第1話
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ーーーーーーーーーーーーー
3D教室
ポスっ
ダーツをしている。
タケ「…あぁーっ!」
隼人「しゅーりょー!!!!」
日向「また隼人の勝ちかよっ」
「今月キツイまじでっ」
とみんな隼人の手に100円ずつ。
麗奈「隼人また勝ったんだ!」
隼人「これで何か飲もうな〜れいちゃん」
麗奈「いいのっ?わーい!」
ツッチー「今度こそ!」
麗奈「ツッチーがんばれっ!みんなもね!」
隼人「もうやめとけば?土屋くん。」
日向「隼人の1人勝ちにさせてたまっかよ。」
タケ「そうそう。1人勝ちはずりぃよな〜」
山口「でも、ちょっと微妙だよな?」
みんながうんうんと頷き、驚く。
みんな「えっ!?」
山口「ちょっと聞きたいことがあってさ!」
ツッチー「だからってそんなとこにいんじゃねえよ!」
山口「小田切くんのことなんだけど」
そう聞くと隼人は離れる。
麗奈「…竜」
ツッチー「竜のなにが聞きてえんだ。」
山口「矢吹くんとの喧嘩が原因で学校に来なくなったって聞いたんだけど、なんで彼だけそんな処分になったの?」
隼人「関係ねぇだろ」
山口「君との喧嘩が原因なら気にならない?」
隼人「べつに…」
山口「別にってことはないでしょ?」
日向「竜の親と理事長の間で話ついてんだからそれでいいじゃん。」
山口「心配じゃないのか?同じクラスの仲間だろ?」
隼人「…仲間?」
山口「あぁ。そうだろ?」
「たまたま同じクラスになっただけで仲間とか言われてもね?」
山口「でも、それが縁ってものだろ?その縁を大事にしようとか思わないのか?」
隼人「あいつは仲間じゃねえんだよ。」
山口「え?」
麗奈「隼人…」
隼人「仲間なんかじゃねぇよ… れいいくぞ」
といい麗奈の手を掴み教室を出て行く隼人。
麗奈「ちょっと…隼人っ」
ツッチー「おい、隼人」
日向「どこ行くんだよ」
タケ「まてよっ!」
3人も追いかける。
山口「おい、お前ら!」
「あと2人、前あんなに仲良かったのにな。」
山口「そうなのか?」
「でも、隼人が怒んのも無理ねえよな?」
「竜は裏切り者だかんな。」
山口「裏切り者?小田切が裏切ったってどういうこと?」
「さあな〜」
「そういえば竜っていまやばい連中とつるんでんだろ?」
山口「やばい連中?」
「そいつらと一緒にバイトしてるって噂だよな?」
「パシリなんだろ?」
ーーーーーーーーーーーー
職員室
ガラガラ
山口は小田切竜の名簿を取り出す
ーーーーーーーーーーー
ゲームセンター
麗奈「隼人…大丈夫?」
隼人「あぁ。そんなことよりビリヤードしよーぜ」
麗奈「ごめん!隼人。今日はママに呼ばれてるから帰るね。遅くまで遊んでちゃだめだよっ。明日お迎え待ってるね!」
隼人「えぇーれい帰るのー!そんなこと言ってなかったじゃーん。」
麗奈「ごめんね?隼人だいすきだよっ」
と隼人に抱きつく。
麗奈「じゃあみんな隼人よろしくね!バイバイ」
ツッチー 日向 タケ
「またにゃーん」
ーーーーーーーーーー
フレンツェン裏口
麗奈(竜…いないかな?)
