トラファルガー・ローII
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航海が続き久々の陸。見る限り情勢も落ち着いた街だ、出歩いても問題ないと判断し見張りを含め、交代制で街に出向くクルー達。酒場に出向く者も居れば、大きな街なので珍しい物や武器も揃っているのでそちらに足を運ぶ者も居る。
各々、海上で過ごしている時とはまた違う楽しそうな表情をする姿に細く笑んだ。
そしておれは、普段ならベポを連れて歩くが今日は気分的に一人で行動したい気分だったので何も言わずに街に出向いた。
「思ってたより栄えてるな」
航海をしていれば様々な街を回るが此処は当たりだ。物資の調達もスムーズにいけるだろう。賑やかな声が聞こえ視線を移すと中心部では何やら盛大にパレードが行われていた、本当に平和で活気に満ちた街だと実感。海賊が平穏を求めるのはお門違いかも知れないが羽を伸ばすのも大切。
あとは美味い飯にあり付けるなら文句はない。あいつが好きそうな店を探してみようと辺りを見渡せば、視界に入ったのは沢山のカラフルな色。
「花、か」
花を愛でる趣味はおれにはないが綺麗と思う感情はある。それはきっと恋人の影響。自然と動く足、近寄れば色とりどりのたくさんの花に、へェ、と感心の声が漏れた。今まで上陸した街でも花屋はあったが、ここまで大きな店は見たことが無くてつい魅入ってしまう。しかしながら絵面的にコワモテの長身刺青男が花を見ているだなんて、周りからすれば恐怖でしかないはず。心の中で自身を嘲笑いつつも、きっと彼女が隣にいれば目をキラキラとしてテンションが上がっている事だろう。
ログが溜まるまでまだ時間はあるので、次は2人で来るのも悪くない。そんな風に思考を巡らしていると、ふと一つの花に目を奪われる。
「…おい、これをくれ」
気まぐれに立ち寄っただけだったが、あいつの喜ぶ顔が見れるならと、とある花の購入を決めた。これだからフラリ、放浪はやめられない。
◆◆◆
「あ、キャプテンおかえりなさい!」
「あァ。何もトラブルはなかったか?」
「うん、問題なかったよ。…あれ、何か買って来たの?」
「やるよ」
船に戻れば一目散に彼女の元へ足を運び、先程買った花を手渡した。手渡すと同時に耳元に唇を添えて言葉を呟く。〝花言葉を調べてみろ〟と。
「え…この花……っ!」
「おいおい、顔が真っ赤だぞ」
花言葉なんて洒落たものをおれが知っているのは彼女の持っていた本を読んだからだ。暇つぶしに読んだつもりが思いの外、奥が深くて読み耽った。
お陰で内容をバッチリと覚えている。もちろん、その本を先に読んでいるこいつが、渡した花の花言葉が分からないはずもなくて。意味を理解すれば一瞬で真っ赤になる頬に軽く口付けた。
「キャプテン…」
「[[NAME1:名前>名前]]、今は2人だ」
「…ローって何気にロマンチストだね」
「フッ、たまには間接的なのも悪くねェだろう。何なら11本買って来た方が良かったか?」
「えー…それは…こっちから渡したい、かな」
「ククッ、なら次は一緒に買いに行くか。中々デカい店だったぞ」
「うん、行きたい!」
渡した花は黄色のガーベラ。意味は【究極の愛】、そして11本の花言葉は【あなたは私の最愛の人】だ。改めて考えると確かにロマンチスト。
「でもまずは、おれの究極の愛を受け止めてもらおうか」
「…お手柔らかに、ね?」
その言葉には敢えて答えず、妖艶に微笑んで小さな身体を抱き抱え能力で自室に戻った。そこから後は甘い蜜を堪能、おれ達だけの甘い世界。
各々、海上で過ごしている時とはまた違う楽しそうな表情をする姿に細く笑んだ。
そしておれは、普段ならベポを連れて歩くが今日は気分的に一人で行動したい気分だったので何も言わずに街に出向いた。
「思ってたより栄えてるな」
航海をしていれば様々な街を回るが此処は当たりだ。物資の調達もスムーズにいけるだろう。賑やかな声が聞こえ視線を移すと中心部では何やら盛大にパレードが行われていた、本当に平和で活気に満ちた街だと実感。海賊が平穏を求めるのはお門違いかも知れないが羽を伸ばすのも大切。
あとは美味い飯にあり付けるなら文句はない。あいつが好きそうな店を探してみようと辺りを見渡せば、視界に入ったのは沢山のカラフルな色。
「花、か」
花を愛でる趣味はおれにはないが綺麗と思う感情はある。それはきっと恋人の影響。自然と動く足、近寄れば色とりどりのたくさんの花に、へェ、と感心の声が漏れた。今まで上陸した街でも花屋はあったが、ここまで大きな店は見たことが無くてつい魅入ってしまう。しかしながら絵面的にコワモテの長身刺青男が花を見ているだなんて、周りからすれば恐怖でしかないはず。心の中で自身を嘲笑いつつも、きっと彼女が隣にいれば目をキラキラとしてテンションが上がっている事だろう。
ログが溜まるまでまだ時間はあるので、次は2人で来るのも悪くない。そんな風に思考を巡らしていると、ふと一つの花に目を奪われる。
「…おい、これをくれ」
気まぐれに立ち寄っただけだったが、あいつの喜ぶ顔が見れるならと、とある花の購入を決めた。これだからフラリ、放浪はやめられない。
◆◆◆
「あ、キャプテンおかえりなさい!」
「あァ。何もトラブルはなかったか?」
「うん、問題なかったよ。…あれ、何か買って来たの?」
「やるよ」
船に戻れば一目散に彼女の元へ足を運び、先程買った花を手渡した。手渡すと同時に耳元に唇を添えて言葉を呟く。〝花言葉を調べてみろ〟と。
「え…この花……っ!」
「おいおい、顔が真っ赤だぞ」
花言葉なんて洒落たものをおれが知っているのは彼女の持っていた本を読んだからだ。暇つぶしに読んだつもりが思いの外、奥が深くて読み耽った。
お陰で内容をバッチリと覚えている。もちろん、その本を先に読んでいるこいつが、渡した花の花言葉が分からないはずもなくて。意味を理解すれば一瞬で真っ赤になる頬に軽く口付けた。
「キャプテン…」
「[[NAME1:名前>名前]]、今は2人だ」
「…ローって何気にロマンチストだね」
「フッ、たまには間接的なのも悪くねェだろう。何なら11本買って来た方が良かったか?」
「えー…それは…こっちから渡したい、かな」
「ククッ、なら次は一緒に買いに行くか。中々デカい店だったぞ」
「うん、行きたい!」
渡した花は黄色のガーベラ。意味は【究極の愛】、そして11本の花言葉は【あなたは私の最愛の人】だ。改めて考えると確かにロマンチスト。
「でもまずは、おれの究極の愛を受け止めてもらおうか」
「…お手柔らかに、ね?」
その言葉には敢えて答えず、妖艶に微笑んで小さな身体を抱き抱え能力で自室に戻った。そこから後は甘い蜜を堪能、おれ達だけの甘い世界。
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