竜人族の求婚の仕方
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「おい」
エルフの住処の森の中を駆けてる途中不意に呼び止められた。
その先を見ると金髪赤目で民族のネックレスだろうか、それをジャラジャラと付け、耳には赤い勾玉が付いている。
ーーーーこいつ、竜人族か?
竜人族とエルフは長年争いを続けていた。
お互い、寿命も長いので終わらない戦争を続けていた。
だが、100年ほど前お互い干渉しない領分に入らないという条約を持って終戦を迎えた。
「あなたのその格好、竜人族と見られる。ここはエルフの領分!即刻立ち去りなさい!さもなくば条約に反すると認め攻撃も辞さないわよ!」
警告を告げ、腰に装備してる短剣の柄を握り臨戦態勢を取る。
竜人族の彼はそれを見て二ィっと不敵な笑みを浮かべる。
ーーーーこいつ、強い・・・っ!
瞬時に距離を取るため後ろに飛ぶとゴオッと炎が私がいたところを命中。
「ーっ、我々の森を何するつもりだ!」
「あ"ぁ!?てめぇから喧嘩ふっかけてきたんだろうが!まあ、こっちの方が都合がいいんだけどな」
ペロリと舌なめずりしながら私を見る。
その目に別の何かを感じゾッとした。
何故ぞっとしたかは分からないが、とりあえずこの火を何とかしなければーーー・・・・・・・・・っ
「水の精よ、我の唱を聞き届けよー・・・この悪しき炎を打ち消し給えーーーDamhsa fíneáil uisce!!!!」
炎が広まる前に詠唱を唱え森の被害を抑える。
炎を操る竜人族か・・・・・・分が悪すぎる。
森は私たちにとって母だ。
それを傷付けるものは誰であろうと許されない。
つまり、私も例外ではない。
エルフは妖精の声が聞こえる。
私がしたこともきっと知られてるであろう。
ーーーーーもしかして
「私を・・・・・・エルフ界から追放させる為にわざとーーーーーっ」
「はっはぁ!!そういうこった!さあどうするお高く止まったエルフ様よォ!!!!」
「何が狙いだっ!!!私はーーー」
「一般のエルフだとか嘘抜かすんじゃねえぞ」
スゥっと赤く冷たい目が私を射抜く。
まさか、私の身分も知ってこれをしたというの・・・・・・
だったら尚更ーーー
「あなた何が狙い!?私の正体も知ってのその行動ならーー」
「その前に場所、移すぞ」
そう言って彼は私に近づく。
抵抗するなよ、という無言の圧力に私も逆らえずこのまま身を任せ・・・・・・って
「なんでお姫様抱っこなのよ!下ろしなさいよ!」
「はっ、嫌だ!俺は命令されるのが嫌いなんだよ!」
そう言って上を見上げながらそろそろだな、と呟いたと思うとググッと脚に力を込め、森の木よりも高くジャンプした。
GaooOOOO!!!!!!
刹那、地響きにも似たような声がしてその声の主の方を見るとドラゴンがこっちに向かって突進してきた。
「ちょっ嫌っ!」
思わず竜人族の首に腕をまわして抱きついてしまった。
「っ!!?ドレイク!乗せろ!!!!」
『・・・忌まわしいエルフと共にいるがいいのか?』
「こいつはいいんだよ!早く!!!!!」
『・・・分かった、乗れ』
ドラゴンと・・・話してるのかしら・・・?
よく分からないけど、ドレイク?というドラゴンの背中に乗って彼から距離をとる。
「あなたの目的は、なに?」
「お前だ」
「・・・・・・・・・は?」
『ほほう、お前が追い回していたのはこやつだったのか』
「うっせぇぞ!老いぼれじじい!!!!」
『老いぼれとはなんだ!振り落としてやろうか小僧!』
「やってみろや!ぶっ殺す・・・・・・っ!!!!」
何やらドラゴンと言い争いが始まってもっと詳しく聞くつもりだったんだけど終わりそうもないから考える。
私を攫う理由は、1つしかない。
エルフとの戦争を再開させる・・・・・・・・・
私はエルフの長の娘だから、私を攫って人質にするということか・・・
それか、私の首を斬りそれをお父様に献上しそれを発端にするためーーーー
どちらにせよ、この男を触発させないように抵抗はせず隙を見て逃げるしかない。
エルフの住処の森の中を駆けてる途中不意に呼び止められた。
その先を見ると金髪赤目で民族のネックレスだろうか、それをジャラジャラと付け、耳には赤い勾玉が付いている。
ーーーーこいつ、竜人族か?