ガチャ
麗奈「…竜っ!!」
竜「… 麗奈。お前またきたのか。危ねえからはやく帰れ。」
麗奈「でも…」
竜「隼人にバレたらなに言われるかわかんねえぞ。」
麗奈「でも竜にまた学校来て欲しくて。本当のこと言えば隼人だって…」
竜「いいから。俺のことはほっといてすぐに帰れ。送ってやれねえから。」
麗奈「ごめん…。また会いにくるね?」
竜「ありがとな。」
ーーーーーーーーーー
数分後 フレンツェン裏口
ガチャ
山口「小田切くん…?」
竜「誰あんた」
山口「君の担任の先生。山口久美子。通称ヤンクミ。よろしくね。」
竜「なんの用だよ。」
山口「うん。あのさ、明日から学校にこない?」
竜「学校?俺はな、来んなって言われてんだよ」
山口「来るなって言われたから行かないんだ?ずいぶん素直なんだね。」
竜が山口の胸ぐらを掴む。
竜「あんた俺に喧嘩うってんのかよ。」
山口「生憎だけど、私は自分より弱い相手には喧嘩は売らない。」
竜「とっとと帰れ。」
山口「なにがあったか知らないけど、このままでいいの?学校は理事長や教師の好きかってさせる所じゃない。お前たち生徒のもんなんだよ?」
竜「綺麗事言ってんじゃねえよ。お前ら先公いっつもそうだよ。綺麗事言って格好つけて、いざとなったら自分の身を守ることしか考えてねぇんだよ。」
山口「先公は信用できねぇってことか。」
竜「あぁ。信じられねぇな。」
山口「それじゃあ私にチャンスをくれないかな?」
竜「…チャンス?」
山口「私はお前を裏切ったりしない。なにがあっても絶対に守る。…だめかな??」
「竜ちゃーん。サボっちゃだーめよ?」
竜「すいませんっ」
山口「いまのがお前の仲間か?」
竜「わりぃかよ」
山口「全然。お前が本気でつるめる仲間なら。けど、もしそうじゃないなら今すぐ手を切れ。手を切って学校へ来い。」
竜「俺だった学校いきてえよ。」
山口「そうか?」
竜「けど無理だ。」
山口「心配すんな。理事長や教頭のことなら私が…」
竜「そうじゃねぇよ。あいつらに借り返すまでは」
山口「借り…」
竜「金だよ…金返すまで自由になれねぇよ。」
山口「いくらなんだ?」
竜「関係ねぇだろ。」
山口「いくらなんだ!」
竜「…30万」
山口「30万。それだけあればあいつらと手が切れるのか?」
竜「あぁ。」
山口「そうすればお前は学校に来れるんだな?」
竜「…あぁ。」
山口「わかった。」
ーーーーーーーーーーーー
次の日
麗奈「はーやとっ!おはよっ」
とすぐに手を繋ぐ。
隼人「はよ。れい。」
麗奈「今日もお迎えありがとっ。昨日はごめんね?」
隼人「れい居なかったから寂しかった〜。ちゅーさせろ〜」
麗奈「あとでね!昨日は大丈夫だった?なにも問題なし??」
隼人「あの先公が竜の居場所聞いてきたよ…」
麗奈「え?…それでどうしたの?」
隼人「ムカついたから遠回りの道で教えやった。」
麗奈「ふ〜ん。そうなんだ?」
隼人「そんなことより今日は放課後大丈夫だよな?」
麗奈「うんっ!デート楽しみにしてるねっ」
隼人「かわいいぞっれい」
麗奈「ありがとっはやく行こー!」
ーーーーーーーーーーーー
3D教室
今日もみんなワイワイガヤガヤ
ガラガラッ
麗奈(先生だ…やっぱりみんなが怖くないんだ。今までの先生とは違うのかな…)
隼人たちのトランプを横目に麗奈は
山口を見つめる。
山口「おはよっ。みんなおはよっ。」
ガヤガヤガヤガヤ
山口「…おはようって言ってんのが聞こえねぇのか!」
みんなは静まり山口を睨み
麗奈はビクッとし隼人の制服を掴む。
山口「挨拶っていうのは人と人とが触れ合う基本だろーが!てめえら高校生にもなってそんな基本も身についてねぇのか?無駄に生きてんじゃねえよ!」
3D 「あぁっ?」
とみんな立ち上がる。
山口「座れ。…座れっ!!」
ガタガタッ
隼人が机を蹴り飛ばす。
麗奈「隼人…?」
隼人は山口の元に行き胸ぐらを掴む。
隼人「てめえ調子にのんじゃねえぞ?」
山口「…席に戻れ。席に戻れって言ってんのが聞こえないのか?」
隼人は席に戻る。
麗奈(隼人が従った…?)
