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【夢】紅桜になって似蔵を救うお話

世界と推しを天秤に乗せたら躊躇いなく推しを取る。
推し以外どうでも良い。
とりあえず推しよ幸せになってくれ。
高杉の為に死にたい? 知らん。絆創膏すら出番はないわ。
刀握りたい? 知らん。紅桜(私)をしっかり握っとけ。
戦わせてくれ? 知らん。全部紅桜(私)に任せろ。
何もする事無い? やる事なら腐るほどある。傷一つ無い健康な体で暖かい布団の中朝を迎えて、美味しい食事で腹満たして、適当に穏やかな日常過ごして、美味しい昼めし食って、適当に遊んで、あぁ、今晩のおかずはコロッケパンな。争いとか生傷の絶えない日常とかそういうのと遠い毎日をだな……ん?こんなの幸せじゃない?知らん。とりあえず私が考える「幸せ」になれ。
自分勝手だって? よく言われるよ。

推し至上主義系女子が、紅桜に成り代わって刀の身でありながら、どうにかして似蔵さんを救済し幸せにしようと、有り余っている重すぎる愛を推しに注ぐお話。

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