第2話
夢小説設定
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グラウンド
山口「いくぞー!藤波っ!」
とサッカーボールを蹴る山口。
山口「ほら走れ走れー!いいかお前らサッカーはチームプレイだ!お互いの信頼と協力がなければ戦えない!分かったかー?」
1人でテンションの高い山口。
3Dのみんなはもちろんやる気はなくグラウンドには居るものの自由だ。
離れた場所では…
隼人「なーんで数学の時間にサッカーなんだよ。」
タケ「わっかんねえ」
麗奈「そうは言ってもまともに授業受けたことないよね?」
山口「いいぞっ桜庭いけー!…あのやろっ」
とゴール横で突っ立ってる竜を見つける山口。
山口「おいっ小島!こっちにパスだ!」
そう言いパスをもらうとすごいゴールを決める山口。
山口「ゴーーーール!やった!入ったー!お前らちゃんと見てたか…?」
振り向くと竜、大熊を除くみんなは桃女の女の子達に釘付けで…
麗奈「さっき言ったばっかりなのに…隼人のバカ。」
そういい麗奈は竜のもとへ。
麗奈「りゅう〜…隼人ムカつく!みんなもキライ!そりゃ私はあの子達に比べたら可愛くないんだろうけどさ…」
竜「あいつらは今に始まったことじゃねーだろ。それに麗奈はもっと周りの目に気づいた方がいいと思うけど…」
麗奈「…??」
すると山口が歩いてくる。
山口「小田切くん。ちゃんと守らなきゃだめじゃないか。」
竜「お前さ…俺と同じチームだろ?」
麗奈「そうなの?」
山口「はっ!しまった…自分とこ入れちまった…」
麗奈(天然…?)
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山口「さっお前ら、もういっちょやるか!」
隼人「おれもういくわ。めんどくせえ。麗奈いくぞー」
ツッチー「あーあ疲れたにゃー」
日向「ギブアップだにゃ。」
といい帰り始めると3Dみんなもくたびれたように帰り始める。
山口「えっ…おい待てよ!勝負はこれからだ…おいっお前ら!」
麗奈「竜一緒にかえろ??」
竜「隼人呼んでんぞ」
麗奈「知らないもん。」
といい竜の隣を隼人達にべーっとしながら歩く麗奈。
隼人「れい!」
麗奈「ふんっ」
タケ「竜!!」
竜は無視して歩き続ける。
麗奈「いいの??タケ呼んでるっ」
竜「いいから。」
隼人「ほっとけよ。」
タケ「でも…」
隼人「いいから。かまうなって。」
隼人 ツッチー 日向は歩いていってしまう。
山口「武田…小田切と矢吹に一体何があったんだ。お前ならなにか知ってるんじゃないのか?」
タケ「うん。まあ。2学期の終わりにさ俺たち5人と荒高の頭5人とでやり合うことになってさ」
山口「やりあうって?」
タケ「喧嘩に決まってんだろ。」
山口「あっ喧嘩…」
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帰り道
麗奈「竜と帰るの久々だね!!学校疲れた?」
竜「本当にいいのかよ。隼人機嫌悪いんじゃねーの?」
麗奈「それ言われたら私の方が機嫌悪いよ?」
竜「… 麗奈がいいならなにも言わねえよ。送ってく。」
麗奈「ありがと。ママに会ってく?竜に会えたら嬉しがると思うな〜!」
竜「挨拶してく」
麗奈「うんっ!」
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繁華街
ツッチー「タケのやつさ、なんか最近変じゃね?」
日向「あぁ。なんか付き合い悪い時あるよな。」
ツッチー「しかも山口となに話してたんだろうな。」
日向「はっ気になるそれ!」
ツッチー「山口ってなんか変わってねえか?」
隼人「…一体何者なんだよ。あいつ。」
ツッチー「隼人。麗奈のこといいのか?」
隼人「…ちゃんと謝る。お前らもな。」
日向「だな。」
ツッチー「あれ?あいつA組の島田じゃねえかよ。」
日向「あいつ荒高の渋谷じゃねえかよ。」
A組の島田が渋谷にカツアゲされてるとこを見つける。
それに近づいていく。
隼人「用があるなら俺が聞こうか?」
渋谷「黒銀の矢吹か。てめえは引っ込んでろ。」
「テメェらの仲間の小田切が俺たちに詫び入れてきたこと知ってんだろ?」
隼人「関係ねえよ。あいつは。」
渋谷「黒銀は荒高に白旗あげたんだからよ。ハハハハっ」
隼人「あいつが何言ったか知んねえけど、黒銀の頭俺だからっ!」
と殴りかかる隼人。
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3D教室
隼人「れいはよ。」
麗奈「…」
ツッチー「麗奈昨日は、ごめんな?」
日向「悪いっ!この通りだ!」
タケ「ごめん!麗奈!」
隼人「ごめん。」
麗奈「…しょうがないな〜。今回は許してあげようじゃないか!」
隼人「うー!れい!すきだ!」
麗奈「私ちゃんと彼女だよね?」
隼人「あたりめえだろ?」
麗奈「うんっ」
仲直りしていつも通り隼人の膝の上に座りみんなと雑談する。
麗奈(今日は竜ももう来てるし安心!)
ガラガラッ
山口「みんなおはよー!」
山口「あのさ…みんな。夕べ荒高の生徒と喧嘩したでしょ。どっちが勝ったのー…?」
麗奈「喧嘩?」
ツッチー「俺たちに決まってんだろ?」
日向「聞くまでもねえだろ?こっちには隼人がいるんだからよー」
隼人「っていうかそんなこと聞いてどうすんだよ。」
山口「喧嘩の原因は?」
ツッチー「A組の島田が絡まれたから助けてやったんだよ。」
山口「いいとこあるじゃないか」
隼人「荒高ごときにでけえ顔されちゃな」
麗奈「大丈夫だったの?ケガは?」
山口「まあ夕べの喧嘩は理由があるみたいだから大目に見るけど、無茶はするな。退学になるかもしれないんだぞ?」
隼人「退学が怖くて喧嘩なんかできっかよ。ま、どっかの腰抜けは別だけどね…」
といい睨み合う隼人と竜。
麗奈 タケ「…」
隼人「男っつうのは強くなきゃ意味ねーんだよっ」
ツッチー「おぉー拍手っ」
山口「フフッ…強いってことはケンカをすることじゃないでしょ?」
隼人「…」
山口「喧嘩なら幼稚園児でもできるしね。授業はじめます。教科書だして。」
隼人「ふざけんなよっ!」
そいうと隼人が机から教科書をだし山口に
向かって勢いよく投げる。
麗奈「ちょっとっ!隼人っ」
が山口はびくともせず後ろの黒板に当たり落ちる。
それを拾い山口が来る。
山口「物を粗末に扱うな。」
教科書を置き戻る山口。
すると隼人は麗奈を支え立ち上がる
麗奈「…はやと」
隼人「今日4時に河原に来いよ。」
山口「え?デートの誘いにしちゃ随分だな。」
隼人「誘ってねえよ。」
山口「なんのために?」
隼人「俺とタイマンはれよ。」
山口「タイマン?」
隼人「もしお前が勝ったら俺がなんでも言うこと聞いてやるよ。俺が勝ったらもう俺らに指図するな。それが強いもんと弱いもんのルールだろ。」
そういい出て行く隼人。
山口「矢吹!」
ツッチー「隼人!」
麗奈「隼人…」
竜「…」
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