかいう単語聞きたくなかった」
「おちんちんならイメージ合うの? 兄がいる女なら大抵ちんこ呼びだよ(適当)今更恥じらいもない」
「俺が悪かった。ってどうしたの急に」
「いやサイズ気にしてるなら、そういうので育てる手伝いが出来ないかと思って」
「俺、薫ちゃんに見られただけで勃起するのに?」
「勃起したらデカくなるのは当然じゃん…そうじゃなくて」
「分かる分かってる。でも絶対勃起するだけになる」
「勃起したらちゃんと抜いてあげるから」
「エッ…………あ」ゴリッパァ
「すでに一回出してるのに元気だねえ」ナデナデ
「…わざと?」
「わざと♡」
 第二ラウンド突入 ファイッ



VS猥談 延長戦③

「インターバル短いのは十分非凡だと思うんだよね」
 あのあと2回しました。
「誘い受けに乗らないのは論外でしょ。でもやっぱ体力的にきつい…」
「でも最初の頃よりは体力ついたよね?」
「薫ちゃんの体力について行こうと思えば自然にね」
「なんだろう、純粋に体力を褒められてるはずなのに物足りないと思われてる…?」
「逆に思ってないの? どうやっても入れた後は持たないからちょっとずつ前戯長くしてるんだけど」
「〜〜〜っご配慮痛み要る」
(口調)
「あっ! 物足りなさそうに見えたからサイズ気にしてたの?」
「😥」違うけどそういう風にも受け取れるのか、の顔。
「😐」(あ、違うな)
「い、いや。物足りないっていうよりはもっとしたいっていういうか」
「い゛っしょじゃない?」ニヤける顔を自重できず声が裏返る。
「ネガティブな“欲しい”じゃなくてポジティブな“欲しい”だから!」
「🤔」「☺️」「😇」
「今のも好きだけど、もっとキスしながらの前戯がいいな…♡」
「🤯」
 WINNER薫



VSカップルイベント

「午前中に水元くんと選択授業のグループ課題を一緒にしてたんだけど、その時に、」
『なあ薫ちゃん、あ』
『ん?』
『悪い。間違ったっていうかいつも脳内に流れ込んでくるせいっていうか…』
『大丈夫だよ。要くん』
「って会話をしたんだけど、そのあと焦ってトイレに行こうとして転びそうになった水元くんを受け止めたら周りに見られちゃって変な空気になっちゃったんだよね。気にしてないといいけど」
「ふーん」
(なんでカップルで発生するイベントを水元と消費してんだよ。いや俺と薫ちゃんじゃ呼び間違いイベントとかないし、焦って転ぶドジっ子属性とかBLフラグでしかないし俺はいらんが、転びそうになって助けるイベントも俺から奪うなよ。ん? 待て薫ちゃんが受け止めたってことはワンチャン俺の場合でも助けられるの俺? 俺が薫ちゃんを受け止めて「きゅん♡ かっこいい♡」って言われるイベントじゃなくて「薫ちゃん逞しい♡」って俺が言うイベント??)



VSカップルイベント②

「この前、真山くんが飲み会帰りに男二人に絡まれてて、普段は急いでる感出して速攻で帰ったり、むしろ二人が絡むところ見せてくださいってリアクションなのに彼もベロベロだったから助けたんだけど」
「え、男二人組?? 大丈夫だったの?」
「うん。”酔ってる相手しかナンパ出来ないなんてダサすぎ。そんなんだからナンパしないと相手いないんだよ”って言ったら帰った」
「危ないからほんとやめて」
「で、その時のお礼として真山くんにシャインマスカット買ってもらった。すごく美味しかった」
「よかったね。でももうやめてね」



VSビジュアル

「銀木さんの一番、BL世界の法則に反してるところって水元くんとかイケメンに興味ないところだよね」
「? 水元くんに会う前から──くんのこと好きだし。誰にも優しいなあって思うのと、一人を優しい好きだなあと思うのは別じゃない?」
「そーなんだろうけど、そうじゃないんだよな〜…二人が銀木さんに優しいのは一緒だと思わない?」
「?? 違うと思う。水元くんが今急に肩組んできたら普通にびっくりするし、どうしたのってなる。そもそもしないと思うけど」今急に隣にいる彼氏に肩を組まれた。
「きゅんってしない?」
「なんで?」
「分かっただろ真山、薫ちゃんはBL漫画の世界でもだいぶ無法寄りのルール適応外女子なんだよ」満足げ
「普通に綺麗な造形してるとは思うけど。普段会話しててそんなこと考えないよ」
「そうだな」読心で本心だと知っている。
「えっ…喋ってて基本的に目が合うのに逆にどこ見てるの?」
「表情とか…? 相手は私のどこ見てるのかな、とか」
「何この子…いい子すぎか??」
「なんで引かれてるの私」
「「真山が悪いから気にすんな/しなくていいよ」」



VS意味深数字

 あらすじ、水元が目を覚ますと人の頭上に数字が見えるようになっていた!
「まさか本当に水元くんのスキルツリーが伸びていくなんてすごいよ!ねえ僕のも見えてる?」
「あぁお前はゼロだな」
「ゼロかあ…こういうのってやっぱりエッチな数字だったりするのかな」(自慰の回数とかセックスの回数とか!)0
「……」怪訝顔
 モブと銀木が登校してくる。
「おはよう水元くん」37
「なんの話してんの二人とも」37
「(これ…まじか……うわ、心の声聞こえるよりしんどいなこれ)」項垂れる
「(この反応…もしかして本当にエッチなカウンターなの!!?)」
 翌日には見えなくなったが水元の心に傷が残った。



