文豪ストレイドッグス
年齢22歳
身長157cm
濃い紫髪のポニーテール。藤紫色の瞳。
異能力「源氏物語」(時空を歪める能力)
所属組織「武装探偵社」
上流階級出身の所謂お嬢様。為政者を代々輩出する家系の一人娘であり、彼女も将来は為政者となるべく英才教育を受けていた。
生まれた時から自分の進む道、存在する意味を決められていた事を齢4歳にして理解していた。
しかし、婚約者の失踪、幼馴染の死、自身の異能力発現、という事態が重なり心身ともに不安定になる。特に、幼馴染の死に彼女自身が深く関わり、のちの彼女の人格形成に深い傷を残す要因となってしまった。
育ちの良さは所作の美しさ、言葉遣いに表れている。
学が高く、教養に恵まれている。手段を選ばないという点においては、手間を惜しまない(努力も惜しまない)。
観た情報をそのまま記憶することが出来る「瞬間映像記憶能力」を持つ。良い面もあるが、「忘却」というものがないためフラッシュバックによく悩まされている。
容姿端麗、頭脳明晰、才色兼備と他人からは完璧な人間として見られていることが多いが、内面を知るほど初見のイメージとは乖離が発生する。
礼儀正しい言葉の裏には辛辣な言葉も多く、性格は良くない。突出して太宰には自覚がある程に棘のある言動を向ける。
真面目ではあるため、探偵社では評価されている。
血筋や家柄という生まれ持ったアドバンテージというものはあまり好きではないが、使えるものは使う主義。目的の為には手段を選ばない。自身の異能力の危険性を理解した上で依存しており、「異能力者である自分が嫌い」と公言するも異能を使い続けている。
上流階級、異能力者という要因から「周りの人間とは違う存在」ということを自覚しており、そのことを負い目に感じている自分を異常者としている。所謂「普通の人間」に憧れているが、根本的には「普通」も、「人の営み」も理解はしていない。
幼馴染を失った孤独も、常に独りだった疎外感も「普通」であったら解決すると思っている。
知識はあるが道徳はない。
太宰とはお互いに14歳の時に一度顔を合わせており、その時から太宰からは執着を持たれていた。「莫迦な口約束」を押し付けられ、ある要因から太宰の事が嫌いだったが、その要因のせいで結果、ヨコハマまで来てしまう。
負の感情を太宰に対しては隠さないため、鬱々とした内面を書き殴った日記や、遺書を送り付けたりする。
探偵社に入社するまでは自殺願望があったが、入社後(太宰と交際後)は自殺願望は薄れている。
太宰曰く、「どれだけ心が濁っても、身体が返り血で汚れても、藤紫の瞳だけは美しく不変」
目力がかなり強い。
『貴方の声、聴きたくないんですよ』『〝太宰さん。信じてください。私は生きていても楽しくなかったのです。〟』『太宰さんはもっと私を褒めるべきですよ』
イメージソング
「さよならだけが人生だ」伊東歌詞太郎
「夜もすがら君思ふ」西沢さんP
「夜に駆ける」YOASOBI
1/2ページ