銀桂の薫りはあなたの気を惹く -Exhibition -

小ネタ集
公式質問集と仲良しIFネタバレあり



VSお気に入り
 真山、水元、小賀にはお気に入りのピアスを聞いたので薫ちゃんにも聞いてみた。
 ちなみに真山は推しカプカラー、水元は値段の安さ、小賀は幸運(ほぼ他人に貰った)で選んでつけているらしい。
「初デートで買ってもらったやつ」
「そうだね」
 イヤーロブにある一番目立っているピアスに触れて、満面の笑みで主張した。
 赤いガラスのピアスを薫ちゃんは本当に気に入っているようだ。選んだのは本人だがプレゼントしたこちらとしても、ほぼ毎日付けてくれていることはとても嬉しい。
「他の場所は適当にシンプルなのを選んでるかなー」
 可愛ければなんでも良し!


VSアンラブスクエア
 俺、真山、水元は相手のことを「アホ」「バカ」「カス」とそれぞれ思い合っている。
「悪口の相思相愛って感じ」
「相思相愛はやめてね」
「なんだとやんのかこら」
「ああ゛? 喧嘩はBLになるので遠慮します」NOのポーズ
「過剰反応すぎだろ」
「何言ってんだ喧嘩ップルはマーヤ先生のホームだぞアホ」
「知るかカス」
「二人揃ってバカがよ。BLで描くなら僕とじゃなくて”水元✖️──”だよ」冗談に聞こえない冗談。
「「オエぇ」」二人揃って立てた親指を床へ向けた。
 閑話休題。薫ちゃんへの印象を聞いてみる。
「良い子。この子が彼女だから──くん似のBL描いてないまである」固定厨
「良いやつ。非の打ち所が彼氏しかない」
「最高の彼女。俺の味方」
「──くんのはともかく、喜んでも良いのかな?」(三人とも俗に言う”おもしれー男”なんだよね)


Q .彼氏はどんな人ですか?
「思考のマルチタスク。普段から判断からの行動が早くてすごいと思ってる。さっきみたいに悪口を言い合った後でも私への言葉と語気の切り替えが完璧で感心しちゃった」
「………そ、そう?」
(マジ照れだ)
(マジ照れだな)


Q .自分はBL(GL)で攻めか受けか自認を教えてください
「うーん…攻め?」
 「受」か「攻」と書かれた手持ちパネルを四人一斉に見せ合う。
 ちなみに俺のは特別に「モブ」というパネルを作ってもらったへっへっへ。あと腐男子とかいう左右という概念を生む側が回答を拒んでいるぐらいか。
 水元はどちらも嫌らしいが強いていうならということで「攻」、つまり左である。
 で、薫ちゃんも「攻」を手に持っているわけだが……
「銀木さん…?」
「え、なに」
「銀木…お前…」
「だからなに??」
「う゛ーん」
「──くんまで?!」
 薫ちゃんは受けだろう。一般的にヘテロにおいて女性側が大抵受けだからとか関係なくGLでも薫ちゃんは受けだ。スポーツ万能で穏やかな”女の”王子様タイプ、そうつまり受け。
「銀木さんの穏やかで心にゆとりのある高嶺の花系の王子様だと、グイグイ押してくる攻め系の王子様タイプとは違うんだよね」
「王子なの?」
「そう銀木さんは王子(概念)」
 ガチの王子系の東條くんぐらい攻めの姿勢があればまた変わるが、真山の考察で相違ない。
 実際、性別関係なく高嶺の花だと思われているし(俺も思ってるし)
「待って待って、──くん相手なら事実だから分かる。でも同性だと違うと思う」
「それはその彼氏も同じこと言ってるんよ…」
「モブだっつってんだろ」
 真山にパネルをこれでもかと押し付ける。このBL怪人はやはり(永遠に)黙らせるしか。
「じゃあ銀木さんは友達に自分から”そういうこと”出来る?」
 薫ちゃんは目を見開いた。ついでに「攻」と回答した水元にも刺さったのか呻き声を上げた。
「お前、俺にもそれ貸せ……」
「……」
 二人とも、俺と同じ境地に至った。


VSバンジージャンプ
「今度はバンジー飛びに行こうよ」
「え゛」
 小賀含め五人でノリで登山した帰り、体力面で結構な差が明確になってしまったので今度は体力が関係ない遊び、というお題で考えていた。それで小賀が提案したのがバンジージャンプなのだが、普段なら即答で案を否定しない薫ちゃんが顔を真っ青にして難色を示している。
「薫ちゃんって高いところ苦手だっけ?」
「コガちゃんのせいでバンジーは無理……なんで当事者が一番ケロッとしてるの…」
 詳細ではなかったが、文脈的に過去に薫ちゃんと小賀は一緒にバンジーに挑戦したことがあるらしい。昔話なんて羨ましい限りだ。
 というか、薫ちゃんのリアクションのあと、水元が無言のまま口元を押さえているんだが。というか滅茶苦茶震えているんだが。何か薫ちゃんの心の声を傍受したか。
「え〜、あの時も全身骨折しちゃったけど生きてるし!」
「無理無理無理無理。目の前で縄が切れたの見ちゃったんだよ??」
 ヒェ。
 それは無理だ。薫ちゃんでなくても怖がる。そりゃ元々ビビリな水元が顔面蒼白で震えるわけだ。俺も飛びたくない寄りだったが今のを聞いて絶対嫌になった。
「真山はどう? 俺もそれ聞いてバンジーは嫌だわ」
「んー、今の聞くまでは賛成が多かったらアリだったけど…ムリ、普通に怖い死にたくない」
 1対4でバンジージャンプは否決となった。


VS年齢
 あらすじ、真山の推しのバースデーパーティーにお呼ばれした。
 永遠に21歳の誕生日を祝われ続ける真山の推し「皇・カイル・アルヴァート」の話題から、小賀が歳上の同級生であることが発覚した。
「え、知らなかったの」
 薫ちゃんはまさか俺らが知らなかったとは思っていなかったらしく驚いた表情をしている。
「付き合いが長いって高校の同級生とかだと思うじゃん…」
「言ってなかったの?」
「年齢の話ってしないから機会がなかったかも!」
 あだ名云々も詳しく理由を聞いたことがなかったが、もしかして薫ちゃんにとって小賀は”昔から仲の良かったお兄さん枠”なのか? それだとやけにフレンドリーな薫ちゃんの呼び方も、逆に小賀が薫ちゃんを呼び捨てにしている理由も納得がいく。
 バンジーの件も高校生の頃の小賀が事故って、それを当時の薫ちゃんが目撃したとかだったら記憶も色濃いはず。
「私としてもまさかコガちゃんが同級生になるとは思わないよね」
不運な出来事がいろいろあった間にそうなったよね〜」
「あんまり違和感ない」
「確かに!」
 それ、薫ちゃんにしては珍しい皮肉だぞ。
 同級生ポジだが、同級生ではなかった。だがお兄さん枠はそれでまた問題ではないか? 番がいる方のお兄さん(薫ちゃんの兄の番)とは違い、こっちは薫ちゃんと直接仲が良いわけで。つまり、「薫は妹みたいなもんだから!」みたいな。大学生の男が言う”妹みたいな”カテゴリは異性として意識しているの言い換えである。大学生どころか社会人しててもおかしくない年齢なのだろうけど。
「……とりあえず”小賀さん”良かったら酒注ぎますよ」
「だからやめてってば〜! タメでいいって!」
「”小賀さん”、彼がお酌なんて滅多にないですよ」
「薫は悪ノリだよね?!」
 
 慣れるまで、”小賀さん”いじりは続いた。
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