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今日はガレーラカンパニー公認の第一回ハグの日。意味が分からんと、まず思うじゃろう。
何というかアイスバーグさんの思い付きで出来上がった日といえば通じるじゃろうか?
勿論、拒否権はある。抱擁の花言葉をもった『クマザサ』を相手に渡して、それを受け取って貰えるとOKという流れ。
ガレーラカンパニーは男所帯ではあるが女性も少なからず居る。それは船大工であったりデザイナーであったりと様々、その中でも一番人気の女性は事務処理を担当している。
「…のう、ナナシ」
「カク、呼んだ?どうしたの?」
視界に入る彼女を呼び止める。いつ見ても笑顔が可愛くてキラキラ輝いとる。いや、輝いとるのはわしが相手に恋をしているから。
「うむ。クマザサ、何枚か受け取っておると思ってのう」
「あー…大半は断ってるんだけど、これはアイスバーグさんとルッチさんから。あの二人って圧がすごいから断れるに断れないんだよね」
相変わらず行動が早い二人に軽い苛立ち。しかし、見る限り困惑しているだけで彼女自身が本気で嫌がってる訳でもない。ならば自分のすることも決まっておる。
「じゃあ、わしも良いか?」
「…え、カクも?」
後ろに隠しておいたクマザサを相手に差し出す。一瞬驚いた顔をするも、ゆっくりと両手で受け取る姿に頬が緩む。
「受け取ってくれて、ありがとさんじゃ。では…失礼して」
「う、うん」
「む!小さいのう、ちゃんと飯は食べとるんか?」
「た、食べてるよ…!」
小さな体をめいいっぱい抱き締めた。甘い香りが鼻腔を擽る、いつまでもこの香りに纏われていたい。些細な会話をしながらチラッと彼女を見ると耳が紅い事に気付く。
もしやこれは脈あり?
「これから先、お前さんを抱き締めたい男が現れるかも知れん。それを止める立場ではないが───わし以外に、満足しないようにのう?」
ちゅっと額にキスをして、その場をすぐに立ち去る。
立ち去ったのは真っ赤な顔を見られたくないから。自分でしておいてちょっと情けないと思いつつも、きっと彼女の顔も真っ赤じゃろうからおあいこじゃ。
何というかアイスバーグさんの思い付きで出来上がった日といえば通じるじゃろうか?
勿論、拒否権はある。抱擁の花言葉をもった『クマザサ』を相手に渡して、それを受け取って貰えるとOKという流れ。
ガレーラカンパニーは男所帯ではあるが女性も少なからず居る。それは船大工であったりデザイナーであったりと様々、その中でも一番人気の女性は事務処理を担当している。
「…のう、ナナシ」
「カク、呼んだ?どうしたの?」
視界に入る彼女を呼び止める。いつ見ても笑顔が可愛くてキラキラ輝いとる。いや、輝いとるのはわしが相手に恋をしているから。
「うむ。クマザサ、何枚か受け取っておると思ってのう」
「あー…大半は断ってるんだけど、これはアイスバーグさんとルッチさんから。あの二人って圧がすごいから断れるに断れないんだよね」
相変わらず行動が早い二人に軽い苛立ち。しかし、見る限り困惑しているだけで彼女自身が本気で嫌がってる訳でもない。ならば自分のすることも決まっておる。
「じゃあ、わしも良いか?」
「…え、カクも?」
後ろに隠しておいたクマザサを相手に差し出す。一瞬驚いた顔をするも、ゆっくりと両手で受け取る姿に頬が緩む。
「受け取ってくれて、ありがとさんじゃ。では…失礼して」
「う、うん」
「む!小さいのう、ちゃんと飯は食べとるんか?」
「た、食べてるよ…!」
小さな体をめいいっぱい抱き締めた。甘い香りが鼻腔を擽る、いつまでもこの香りに纏われていたい。些細な会話をしながらチラッと彼女を見ると耳が紅い事に気付く。
もしやこれは脈あり?
「これから先、お前さんを抱き締めたい男が現れるかも知れん。それを止める立場ではないが───わし以外に、満足しないようにのう?」
ちゅっと額にキスをして、その場をすぐに立ち去る。
立ち去ったのは真っ赤な顔を見られたくないから。自分でしておいてちょっと情けないと思いつつも、きっと彼女の顔も真っ赤じゃろうからおあいこじゃ。
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