このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

~詩の解説~


対 酒
(白楽天)



 蝸牛角上争何事  蝸牛角上 何事を争う
 石火光中寄此身  石火 光中 此の身を寄す
 随富随貧且歓楽  富に随い 貧に随うて しばらく 歓楽す
 不開口笑是痴人  口を開いて 笑わざるは 是 痴人



【訳】
カタツムリの角の上のような狭い世界で何をそんなに争うのだ。
一瞬のきらめきような、短い人生に身を寄せているのだ。
富める者も貧しい者も、おのおの楽しもうではないか。
押し黙っているのはバカというものだ。






――――――――――――
あっという間に終わってしまう人生なのに、争ってばかりじゃバカらしい。
パーッと遊ぼうじゃないか!

という内容の詩です。