山口「お前らもだ。全員席につけ。」
みんなが席つく。
山口「いいか?よく聞け。反抗上等、不良上等。けどな?お前らがやってんのは反抗じゃねぇ。ただのワガママだよ!不良気取って、やってることは幼稚園児となにも変わりやしねえじゃねえかよ!」
みんなはずっと睨み続ける。
隼人はずっと私の手を握ってくれている。
山口「ここまで言われて悔しくないのか?…どうなんだって聞いてんだよ!!」
隼人が席を立つ。
そのまま全員出て行く。
麗奈は最後に先生を見つめてから
着いていく。
ーーーーーーーーーーー
麗奈「隼人…あの先生…っ」
隼人「れい。送ってく。」
麗奈「…うん。」
ーーーーーーーーーーーーー
麗奈「隼人っ…ゆき!!」
隼人「寒くないか?寒かったら日向に上貸してもらえよ?」
日向「隼人そりゃないぜ〜」
麗奈「私は大丈夫だけどみんな寒くないの?」
ツッチー「麗奈はやっぱり優しいな〜」
タケ「大丈夫大丈夫」
とみんなと雪空の夜を歩く。
4人でおっぱいおっぱいなんて言って。
麗奈「隼人!そんなことばっかりなんで言ってんの…??」
隼人「どうした?」
と麗奈が見つめる先には工事現場で働く山口。
麗奈「なんで?」
ツッチー「へえ〜先公でもバイトすんだ。」
日向「男に貢いでるとか?」
隼人「今時の先公ならあんじゃねえの?」
と3人は歩いていってしまう。
麗奈「タケ…なんか違うよね。あの人。」
タケ…「うん。まあそんな簡単に信じられるもんじゃないけどね。」
麗奈「だよね。」
隼人「れいちゃーん。いくよー!」
麗奈「あ、うーん!!タケいこっ」
と先歩いていった3人の元に走る。
ーーーーーーーーーーーーー
フレンツェン裏口
麗奈「竜っ…」
竜「また来たのか。だめだって言ったろ?」
麗奈「あの先生…来たんでしょ?」
竜「あぁ。…金が必要だって言ったら本当に持ってきやがった。」
麗奈「竜にだったんだ…。私も工事現場で働いてるの見ちゃってさ。」
竜「そっか…」
麗奈「あの人今までの人たちとは違うと思う…。簡単に信じちゃいけないし信じられないけど。竜はどう思う?」
竜「…わかんねえよ。」
麗奈「そうだよね…。ここは?どうするの?」
竜「できれば手は切ろうと思ってる。…だから心配すんな。」
麗奈「竜のこと待ってるね?」
竜「ここの奴らに見つかる前に早く帰れ。」
麗奈「はい…。気をつけてね?」
竜「あぁ。」
3D教室
ポスっ
ダーツをしている。
タケ「…あぁーっ!」
隼人「しゅーりょー!!!!」
日向「また隼人の勝ちかよっ」
「今月キツイまじでっ」
とみんな隼人の手に100円ずつ。
麗奈「隼人また勝ったんだ!」
隼人「これで何か飲もうな〜れいちゃん」
麗奈「いいのっ?わーい!」
ツッチー「今度こそ!」
麗奈「ツッチーがんばれっ!みんなもね!」
隼人「もうやめとけば?土屋くん。」
日向「隼人の1人勝ちにさせてたまっかよ。」
タケ「そうそう。1人勝ちはずりぃよな〜」
山口「でも、ちょっと微妙だよな?」
みんながうんうんと頷き、驚く。
みんな「えっ!?」
山口「ちょっと聞きたいことがあってさ!」
ツッチー「だからってそんなとこにいんじゃねえよ!」
山口「小田切くんのことなんだけど」
そう聞くと隼人は離れる。
麗奈「…竜」
ツッチー「竜のなにが聞きてえんだ。」
山口「矢吹くんとの喧嘩が原因で学校に来なくなったって聞いたんだけど、なんで彼だけそんな処分になったの?」
隼人「関係ねぇだろ」
山口「君との喧嘩が原因なら気にならない?」
隼人「べつに…」
山口「別にってことはないでしょ?」
日向「竜の親と理事長の間で話ついてんだからそれでいいじゃん。」
山口「心配じゃないのか?同じクラスの仲間だろ?」
隼人「…仲間?」
山口「あぁ。そうだろ?」
「たまたま同じクラスになっただけで仲間とか言われてもね?」
山口「でも、それが縁ってものだろ?その縁を大事にしようとか思わないのか?」
隼人「あいつは仲間じゃねえんだよ。」
山口「え?」
麗奈「隼人…」
隼人「仲間なんかじゃねぇよ… れいいくぞ」
といい麗奈の手を掴み教室を出て行く隼人。
麗奈「ちょっと…隼人っ」
ツッチー「おい、隼人」
