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【似】人物考察【蔵】

人斬りコンビってどっち強い?

2019/03/06 19:09
人斬りコンビというんは、関係性が難しい。

河上と似蔵。
どちらも高杉率いる鬼兵隊に所属していて、人斬りである。

ただこの二人、どうも対等と呼んで良いものか。

河上は高杉の事を晋助と呼んでいるし、71巻や動乱編の会話ややり取りを見るに、高杉が現在で一番心を背を預けているのは彼であると考えられる。
そして何よりの違いは鬼兵隊結成当初からの付き合いということであろう。

一方似蔵と言えば、地方の何処かでか、人斬りに興じているときに声をかけられ入隊。
その後の詳しい事柄は分からないが紅桜編での関係を見るに、道具と主人。これ以上に感情は抱いていないように思える。似蔵の強烈な片想いだ。

そして、彼らの実力にも残念ながら差が生じていると思われる。

二人の実力を測る上で基準となるのは、我らが主人公、坂田銀時であろう。
銀さんは両者とも刀を交えた。
攘夷戦争のブランクや戦いを重ねるほど強くなる主人公銀さん。
これをを考慮すれば、二人の差は明確に際立ってくる。

まず、似蔵vs銀さん
これは橋田屋と紅桜の二回戦が行われているわけであるが、どちらとも似蔵の黒星。
紅桜編で補足をあげるとすれば、確かに似蔵は紅桜の侵食により体力が衰えていたり生じる身体の痛みで本調子ではなかったかもしれない。(推測入ります。)
だがこの戦いは単行本十巻代というかなり初期段階。銀さんも攘夷戦争から長い月日が経っており、その力は最盛期の半分にも満たなかったのではなかろうか。そんな銀さんに、一度橋の下でのお預けとなった戦い。これは優位に事を運べていた。しかし、新八(この段階ではかなり弱い存在だったのではないかと思われる)に右腕を切断される。
もうここでかなりの深傷を負ってしまう。

そして、最終決戦、ここでは既にもう互角、それ以上の戦いとなってしまった。紅桜の暴走によって一度は銀時を捉え苦戦らしいモノを強いたが、その後、顔面に一閃、身体に一閃。
似蔵は紅桜を散らせながら倒れる。
この後生死は不明であったが死亡していたことが判明。
その後に春雨を圧倒する戦いを銀時は見せるためそこまで満身創痍の様子ではない。(腹の傷はどこにいったとツッコミたい。)

似蔵死亡での銀時の完全勝利。(この時に死亡していたのか、後に死亡したのかは定かではない。)

正直に言わせてもらえば惨敗と言っても良いのではないのか。
にぞーさんが大好きであるからこそ、贔屓目なしで現実的に客観的に厳しく言わせていただく。
紅桜という絡繰りによって似蔵の力は数倍にもなった。しかし、紅桜を用いても新八に腕を取られ、銀時に互角以上の戦いを強いられる。その後の暴走で力が増幅されたかと見られるがあっさりと敗北。
ストーリーの盛り上がり等の観点から見れば、高杉vs銀時の前哨戦とも言える。特に実写や新訳の方ではだ。

さてそれに比べて河上vs銀時はどうであったか。
伊東と土方らの競り合いの傍らで行われた戦いで、あくまでもこちらはメインではない。
更に言えば、二人の目的は互いを殺す事ではなかった。
河上はあくまでも真選組を一時江戸から遠ざけ春雨を招き入れること。
銀時は土方の依頼を、近藤の奪還を果たすこと。(原作の視点で話をしています。)
似蔵との戦いとは目的も状況も違かった。
もっといえば、刀を交えて戦うシーンよりもヘリから弦を巻き付けて引っ張り踏ん張りの場面が印象強かった。河上の刀と銀時の刀。どちらが強いのかそれは正確に判断するのはむずかしいだろう。
しかし、この話で強さというのは何も剣術の巧い拙い出はない。
剣であろうが弦であろう絡繰りであろうが、その勝負に勝った者が強いということだ。生き残れるかどうかということだ。

そう定義してみれば、河上は銀時に敗れはしたが死んではいない。ついでに言えば、先も言った通り銀時を殺す事が目的では無いため本気でかかったかっと考えれば何とも言えない。
その後の71巻等の無双ぶりをみるになるほど確かに強い。河上の評価は一先ず、銀時に善戦としておこう。(この時の銀時は幾度かの戦いを経て更に強くなっていることを備考としておく。)

さぁ、銀時を媒介として河上、似蔵と二人の実力を比較してみたが以上の考察から私は河上の方が実力は上であると考える。





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なんか色々小難しい事書いてんな~って後から読み直して思ったんけど、結局何が言いたいって、こんな風に自分は考えるから、自分の書く鬼兵隊では基本にぞーさんよりも河上の方が強いことにしてるよ~っていう長い独り言でした。あくまで今までの全部私の妄想なんで、そこんとこよろです。

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