竜人族とエルフは長年争いを続けていた。
お互い、寿命も長いので終わらない戦争を続けていた。
だが、100年ほど前お互い干渉しない領分に入らないという条約を持って終戦を迎えた。
「あなたのその格好、竜人族と見られる。ここはエルフの領分!即刻立ち去りなさい!さもなくば条約に反すると認め攻撃も辞さないわよ!」
警告を告げ、腰に装備してる短剣の柄を握り臨戦態勢を取る。
竜人族の彼はそれを見て二ィっと不敵な笑みを浮かべる。
ーーーーこいつ、強い・・・っ!
瞬時に距離を取るため後ろに飛ぶとゴオッと炎が私がいたところを命中。
「ーっ、我々の森を何するつもりだ!」
「あ"ぁ!?てめぇから喧嘩ふっかけてきたんだろうが!まあ、こっちの方が都合がいいんだけどな」
ペロリと舌なめずりしながら私を見る。
その目に別の何かを感じゾッとした。
何故ぞっとしたかは分からないが、とりあえずこの火を何とかしなければーーー・・・・・・・・・っ
「水の精よ、我の唱を聞き届けよー・・・この悪しき炎を打ち消し給えーーーDamhsa fíneáil uisce!!!!」
炎が広まる前に詠唱を唱え森の被害を抑える。
炎を操る竜人族か・・・・・・分が悪すぎる。
森は私たちにとって母だ。
それを傷付けるものは誰であろうと許されない。
つまり、私も例外ではない。
エルフは妖精の声が聞こえる。
私がしたこともきっと知られてるであろう。
ーーーーーもしかして
「私を・・・・・・エルフ界から追放させる為にわざとーーーーーっ」
「はっはぁ!!そういうこった!さあどうするお高く止まったエルフ様よォ!!!!」
「何が狙いだっ!!!私はーーー」
「一般のエルフだとか嘘抜かすんじゃねえぞ」
スゥっと赤く冷たい目が私を射抜く。
まさか、私の身分も知ってこれをしたというの・・・・・・
だったら尚更ーーー
「あなた何が狙い!?私の正体も知ってのその行動ならーー」
「その前に場所、移すぞ」
そう言って彼は私に近づく。
抵抗するなよ、という無言の圧力に私も逆らえずこのまま身を任せ・・・・・・って
「なんでお姫様抱っこなのよ!下ろしなさいよ!」
「はっ、嫌だ!俺は命令されるのが嫌いなんだよ!」
そう言って上を見上げながらそろそろだな、と呟いたと思うとググッと脚に力を込め、森の木よりも高くジャンプした。
GaooOOOO!!!!!!
刹那、地響きにも似たような声がしてその声の主の方を見るとドラゴンがこっちに向かって突進してきた。
「ちょっ嫌っ!」
思わず竜人族の首に腕をまわして抱きついてしまった。
「っ!!?ドレイク!乗せろ!!!!」
『・・・忌まわしいエルフと共にいるがいいのか?』
「こいつはいいんだよ!早く!!!!!」
『・・・分かった、乗れ』
ドラゴンと・・・話してるのかしら・・・?
よく分からないけど、ドレイク?というドラゴンの背中に乗って彼から距離をとる。
「あなたの目的は、なに?」
「お前だ」
「・・・・・・・・・は?」
『ほほう、お前が追い回していたのはこやつだったのか』
「うっせぇぞ!老いぼれじじい!!!!」
『老いぼれとはなんだ!振り落としてやろうか小僧!』
「やってみろや!ぶっ殺す・・・・・・っ!!!!」
何やらドラゴンと言い争いが始まってもっと詳しく聞くつもりだったんだけど終わりそうもないから考える。
私を攫う理由は、1つしかない。
エルフとの戦争を再開させる・・・・・・・・・
私はエルフの長の娘だから、私を攫って人質にするということか・・・
それか、私の首を斬りそれをお父様に献上しそれを発端にするためーーーー
どちらにせよ、この男を触発させないように抵抗はせず隙を見て逃げるしかない。