雄英体育祭
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「みゃあ!」
「みーちゃん!あーよしよし!いい子に待ってた?ミルク飲もうね!」
「みゃあ!」
持参していたみーちゃん用のミルク皿にミルクを注ぐとがっつくように飲んでいく。
「っぶはっ、か、顔白くなってるじゃん・・・っあははっ」
「み?」
「〜〜〜っああんもう可愛い!」
スっと携帯をカメラモードにしてみーちゃんの写真をパシャパシャ。
連射モードにしてまたパシャパシャ。
・・・うん、可愛い。
この可愛さをあいつにも伝えよう。
メールを開き、猫好きのあいつに送る。
ーーーピロン
返信はっや!本当猫になると反応早いなおい!いつもは返信遅いくせに!
ふつふつとメールした相手に怒りを募らせてると背後から声をかけられた。
「あれ、今日は入学式だって言ってなかったかい?」
「ネイティヴさん・・・いやぁ、それがー、気に食わなくてバックレてみーちゃんの所に・・・」
あはは〜とその場しのぎで笑ったらネイティヴさんははぁ、とため息をつかれた。
・・・いやほんと、すみません。
ネイティヴさんとはみーちゃん繋がりで出来た知り合いだ。
この辺りはノーマルヒーロー事務所が集まってるらしく、ネイティヴさんも近くに事務所があるらしくてその関係でパトロールでよくここを見回るらしい。
「一応学生なんだから勉強しないとダメだよ衰ちゃん」
「分かってます・・・・・・けど、それでもムカついたから・・・」
学校で何があったのか事の顛末を全て話した。
ネイティヴさんは、真剣に私の話を聞いてくれ、たしかに不躾にも程があるねと言ってくれた。
「でも、相手は君が無個性だと知らないからそんな言葉が出たんだろ?確かにマナーとしてまず名前を名乗らない、衰ちゃんの名前を聞こうとしなかったのはどうかと思うけどね」
「私もやり過ぎたのは自覚してます・・・でも、高校もとりあえずそこにしよう、と思っただけで将来もまだ全然考えてなくて・・・ヒーローも未だに諦めきれなくて身体鍛えてばかりで・・・」
「まだ高校入ったばかりなんだ。将来なんてあやふやなのは当たり前だ」
ポン、と慰めるように頭を撫でられ胸の奥が熱くなって泣きそうになる。
それを悟られないようそっと頭に置かれた手を払いつつサッと涙をふく。
そんな姿を見て、ネイティヴさんは優しく笑い
「それに、戦闘能力でいったら俺より衰ちゃんの方が強いしな!」
「・・・・・・・・・JKより戦闘能力弱いとかヒーローとしてどうなんですか」
「(グサッ)ちょ、それ言わないで・・・・・・」
励ますつもりが自分にトドメを刺してがっくりと力が抜けたように跪き頭を垂れてショックを隠せないのか震えてる。
え、そんなダメージ大きかったの!?
「えぇっ・・・・・・ちょっ、ネイティブさん!!!?」
「どうせ・・・俺はそこら辺のノーマルヒーローさ・・・JKにも劣る・・・ヒーローさ・・・ははは・・・・・・」
あ、駄目だ、完全に聞こえてない。かくなる上はーーーーー・・・・・・・・・
「私、そろそろ帰りますね!」
ビルとビルの間をトントンとリズム良く排水管や窓等出っ張りがあるところを利用して登って屋上にたどり着く。
ちらっと下を眺めるとまだ落ち込んだ姿のネイティヴさんと私を見上げみーっと鳴いてるみーちゃんがいた。
ばいばい、と小さく手を振りその場を後にしてとりあえず今日は家に帰ることにした。
「みーちゃん!あーよしよし!いい子に待ってた?ミルク飲もうね!」
「みゃあ!」
持参していたみーちゃん用のミルク皿にミルクを注ぐとがっつくように飲んでいく。
「っぶはっ、か、顔白くなってるじゃん・・・っあははっ」
「み?」
「〜〜〜っああんもう可愛い!」
スっと携帯をカメラモードにしてみーちゃんの写真をパシャパシャ。
連射モードにしてまたパシャパシャ。
・・・うん、可愛い。
この可愛さをあいつにも伝えよう。
メールを開き、猫好きのあいつに送る。
ーーーピロン
返信はっや!本当猫になると反応早いなおい!いつもは返信遅いくせに!
ふつふつとメールした相手に怒りを募らせてると背後から声をかけられた。
「あれ、今日は入学式だって言ってなかったかい?」
「ネイティヴさん・・・いやぁ、それがー、気に食わなくてバックレてみーちゃんの所に・・・」
あはは〜とその場しのぎで笑ったらネイティヴさんははぁ、とため息をつかれた。
・・・いやほんと、すみません。
ネイティヴさんとはみーちゃん繋がりで出来た知り合いだ。
この辺りはノーマルヒーロー事務所が集まってるらしく、ネイティヴさんも近くに事務所があるらしくてその関係でパトロールでよくここを見回るらしい。
「一応学生なんだから勉強しないとダメだよ衰ちゃん」
「分かってます・・・・・・けど、それでもムカついたから・・・」
学校で何があったのか事の顛末を全て話した。
ネイティヴさんは、真剣に私の話を聞いてくれ、たしかに不躾にも程があるねと言ってくれた。
「でも、相手は君が無個性だと知らないからそんな言葉が出たんだろ?確かにマナーとしてまず名前を名乗らない、衰ちゃんの名前を聞こうとしなかったのはどうかと思うけどね」
「私もやり過ぎたのは自覚してます・・・でも、高校もとりあえずそこにしよう、と思っただけで将来もまだ全然考えてなくて・・・ヒーローも未だに諦めきれなくて身体鍛えてばかりで・・・」
「まだ高校入ったばかりなんだ。将来なんてあやふやなのは当たり前だ」
ポン、と慰めるように頭を撫でられ胸の奥が熱くなって泣きそうになる。
それを悟られないようそっと頭に置かれた手を払いつつサッと涙をふく。
そんな姿を見て、ネイティヴさんは優しく笑い
「それに、戦闘能力でいったら俺より衰ちゃんの方が強いしな!」
「・・・・・・・・・JKより戦闘能力弱いとかヒーローとしてどうなんですか」
「(グサッ)ちょ、それ言わないで・・・・・・」
励ますつもりが自分にトドメを刺してがっくりと力が抜けたように跪き頭を垂れてショックを隠せないのか震えてる。
え、そんなダメージ大きかったの!?
「えぇっ・・・・・・ちょっ、ネイティブさん!!!?」
「どうせ・・・俺はそこら辺のノーマルヒーローさ・・・JKにも劣る・・・ヒーローさ・・・ははは・・・・・・」
あ、駄目だ、完全に聞こえてない。かくなる上はーーーーー・・・・・・・・・
「私、そろそろ帰りますね!」
ビルとビルの間をトントンとリズム良く排水管や窓等出っ張りがあるところを利用して登って屋上にたどり着く。
ちらっと下を眺めるとまだ落ち込んだ姿のネイティヴさんと私を見上げみーっと鳴いてるみーちゃんがいた。
ばいばい、と小さく手を振りその場を後にしてとりあえず今日は家に帰ることにした。