雄英体育祭
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ーーーーガチャッ
「ただいまぁ」
誰もいないその部屋に挨拶をする。
2年前まではお姉ちゃんと二人暮らしだったが、そのお姉ちゃんも結婚し出て行った。
お姉ちゃんは私も一緒に連れていくつもりだったらしいが、丁重にお断りして今はこのマンションに一人暮らしだ。
たまにお姉ちゃんが私を心配して訪問してくるけど・・・
「ただいま、お父さん、お母さん」
写真を手に取って今日の出来事を話す。
私のお父さんはある事件で亡くなり、お母さんはそれを苦にして自殺した。
私も4歳の時に事件に巻き込まれたらしい。
らしい、というのは私があの時のことが覚えていないから。
ただ、その事件に巻き込まれたのは私、お父さん、お母さんでお姉ちゃんは仕事で運良く巻き込まれはしなかった。
警察も当時突入し解決してくれたヒーローも、私には何度あの時のことを詳しく教えてもらおうとしたがメディアに出ている情報くらいしか教えてはくれなかった。
事情を知ってそうなお姉ちゃんでさえも"あなたは何も知らなくていいの"と悲哀とこれ以上はもう言わないで、という拒否の目をして言われたからそれ以来あの事件のことは与無姉妹の中で禁句となった。
唯一覚えているのは建物の中の血だらけになった床、私とお母さんを助けに来てくれたあいつの背中姿くらいだ。
ーーーーープルルルル
不意に電話が鳴り、相手の名前を見て電話に出る。
「透?どうしたの?」
『衰ちゃああああん!初日からガッツリしごかれたよぉぉぉぉ』
キーーーンと耳が壊れそうになるくらい大声で言われ思わず耳から携帯を離す。
いや、聞こえるからもうちょっとボリューム下げて!!!!!
いや、自分で下げた方が早いか。
携帯の音量を下げ、返答する。
「あーー・・・・・・やっぱり?」
『?やっぱり?え?やっぱりって???』
「いや、ヒーロー名門校だから入学式とか校長先生の長ったらしい話聞くより身体能力の検査とかした方がいいからそうなのかなぁって」
『凄いね衰ちゃん!?まさにその通りだよ!!!!!個性使用OKの身体測定で初日から最下位の者は除籍処分するって嘘を担任に言われて焦ったよ!』
「初日から除籍ぃ!?なにそれめっちゃクレイジーな人だね担任・・・でも嘘でよかったね」
『うん、最下位免れたけど最下位のー・・・緑谷くんって子心配しちゃったもん!』
「んで、透は何位だったの?」
そう言うと透は電話越しでも分かるようにあわあわし始めた。
『え〜っと・・・私は18位だったよ・・・あはは〜っ』
「18位でも凄いよ。それに透の個性は力ってよりかステルス系だから隠密関連で発揮するものだし身体能力はある程度あればいいでしょ」
『うーんまあそうなんだけどね?悔しいからもっと精進するよ!』
興奮しながら前向きに考える透の声を聞き、安心すると同時に羨ましくなった。
「・・・そっか、頑張ってね」
『衰ちゃんはどうだった?』
「私?ワタシハフツウドオリダッタヨ?」
『・・・・・・・・・』
あっ、無言の圧力かけてきた・・・怖い!
「・・・バックレた」
無言の圧力に耐えきれず正直に話すとかなり怒られた。
でもそんな怒ってる声も可愛i・・・・・・ごめんなさい許してください。
『もう!大体衰ちゃんは短気すぎるんだよ!』
「いやいや、だってさー」
『だってさーじゃないの!んもう!それとー『透ーーー!ご飯よー!』あ、はーい!・・・・・・説教はこのくらいにしといてあげる!いい!?ちゃんと学校行くんだよ!!!!?』
「はいはい、ほらご飯食べてきなって!私も風呂入るし」
『りょーかいっ!んじゃ、またね〜』
電話を切ると急に静かになる部屋。
まあ、一人暮らしだからそうなるか。
とりあえず動いて汗かいたからシャワーを浴びよう。
シャワーを浴び、スッキリしてTシャツと短パンのラフな格好をして寝る前の体操をする。
ご飯はなんとなく食べる気がしなかったのでゼリー飲料を飲みながらやる。
・・・・・・ますますあいつに似てきてお姉ちゃん怒るだろうなぁ・・・・・・・・・
怒られる想像を妄想しただけでも怖い・・・っ!