日向「どこ行くんだよ」
タケ「まてよっ!」
3人も追いかける。
山口「おい、お前ら!」
「あと2人、前あんなに仲良かったのにな。」
山口「そうなのか?」
「でも、隼人が怒んのも無理ねえよな?」
「竜は裏切り者だかんな。」
山口「裏切り者?小田切が裏切ったってどういうこと?」
「さあな〜」
「そういえば竜っていまやばい連中とつるんでんだろ?」
山口「やばい連中?」
「そいつらと一緒にバイトしてるって噂だよな?」
「パシリなんだろ?」
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職員室
ガラガラ
山口は小田切竜の名簿を取り出す
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ゲームセンター
麗奈「隼人…大丈夫?」
隼人「あぁ。そんなことよりビリヤードしよーぜ」
麗奈「ごめん!隼人。今日はママに呼ばれてるから帰るね。遅くまで遊んでちゃだめだよっ。明日お迎え待ってるね!」
隼人「えぇーれい帰るのー!そんなこと言ってなかったじゃーん。」
麗奈「ごめんね?隼人だいすきだよっ」
と隼人に抱きつく。
麗奈「じゃあみんな隼人よろしくね!バイバイ」
ツッチー 日向 タケ
「またにゃーん」
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フレンツェン裏口
麗奈(竜…いないかな?)
ガチャ
麗奈「…竜っ!!」
竜「… 麗奈。お前またきたのか。危ねえからはやく帰れ。」
麗奈「でも…」
竜「隼人にバレたらなに言われるかわかんねえぞ。」
麗奈「でも竜にまた学校来て欲しくて。本当のこと言えば隼人だって…」
竜「いいから。俺のことはほっといてすぐに帰れ。送ってやれねえから。」
麗奈「ごめん…。また会いにくるね?」
竜「ありがとな。」
ーーーーーーーーーー
数分後 フレンツェン裏口
ガチャ
山口「小田切くん…?」
竜「誰あんた」
山口「君の担任の先生。山口久美子。通称ヤンクミ。よろしくね。」
竜「なんの用だよ。」
山口「うん。あのさ、明日から学校にこない?」
竜「学校?俺はな、来んなって言われてんだよ」
山口「来るなって言われたから行かないんだ?ずいぶん素直なんだね。」
竜が山口の胸ぐらを掴む。
竜「あんた俺に喧嘩うってんのかよ。」
山口「生憎だけど、私は自分より弱い相手には喧嘩は売らない。」
竜「とっとと帰れ。」
山口「なにがあったか知らないけど、このままでいいの?学校は理事長や教師の好きかってさせる所じゃない。お前たち生徒のもんなんだよ?」
竜「綺麗事言ってんじゃねえよ。お前ら先公いっつもそうだよ。綺麗事言って格好つけて、いざとなったら自分の身を守ることしか考えてねぇんだよ。」
山口「先公は信用できねぇってことか。」
竜「あぁ。信じられねぇな。」
山口「それじゃあ私にチャンスをくれないかな?」
竜「…チャンス?」
山口「私はお前を裏切ったりしない。なにがあっても絶対に守る。…だめかな??」
「竜ちゃーん。サボっちゃだーめよ?」
竜「すいませんっ」
山口「いまのがお前の仲間か?」
竜「わりぃかよ」
山口「全然。お前が本気でつるめる仲間なら。けど、もしそうじゃないなら今すぐ手を切れ。手を切って学校へ来い。」
竜「俺だった学校いきてえよ。」
山口「そうか?」
竜「けど無理だ。」
山口「心配すんな。理事長や教頭のことなら私が…」
竜「そうじゃねぇよ。あいつらに借り返すまでは」
山口「借り…」
竜「金だよ…金返すまで自由になれねぇよ。」
山口「いくらなんだ?」
竜「関係ねぇだろ。」
山口「いくらなんだ!」
竜「…30万」
山口「30万。それだけあればあいつらと手が切れるのか?」
竜「あぁ。」
山口「そうすればお前は学校に来れるんだな?」
竜「…あぁ。」
山口「わかった。」
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次の日
麗奈「はーやとっ!おはよっ」
とすぐに手を繋ぐ。
隼人「はよ。れい。」
麗奈「今日もお迎えありがとっ。昨日はごめんね?」
