雄英体育祭
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咄嗟に財布握っといてよかったあ・・・っ
新しく買った靴下と靴を履いて街中を歩く。
使い慣れた靴がいいけど、仕方ない。
そろそろ新しい運動靴が欲しいと思ってたので丁度いい。
お姉ちゃんから逃げた後、素足だったことに周りの視線で気づいた。
家に帰ろうにも家には大魔王がいるし戻ったら確実に捕まる。
どうしようかと悩んでた時に右のポケットになにか突っ込んでたことに気付く。
それを見ると私の使い慣れた財布が入っていた。
そして冒頭に戻るというわけだ。
「・・・・・・にしても何するかなー・・・」
透の家に行こうかとも思ったが、雄英体育祭の為に鍛えているだろうからやめておこう。
・・・・・・・・・となると行き先はひとつ
「みーちゃあああああん!」
「みゃあああああん」
私を見た瞬間私に向かって突進して胸に飛び込むみーちゃん。
うん、可愛いよおおお!
「今日、家に大魔王がいるからみーちゃんの家に泊めさせてぇぇ」
「み?」
なんの事だか分からないというように首を横にして?となってるみーちゃん。
可愛いぃぃ!あぁ!なんで携帯置いてきてしまったんだっ!!!
いやいいけどさ!
行く途中にみーちゃん用の子猫用の缶詰の餌を買ったので、それを空けて置く。
初めて見るそれに最初は警戒しつつ匂いを嗅ぐ。
ーーペロッ
ーーーーー!?
食べて美味しかったのか、勢いよく食べるみーちゃんにホッとした。
空になった缶詰を皿にしてミルクを注ぐ。
喉乾いてるだろうしね。
それも全部飲み干して満足したのか私の膝の上に乗り、うとうととし始めた。
え、待って・・・私遊び相手いなくなっちゃうんですが!?
ちょっとみーちゃん!?
みー様!?
私の願い虚しく、すやすやと満足そうに私の膝の上に横になってるみーちゃん。
私はそっと抱いて、みーちゃんの家(ダンボールに簡単に屋根つけたやつ)にそっと置く。
・・・・・・みーちゃんの為にペット可の家に引っ越そうかな・・・
そんなことを考えながら、今日はこの辺の路地裏で訓練をしようかなと思い、その場から離れる。
思えば、あの時から予兆があったのかもしれない。
でも私は今日も何気ない一日だと思っていただけだ。
路地裏
「んー、思いの外入り組んでるなぁ・・・こんな路地裏多くてヴィランとか潜みやすそうだなぁ」
そんなことを呟きながら路地裏を駆け抜けていると殺気を感じ瞬時に右斜め後ろに飛ぶ。
避けたと同時に刃物が私がいた真ん中を通り過ぎていく。
飛んだ先の壁を使って更に後ろに飛び、相手が投げた刃物を瞬時に取り身構え、闇の奥に潜む何かを警戒しながら次の行動を待つ。
「この動き、咄嗟の判断ーーーーお前はヒーローか」
「お生憎様、私は無個性でね・・・ヒーローになりたくてもなれない・・・ただのスポーツ馬鹿よ」
「そうか・・・・・・お前がヒーローならば真のヒーローか確かめたかったが残念だ・・・即刻立ち去れ・・・・・・」
「そんな、殺気を振りまいていうセリフではないわよ」
ヒヤリと冷や汗が頬を伝う。
それまでに、闇の中にいる相手の殺気は凄い。
だが、恐れると普段の動きを鈍らせる。
だからそれに恐れるな。
私に近づくため闇からすうっと現れたそいつを見てどこかで見たような錯覚を覚えた。
赤いマフラーに顔面は包帯を巻いて顔を隠している。
闇に溶け込めるよう黒を基調とした姿。
そして腰や足等にサバイバルナイフや日本刀等種類様々な物を装備している。
ーーーーこいつ、手練だ
「ーーーーっ」
キンッ
「ほお、受け流すとはやるな・・・・・・でも」
ーーーーーペロリ
「これで、ゲームセットだ」
新しく買った靴下と靴を履いて街中を歩く。
使い慣れた靴がいいけど、仕方ない。
そろそろ新しい運動靴が欲しいと思ってたので丁度いい。
お姉ちゃんから逃げた後、素足だったことに周りの視線で気づいた。
家に帰ろうにも家には大魔王がいるし戻ったら確実に捕まる。
どうしようかと悩んでた時に右のポケットになにか突っ込んでたことに気付く。
それを見ると私の使い慣れた財布が入っていた。
そして冒頭に戻るというわけだ。
「・・・・・・にしても何するかなー・・・」
透の家に行こうかとも思ったが、雄英体育祭の為に鍛えているだろうからやめておこう。
・・・・・・・・・となると行き先はひとつ
「みーちゃあああああん!」
「みゃあああああん」
私を見た瞬間私に向かって突進して胸に飛び込むみーちゃん。
うん、可愛いよおおお!
