雄英体育祭
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side 姉
あの子が窓から出ていった後、私はあの人に抗議の電話をかけた。
『・・・・・・もしもし』
掛けた先の相手は何コールかしたあとに電話に出た。
なんか少しくぐもった声してるけど、きっとこの前のヴィラン襲撃事件で大怪我したからだろうか。
私は少し怒り気味に電話先の相手ーーーー相澤消太に言う。
「衰がますますあなたに似てきて、しかもゼリー飲料まで買い込むようになってるんですよ!どうしてくれるんですか・・・・・・っ!!」
『それは合理的でいい事じゃないですか・・・・・・要件はそれだけですか』
「・・・・・・」
『無言は肯定と捉えますよ・・・・・・では』
「"あの事件"のことは・・・・・・あの子にはまだ伝えないんですか」
切られないように咄嗟にその言葉を出してしまった。
すると、相澤はまたか・・・・・・という風にため息をつきいつもと変わらない返事をした。
『何度も言いましたがあの件はデリケートなんです。まだ、心が理解に追いつける精神年齢でもない。私でさえあの惨劇は思い出したくもないんです。それを衰が許容できるとは到底思えない』
「ーーっ、ですが、ヒーローに憧れているんですよ・・・・・・っオールマイトに・・・・・・あなたにもっ!!!!嬉しいんですけど、複雑なんですよ・・・」
誰にも言えないように誓約されているので、こうやって溜まっていた思いの丈を言うのは不本意だけど相澤しかいない。
だからたまに爆発しそうな時は彼に電話をする。
『お気持ち分かります。ですが、彼女の行動を制限するのはあなたは嫌でしょう』
「・・・・・・・・・」
『それに"個性"も再発動していない・・・彼女自身も無個性だと完全に思ってるんです。無闇に触発して記憶も個性も発動させて第二の惨劇を作り上げてしまった・・・という事になるのが1番恐ろしいでしょう。それにあの頃と違って、身体能力の高さもある。あの子の身体能力の高さは私のクラスでも充分に上位陣に入る』
「・・・・・・・・・」
『ヴィラン側になってしまうと非常に厄介な相手になるのは確じ「やめてくださいっ!!!!!」・・・・・・すみません、言いすぎました』
お互いこれ以上話す気が無いのか、無言で電話を繋いだまま数秒・・・・・・
「・・・・・・話、聞いてくださりありがとうございます」
『・・・・・・いえ、同じことしか言えず申し訳ないです』
「・・・では、失礼します」
電話を切り、心を落ち着かせるために深呼吸をする。
とりあえずーーー・・・・・・・・・・・・・・・
「このゼリー飲料を捨てよう」
あの子が窓から出ていった後、私はあの人に抗議の電話をかけた。
『・・・・・・もしもし』
掛けた先の相手は何コールかしたあとに電話に出た。
なんか少しくぐもった声してるけど、きっとこの前のヴィラン襲撃事件で大怪我したからだろうか。
私は少し怒り気味に電話先の相手ーーーー相澤消太に言う。
「衰がますますあなたに似てきて、しかもゼリー飲料まで買い込むようになってるんですよ!どうしてくれるんですか・・・・・・っ!!」
『それは合理的でいい事じゃないですか・・・・・・要件はそれだけですか』
「・・・・・・」
『無言は肯定と捉えますよ・・・・・・では』
「"あの事件"のことは・・・・・・あの子にはまだ伝えないんですか」
切られないように咄嗟にその言葉を出してしまった。
すると、相澤はまたか・・・・・・という風にため息をつきいつもと変わらない返事をした。
『何度も言いましたがあの件はデリケートなんです。まだ、心が理解に追いつける精神年齢でもない。私でさえあの惨劇は思い出したくもないんです。それを衰が許容できるとは到底思えない』
「ーーっ、ですが、ヒーローに憧れているんですよ・・・・・・っオールマイトに・・・・・・あなたにもっ!!!!嬉しいんですけど、複雑なんですよ・・・」
誰にも言えないように誓約されているので、こうやって溜まっていた思いの丈を言うのは不本意だけど相澤しかいない。
だからたまに爆発しそうな時は彼に電話をする。
『お気持ち分かります。ですが、彼女の行動を制限するのはあなたは嫌でしょう』
「・・・・・・・・・」
『それに"個性"も再発動していない・・・彼女自身も無個性だと完全に思ってるんです。無闇に触発して記憶も個性も発動させて第二の惨劇を作り上げてしまった・・・という事になるのが1番恐ろしいでしょう。それにあの頃と違って、身体能力の高さもある。あの子の身体能力の高さは私のクラスでも充分に上位陣に入る』
「・・・・・・・・・」
『ヴィラン側になってしまうと非常に厄介な相手になるのは確じ「やめてくださいっ!!!!!」・・・・・・すみません、言いすぎました』
お互いこれ以上話す気が無いのか、無言で電話を繋いだまま数秒・・・・・・
「・・・・・・話、聞いてくださりありがとうございます」
『・・・・・・いえ、同じことしか言えず申し訳ないです』
「・・・では、失礼します」
電話を切り、心を落ち着かせるために深呼吸をする。
とりあえずーーー・・・・・・・・・・・・・・・
「このゼリー飲料を捨てよう」