トラファルガー・ロー
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「う〜ローぉ、助けてぇ」
「…は?どうした?」
先程まで機嫌良く食堂で飯を食べていたはずの相手がいきなり半泣きで縋ってきた。おれが食堂を先に出たのはほんの数分前、その間に一体何があったと眉を顰める。
「うぅ、さっき…ね」
もしや他のクルー、シャチやペンギン辺りに好物を食べられた?
そんな下らないことが頭に浮かぶが、あの二人ならやりかねない。次の相手の言葉を待っていると。
「シャチのメロン食べたら喉がイガイガするの…!」
「………は?」
本日二度目の『は?』が口から漏れた。
メロンを食ってと思い浮かぶのはアレルギー症状。こいつは食べ物に関して、軽い口腔アレルギーがあるので食事に関しては口煩く気を付けろと念押ししていた。先日に行った検査の際、メロンにも反応があったことは本人に伝えたので分かっているはず。それなのに、何故口にしたのか?
ひとまず能力でシャチを呼ぶと、この異様な状況に只事じゃないと感じたのか、手を振りながら慌てて弁解。
「キャプテン!?え、おれ別にこいつに何もしてませんよ!?」
「お前のメロンを食べたらと言っていたが…まさか無理矢理食わせたんじゃねェだろうな?」
「ちょ、違いますって。むしろこいつがおれの残してたメロン食べたんですよ!?」
「………は?」
本日、三度目の『は?』に、頭が痛くなったのはいうまでもない。見えなかった部分が明確に見えだして、そこで真相を理解。
疑って悪かったと伝え、シャチを下がらせた後は視線を目の前の女に向ける。
「つまり、シャチが食後のデザートに残しておいたメロンを摘み食いをした、で間違いねェか?」
「ふぁ…い…」
おいおいと、相手の頬をガシッと掴みながら問い詰めた。喉の違和感と怒られたことにより目元は潤んでいる。普段ならその涙目に唆られるが状況が状況だ。
「そもそもお前はメロンに対してアレルギーがあるって言っただろう?人の物を食うな、食い意地を張るんじゃねェ!その結果こうなったんだぞ?」
「だって、すごく美味しそうだったから…いけるかなと思って…うう」
「下手すりゃ呼吸困難に陥ることあるんだ。…アレルギーを舐めるんじゃねェよ」
「…ごめんなさい」
「ったく、分かったなら良い。ほら…口見せろ、ナナシ」
反省したのか大人しく、アーンと口を開ける相手。
喉元を見ると少し荒れて赤くなっていたが、それ以上の症状は見られないのでホッと胸を撫で下ろす。洗浄すればマシになるだろうと判断し、うがい薬を作ろうと立ち上がる。
だが物事が落ち着き無防備に口を開けている、その光景に何やらムラっと来てしまい。
「次食ったら、お仕置きだからな?」
「え…ンン!!ふぁ…!?」
がぶりと相手の唇に噛み付いた。驚いて口を閉じようとするが、舌を滑り込ませ、そのまま吸い上げたり絡ませたりして、咥内を余すことなく舐め上げて、小声で『消毒』だと伝える。
そうして見なくても分かる相手の表情を思い浮かべながらポンポンと頭を優しく撫でて、今度こそ薬を作るのに取り掛かったのだった。
「…は?どうした?」
先程まで機嫌良く食堂で飯を食べていたはずの相手がいきなり半泣きで縋ってきた。おれが食堂を先に出たのはほんの数分前、その間に一体何があったと眉を顰める。
「うぅ、さっき…ね」
もしや他のクルー、シャチやペンギン辺りに好物を食べられた?
そんな下らないことが頭に浮かぶが、あの二人ならやりかねない。次の相手の言葉を待っていると。
「シャチのメロン食べたら喉がイガイガするの…!」
「………は?」
本日二度目の『は?』が口から漏れた。
メロンを食ってと思い浮かぶのはアレルギー症状。こいつは食べ物に関して、軽い口腔アレルギーがあるので食事に関しては口煩く気を付けろと念押ししていた。先日に行った検査の際、メロンにも反応があったことは本人に伝えたので分かっているはず。それなのに、何故口にしたのか?
ひとまず能力でシャチを呼ぶと、この異様な状況に只事じゃないと感じたのか、手を振りながら慌てて弁解。
「キャプテン!?え、おれ別にこいつに何もしてませんよ!?」
「お前のメロンを食べたらと言っていたが…まさか無理矢理食わせたんじゃねェだろうな?」
「ちょ、違いますって。むしろこいつがおれの残してたメロン食べたんですよ!?」
「………は?」
本日、三度目の『は?』に、頭が痛くなったのはいうまでもない。見えなかった部分が明確に見えだして、そこで真相を理解。
疑って悪かったと伝え、シャチを下がらせた後は視線を目の前の女に向ける。
「つまり、シャチが食後のデザートに残しておいたメロンを摘み食いをした、で間違いねェか?」
「ふぁ…い…」
おいおいと、相手の頬をガシッと掴みながら問い詰めた。喉の違和感と怒られたことにより目元は潤んでいる。普段ならその涙目に唆られるが状況が状況だ。
「そもそもお前はメロンに対してアレルギーがあるって言っただろう?人の物を食うな、食い意地を張るんじゃねェ!その結果こうなったんだぞ?」
「だって、すごく美味しそうだったから…いけるかなと思って…うう」
「下手すりゃ呼吸困難に陥ることあるんだ。…アレルギーを舐めるんじゃねェよ」
「…ごめんなさい」
「ったく、分かったなら良い。ほら…口見せろ、ナナシ」
反省したのか大人しく、アーンと口を開ける相手。
喉元を見ると少し荒れて赤くなっていたが、それ以上の症状は見られないのでホッと胸を撫で下ろす。洗浄すればマシになるだろうと判断し、うがい薬を作ろうと立ち上がる。
だが物事が落ち着き無防備に口を開けている、その光景に何やらムラっと来てしまい。
「次食ったら、お仕置きだからな?」
「え…ンン!!ふぁ…!?」
がぶりと相手の唇に噛み付いた。驚いて口を閉じようとするが、舌を滑り込ませ、そのまま吸い上げたり絡ませたりして、咥内を余すことなく舐め上げて、小声で『消毒』だと伝える。
そうして見なくても分かる相手の表情を思い浮かべながらポンポンと頭を優しく撫でて、今度こそ薬を作るのに取り掛かったのだった。