「今日、家に大魔王がいるからみーちゃんの家に泊めさせてぇぇ」
「み?」
なんの事だか分からないというように首を横にして?となってるみーちゃん。
可愛いぃぃ!あぁ!なんで携帯置いてきてしまったんだっ!!!
いやいいけどさ!
行く途中にみーちゃん用の子猫用の缶詰の餌を買ったので、それを空けて置く。
初めて見るそれに最初は警戒しつつ匂いを嗅ぐ。
ーーペロッ
ーーーーー!?
食べて美味しかったのか、勢いよく食べるみーちゃんにホッとした。
空になった缶詰を皿にしてミルクを注ぐ。
喉乾いてるだろうしね。
それも全部飲み干して満足したのか私の膝の上に乗り、うとうととし始めた。
え、待って・・・私遊び相手いなくなっちゃうんですが!?
ちょっとみーちゃん!?
みー様!?
私の願い虚しく、すやすやと満足そうに私の膝の上に横になってるみーちゃん。
私はそっと抱いて、みーちゃんの家(ダンボールに簡単に屋根つけたやつ)にそっと置く。
・・・・・・みーちゃんの為にペット可の家に引っ越そうかな・・・
そんなことを考えながら、今日はこの辺の路地裏で訓練をしようかなと思い、その場から離れる。
思えば、あの時から予兆があったのかもしれない。
でも私は今日も何気ない一日だと思っていただけだ。
路地裏
「んー、思いの外入り組んでるなぁ・・・こんな路地裏多くてヴィランとか潜みやすそうだなぁ」
そんなことを呟きながら路地裏を駆け抜けていると殺気を感じ瞬時に右斜め後ろに飛ぶ。
避けたと同時に刃物が私がいた真ん中を通り過ぎていく。
飛んだ先の壁を使って更に後ろに飛び、相手が投げた刃物を瞬時に取り身構え、闇の奥に潜む何かを警戒しながら次の行動を待つ。
「この動き、咄嗟の判断ーーーーお前はヒーローか」
「お生憎様、私は無個性でね・・・ヒーローになりたくてもなれない・・・ただのスポーツ馬鹿よ」
「そうか・・・・・・お前がヒーローならば真のヒーローか確かめたかったが残念だ・・・即刻立ち去れ・・・・・・」
「そんな、殺気を振りまいていうセリフではないわよ」
ヒヤリと冷や汗が頬を伝う。
それまでに、闇の中にいる相手の殺気は凄い。
だが、恐れると普段の動きを鈍らせる。
だからそれに恐れるな。
私に近づくため闇からすうっと現れたそいつを見てどこかで見たような錯覚を覚えた。
赤いマフラーに顔面は包帯を巻いて顔を隠している。
闇に溶け込めるよう黒を基調とした姿。
そして腰や足等にサバイバルナイフや日本刀等種類様々な物を装備している。
ーーーーこいつ、手練だ
「ーーーーっ」
キンッ
「ほお、受け流すとはやるな・・・・・・でも」
ーーーーーペロリ
「これで、ゲームセットだ」