「ただいまぁ」
誰もいないその部屋に挨拶をする。
2年前まではお姉ちゃんと二人暮らしだったが、そのお姉ちゃんも結婚し出て行った。
お姉ちゃんは私も一緒に連れていくつもりだったらしいが、丁重にお断りして今はこのマンションに一人暮らしだ。
たまにお姉ちゃんが私を心配して訪問してくるけど・・・
「ただいま、お父さん、お母さん」
写真を手に取って今日の出来事を話す。
私のお父さんはある事件で亡くなり、お母さんはそれを苦にして自殺した。
私も4歳の時に事件に巻き込まれたらしい。
らしい、というのは私があの時のことが覚えていないから。
ただ、その事件に巻き込まれたのは私、お父さん、お母さんでお姉ちゃんは仕事で運良く巻き込まれはしなかった。
警察も当時突入し解決してくれたヒーローも、私には何度あの時のことを詳しく教えてもらおうとしたがメディアに出ている情報くらいしか教えてはくれなかった。
事情を知ってそうなお姉ちゃんでさえも"あなたは何も知らなくていいの"と悲哀とこれ以上はもう言わないで、という拒否の目をして言われたからそれ以来あの事件のことは与無姉妹の中で禁句となった。
唯一覚えているのは建物の中の血だらけになった床、私とお母さんを助けに来てくれたあいつの背中姿くらいだ。
ーーーーープルルルル
不意に電話が鳴り、相手の名前を見て電話に出る。
「透?どうしたの?」
『衰ちゃああああん!初日からガッツリしごかれたよぉぉぉぉ』
キーーーンと耳が壊れそうになるくらい大声で言われ思わず耳から携帯を離す。
いや、聞こえるからもうちょっとボリューム下げて!!!!!
いや、自分で下げた方が早いか。
携帯の音量を下げ、返答する。
「あーー・・・・・・やっぱり?」
『?やっぱり?え?やっぱりって???』
「いや、ヒーロー名門校だから入学式とか校長先生の長ったらしい話聞くより身体能力の検査とかした方がいいからそうなのかなぁって」
『凄いね衰ちゃん!?まさにその通りだよ!!!!!個性使用OKの身体測定で初日から最下位の者は除籍処分するって嘘を担任に言われて焦ったよ!』
「初日から除籍ぃ!?なにそれめっちゃクレイジーな人だね担任・・・でも嘘でよかったね」
『うん、最下位免れたけど最下位のー・・・緑谷くんって子心配しちゃったもん!』
「んで、透は何位だったの?」
そう言うと透は電話越しでも分かるようにあわあわし始めた。
『え〜っと・・・私は18位だったよ・・・あはは〜っ』
「18位でも凄いよ。それに透の個性は力ってよりかステルス系だから隠密関連で発揮するものだし身体能力はある程度あればいいでしょ」
『うーんまあそうなんだけどね?悔しいからもっと精進するよ!』
興奮しながら前向きに考える透の声を聞き、安心すると同時に羨ましくなった。
「・・・そっか、頑張ってね」
『衰ちゃんはどうだった?』
「私?ワタシハフツウドオリダッタヨ?」
『・・・・・・・・・』
あっ、無言の圧力かけてきた・・・怖い!
「・・・バックレた」
無言の圧力に耐えきれず正直に話すとかなり怒られた。
でもそんな怒ってる声も可愛i・・・・・・ごめんなさい許してください。
『もう!大体衰ちゃんは短気すぎるんだよ!』
「いやいや、だってさー」
『だってさーじゃないの!んもう!それとー『透ーーー!ご飯よー!』あ、はーい!・・・・・・説教はこのくらいにしといてあげる!いい!?ちゃんと学校行くんだよ!!!!?』
「はいはい、ほらご飯食べてきなって!私も風呂入るし」
『りょーかいっ!んじゃ、またね〜』
電話を切ると急に静かになる部屋。
まあ、一人暮らしだからそうなるか。
とりあえず動いて汗かいたからシャワーを浴びよう。
シャワーを浴び、スッキリしてTシャツと短パンのラフな格好をして寝る前の体操をする。
ご飯はなんとなく食べる気がしなかったのでゼリー飲料を飲みながらやる。
・・・・・・ますますあいつに似てきてお姉ちゃん怒るだろうなぁ・・・・・・・・・
怒られる想像を妄想しただけでも怖い・・・っ!