隼人「れい居なかったから寂しかった〜。ちゅーさせろ〜」
麗奈「あとでね!昨日は大丈夫だった?なにも問題なし??」
隼人「あの先公が竜の居場所聞いてきたよ…」
麗奈「え?…それでどうしたの?」
隼人「ムカついたから遠回りの道で教えやった。」
麗奈「ふ〜ん。そうなんだ?」
隼人「そんなことより今日は放課後大丈夫だよな?」
麗奈「うんっ!デート楽しみにしてるねっ」
隼人「かわいいぞっれい」
麗奈「ありがとっはやく行こー!」
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3D教室
今日もみんなワイワイガヤガヤ
ガラガラッ
麗奈(先生だ…やっぱりみんなが怖くないんだ。今までの先生とは違うのかな…)
隼人たちのトランプを横目に麗奈は
山口を見つめる。
山口「おはよっ。みんなおはよっ。」
ガヤガヤガヤガヤ
山口「…おはようって言ってんのが聞こえねぇのか!」
みんなは静まり山口を睨み
麗奈はビクッとし隼人の制服を掴む。
山口「挨拶っていうのは人と人とが触れ合う基本だろーが!てめえら高校生にもなってそんな基本も身についてねぇのか?無駄に生きてんじゃねえよ!」
3D 「あぁっ?」
とみんな立ち上がる。
山口「座れ。…座れっ!!」
ガタガタッ
隼人が机を蹴り飛ばす。
麗奈「隼人…?」
隼人は山口の元に行き胸ぐらを掴む。
隼人「てめえ調子にのんじゃねえぞ?」
山口「…席に戻れ。席に戻れって言ってんのが聞こえないのか?」
隼人は席に戻る。
麗奈(隼人が従った…?)
山口「お前らもだ。全員席につけ。」
みんなが席つく。
山口「いいか?よく聞け。反抗上等、不良上等。けどな?お前らがやってんのは反抗じゃねぇ。ただのワガママだよ!不良気取って、やってることは幼稚園児となにも変わりやしねえじゃねえかよ!」
みんなはずっと睨み続ける。
隼人はずっと私の手を握ってくれている。
山口「ここまで言われて悔しくないのか?…どうなんだって聞いてんだよ!!」
隼人が席を立つ。
そのまま全員出て行く。
麗奈は最後に先生を見つめてから
着いていく。
ーーーーーーーーーーー
麗奈「隼人…あの先生…っ」
隼人「れい。送ってく。」
麗奈「…うん。」
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麗奈「隼人っ…ゆき!!」
隼人「寒くないか?寒かったら日向に上貸してもらえよ?」
日向「隼人そりゃないぜ〜」
麗奈「私は大丈夫だけどみんな寒くないの?」
ツッチー「麗奈はやっぱり優しいな〜」
タケ「大丈夫大丈夫」
とみんなと雪空の夜を歩く。
4人でおっぱいおっぱいなんて言って。
麗奈「隼人!そんなことばっかりなんで言ってんの…??」
隼人「どうした?」
と麗奈が見つめる先には工事現場で働く山口。
麗奈「なんで?」
ツッチー「へえ〜先公でもバイトすんだ。」
日向「男に貢いでるとか?」
隼人「今時の先公ならあんじゃねえの?」
と3人は歩いていってしまう。
麗奈「タケ…なんか違うよね。あの人。」
タケ…「うん。まあそんな簡単に信じられるもんじゃないけどね。」
麗奈「だよね。」
隼人「れいちゃーん。いくよー!」
麗奈「あ、うーん!!タケいこっ」
と先歩いていった3人の元に走る。
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フレンツェン裏口
麗奈「竜っ…」
竜「また来たのか。だめだって言ったろ?」
麗奈「あの先生…来たんでしょ?」
竜「あぁ。…金が必要だって言ったら本当に持ってきやがった。」
麗奈「竜にだったんだ…。私も工事現場で働いてるの見ちゃってさ。」
竜「そっか…」
麗奈「あの人今までの人たちとは違うと思う…。簡単に信じちゃいけないし信じられないけど。竜はどう思う?」
竜「…わかんねえよ。」
麗奈「そうだよね…。ここは?どうするの?」
竜「できれば手は切ろうと思ってる。…だから心配すんな。」
麗奈「竜のこと待ってるね?」
竜「ここの奴らに見つかる前に早く帰れ。」
麗奈「はい…。気をつけてね?」
竜「あぁ。」