真顔の裏
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耳「・・・っと、もうそろそろお昼休み終了だ!鈴木またな!」
芦「衰っちまたね!」
「皆さんっ!お話聞いてくれてありがとうございますっ!」
普通科のクラスに帰りながら昼の女子会のこと、轟くんの乱入のことを考えながら歩いていると誰かにぶつかってしまった。
「す、すみません!考え事してたらぶつかってしまいましたっ・・・!」
「あぁ、気にしてないから大丈夫だ」
この声・・・まさかと思い顔を上げるとそこには轟くんがいた。
そして、私だと気づいてか少しだけど真顔の表情に驚きが混ざってるような・・・そんな顔をしてた。
緑「轟くんどうしたの?・・・て、最近よくクラスに来る鈴木さん!」
飯「もう授業まで10分もないぞ!轟くん、この子に用があるのなら早くしたまえ!僕と緑谷くんは先に教室行っておくぞ!」
轟「あぁ、先に行っててくれ」
あぁっ・・・待って緑谷くん飯田くん!
半分涙目になりつつ轟くんを見上げ、用事って何?という目線を送る。
「・・・・・・あの時気になってと言ってた」
やっぱり誤魔化せてなかったよ麗日さん!どうしよう・・・とりあえず気持ちの事は言わずにあの事だけ言えばいいかなと思い口を開く。
「体育祭の決勝の時、炎を使おうとした後哀しそうな顔をして炎使うのやめたから・・・それで気になっちゃって・・・その・・・ヒーロー科のクラスの前をウロウロしてて・・・・・・」
轟「あぁ、その事か・・・あれは、まだ精算してない事があったから、まだ使ったら駄目だと思ったんだ」
精算してない事・・・・・・
それは、父親のエンデヴァーさんとかその辺のデリケートな問題なのかな・・・
でも、応えてくれたのが嬉しかったのか分からないけどポロポロと涙が出てきた。
それを見てあたふたしてる轟くんを見て思わず笑ってしまう。
「ありがとう・・・話してくれて」
涙をふいていると、切島くんと爆豪くんが近づいてきて、嫌な予感がした。
切「お、轟なにしてん・・・・・・て、鈴木泣かしたのか!?何してんだよ!」
爆「うっせぇ切島!半分野郎とモブ女とかどうでもいいんだよ!!さっさと行くぞ」
爆豪くんの大きい声に思わずビクッとしてしまう。
すると、轟くんが私と爆豪くんの間に入ってくれてそれにまたキュンとしてしまう。
「やめろ爆豪、鈴木が怯えてる」
「あぁん!?んなモブ女なんか庇って紳士気取りかよ!」
「?気取ってはないが」
「気取ってんだよクソが!次の授業でぶっ殺してやるわ!」
「あぁ、当たったらな」
言い争いにあわあわしてたらなんだ?なんだ?と野次馬が出来始めてたので教室戻ります!と言って足早に去った。
ああぁっ庇ってくれたお礼もまだ言えてないのに・・・
その日の午後の授業は全く頭に入ってこなかったのは言うまでもない。
芦「衰っちまたね!」
「皆さんっ!お話聞いてくれてありがとうございますっ!」
普通科のクラスに帰りながら昼の女子会のこと、轟くんの乱入のことを考えながら歩いていると誰かにぶつかってしまった。
「す、すみません!考え事してたらぶつかってしまいましたっ・・・!」
「あぁ、気にしてないから大丈夫だ」
この声・・・まさかと思い顔を上げるとそこには轟くんがいた。
そして、私だと気づいてか少しだけど真顔の表情に驚きが混ざってるような・・・そんな顔をしてた。
緑「轟くんどうしたの?・・・て、最近よくクラスに来る鈴木さん!」
飯「もう授業まで10分もないぞ!轟くん、この子に用があるのなら早くしたまえ!僕と緑谷くんは先に教室行っておくぞ!」
轟「あぁ、先に行っててくれ」
あぁっ・・・待って緑谷くん飯田くん!
半分涙目になりつつ轟くんを見上げ、用事って何?という目線を送る。
「・・・・・・あの時気になってと言ってた」
やっぱり誤魔化せてなかったよ麗日さん!どうしよう・・・とりあえず気持ちの事は言わずにあの事だけ言えばいいかなと思い口を開く。
「体育祭の決勝の時、炎を使おうとした後哀しそうな顔をして炎使うのやめたから・・・それで気になっちゃって・・・その・・・ヒーロー科のクラスの前をウロウロしてて・・・・・・」
轟「あぁ、その事か・・・あれは、まだ精算してない事があったから、まだ使ったら駄目だと思ったんだ」
精算してない事・・・・・・
それは、父親のエンデヴァーさんとかその辺のデリケートな問題なのかな・・・
でも、応えてくれたのが嬉しかったのか分からないけどポロポロと涙が出てきた。
それを見てあたふたしてる轟くんを見て思わず笑ってしまう。
「ありがとう・・・話してくれて」
涙をふいていると、切島くんと爆豪くんが近づいてきて、嫌な予感がした。
切「お、轟なにしてん・・・・・・て、鈴木泣かしたのか!?何してんだよ!」
爆「うっせぇ切島!半分野郎とモブ女とかどうでもいいんだよ!!さっさと行くぞ」
爆豪くんの大きい声に思わずビクッとしてしまう。
すると、轟くんが私と爆豪くんの間に入ってくれてそれにまたキュンとしてしまう。
「やめろ爆豪、鈴木が怯えてる」
「あぁん!?んなモブ女なんか庇って紳士気取りかよ!」
「?気取ってはないが」
「気取ってんだよクソが!次の授業でぶっ殺してやるわ!」
「あぁ、当たったらな」
言い争いにあわあわしてたらなんだ?なんだ?と野次馬が出来始めてたので教室戻ります!と言って足早に去った。
ああぁっ庇ってくれたお礼もまだ言えてないのに・・・
その日の午後の授業は全く頭に入ってこなかったのは言うまでもない。