VS蛙化現象

 四人でチェーン居酒屋で飲み。
「じゃ四人で割り勘で。いくら?」
「4,280円だね」
「…あ、80円ない、300円でもいい?」
「私小銭あるよ」
「ほんと? 両替しよ」
「水元くんは小銭ある?」
「ああ…」
 ビリビリと大きな音を立てながら水元が財布を広げる。俺と真山が視線を向ける。
「んだよ。なんか文句あんのか」
「いや。蛙化現象財布だなって」
「財布なんて金を入れるもんになんで金かけるんだよ。入ればいいんだよこんなの」
「理屈は分かるけど、流石に僕もちょっとびっくりした。音がデカくて」
「こんなので愛想尽かされる時点で恋人関係終わってるだろ」
 それも正論と言えばそうなのだが。
 俗にミステリアスと言われる水元がこれを出してきたら衝撃と困惑以外にないだろ。俺らはこいつが金欠なのが知ってるし、”こういう人間”だと理解していて好意もないのでまだこのリアクションだが。
「銀木さんはどう思う?」
 真山は気になりすぎて現役JDに質問した。
 薫ちゃんは俺のために小銭を数えることに集中してこちらの話は聞いていなかった。
「え、何が? なんの話? はい50円玉と10円玉五枚ね」
 話を振られても、真山が指差した水元のマジックテープ財布を見ても薫ちゃんは理解してない。
 ちょっとドヤ顔な水元が腹立つ。そりゃあ俺だって薫ちゃんに蛙化現象とか口にしちゃうノンデリ要素があるとは微塵も思ってないが?
「この財布どう思う?」
「…………普通のお財布??」
「他に感想とか」
「え、なに分かんない求めてる言葉が想像つかない怖い」
「はははっ、ざまーみろお前ら。銀木、今度シャインマスカット買ってやるよ」
「え! 分かんないけど嬉しい」
 待て待てそれは話が変わってくるだろふざけんな薫ちゃんをもので釣るんじゃないやめろこのバリバリ財布野郎が



VSポッキーゲーム

「大学で配ってたからあげる」
「ポッキーじゃん十一日は過ぎたのに」
「消費しきれなかったんじゃない? 二箱あるから一人一袋ね」
 一つの箱に二袋入っているポッキーを四人に配る薫ちゃん。
「ポッキーと言えばポッキーゲームでしょやっぱり!」
「言うと思った」
「これココアパウダーついてるやつだから粉が舞うよ」
「ていうか本数少な」
「ステルス値上げからはポッキーも逃れられないってことだぞ」
「この前キットカット買ったら小さくてびっくりしちゃった」
「僕の話聞いてる?!」
「ポッキーゲームとか絶対しないからな」
「してよ〜〜〜銀木さんとだったらするでしょ?」
「TPOってご存知でない??」
 普通に食べた。



VS笑いのツボ

「見てみて薫ちゃん」
「んー?」
「今日、寝癖が治んなくて、慌てて濡らして落ち着かせようとしたら悪化した」
「ふっ、アホ毛治し貸そうか?」
「いいの? 助かる〜」


「ねえ──くん見て」
「どうしたの?」
「午前空きコマだったから美容室行ってきたんだけど。切られすぎてオン眉になっちゃった」
「えっかわい」
「ちょっと笑ってるでしょ」
「そんなことないそんなことない、可愛いのも事実」
「笑ってるじゃん」


「薫ちゃん薫ちゃん」
「はあい?」
「いつの間にか人差し指と中指の間を蚊に噛まれてた」
「ふふっ…えやばい、擦れて余計痒そう」
「実際めちゃくちゃ痒い」
「はっははは」


「──くんに良いものをあげよう」
「なになに」
「はいどうぞ」
「ブハッ…なにこれ猫?? すっごい仏頂面で麻呂眉なんだけど」
「可愛いでしょ?」
「かわっ、いいけど…これはっ…あははは!」

「…お前らって笑いのツボ浅くね?」
「は? 普通だが?」
「日増しに浅くなってるだろ」
 全くもって心外だ。薫ちゃんが渡してきたコレを見たら笑うだろ。
 ガチャポンで出た猫の目印マーカーだが、何かのマスコットなのかすごく特徴的な顔をしており、目よりも眉毛の方が太い仏頂面の猫が魚を咥えておっさんのようにデカい態度で座っている。
「どこで見つけてきたのこれ」
「近所のスーパー」
「え、今度一緒に行こ。他のも欲しい」
 真山の家なので笑いも自重していないが、薫ちゃんの家にお邪魔するときもこれぐらい笑うし、普通だ。
 逆に水元のツボが俺には良くわからん。あ、でもテレパシーで心が読めるからワンテンポ先に吹き出すのはたまにあるな。この前の酔った薫ちゃんの親父ギャグとか。
「ツボが同じなのはカップルとしては良いことなんじゃない?」
「流石マヤセン、(たまには)良いこと言う」
「でもこの前の飲みは流石にどうかと思う。ワインのコルク抜いた音だけで二人とも笑ってたじゃん」
「あれは正直壊れたかと思った」
 解せぬ。
 薫ちゃんは誤魔化すようにピューと口笛を吹いた。

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