与無覚醒編
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私はステインに向かって突進した。
背後で驚く緑谷くんを尻目にステインの動きを見定める。
刀を振り払われる前に手に持っていたナイフを上空へ投げ、別のナイフを手に取り壁を伝って上へ飛ぶ。
飛んだと同時に身体に回転を加えナイフを投げた。
ーーーカカカカッ
「ーーーーッ」
「(腕にカスっただけか・・・)私も、あんたと出会ってから成長してんのよ!」
宙を飛ぶナイフを手に取り、受け身を取りながら着地しステインの次の行動を待つ。
「緑谷くん・・・与無くん・・・手を出すな」
「!?は?」
「君達には関係ないだろ!!」
緑谷くんが呟くように何言ってんだよと飯田くんに言う。
まさにその通りだ。
ステインがゆらりと構えながら私達を見る。
「俺はこいつらを殺す義務がある・・・ぶつかり合えば当然・・・弱い方が淘汰されるわけだが・・・さァ、どうする」
眼で殺気を私達に向け脅す。私はその眼を見てゾクゾクと興奮し、血が騒いだのが分かった。
「・・・(ニヤリ)・・・勿論・・・あんたを倒して2人を救けるに決まってんでしょ」
「・・・オールマイトが言っていたんだ・・・余計なお世話はヒーローの本質なんだって」
ステインは満足そうに笑い、緑谷くんが走り出した。
それに続き、私も動き出す。
今、奴は緑谷くんの方に意識がいってるはず。
なら、私は最近覚えたアレを使う。
緑谷出久は体育祭で見かけたあの少女がこの場にいることに焦っていた。
何故なら、食堂でのあの自己紹介を聞いていたからだ。
彼女が無個性なら、この場にいるのは危険だ。
レクリエーションの時に見せた動き、運動神経はいい方だろうけど相手は殺人鬼だ。
この場に留まらせてはいけない。
そう思い、応援要請をしてくれと彼女にお願いするも却下された。
寧ろ我先にと殺人鬼に向かって走り出す彼女に驚き、止めようとしたがその動きに目を奪われた。
姿勢を低く保ったままナイフを両手に構え、ステインが刀を振り払う前に壁を伝って高く飛ぶ。
手に持ったナイフはいつの間にか宙を飛び、別のナイフを持っており、それを回転を加えステインに向けて投げる。
その内の1つが後方に避けたステインの腕を少し掠り、空中で舞うナイフを手に取り、受け身を取りつつ着地し次の行動を待つ。
無個性だった頃の下をひたすら向いていた僕とは明らかに違う。
無個性でもひたすら上を向いて強くなる事に決めた彼女は輝いて見えた。
僕は与無さんとは違ってオールマイトから力を受け継いだ・・・
なのに僕は彼女に助けられてしまってる・・・
このままじゃ駄目だ・・・!
ステインの殺気に当てられ震えつつも緑谷は先ずは応援を呼ぼうと背中にスマホを隠しながら1ーAのグループチャットに一斉送信する。
そして、ステインに向かって走り出す。
やっと身体が壊れず使えるようになった個性を使って・・・・・・
背後で驚く緑谷くんを尻目にステインの動きを見定める。
刀を振り払われる前に手に持っていたナイフを上空へ投げ、別のナイフを手に取り壁を伝って上へ飛ぶ。
飛んだと同時に身体に回転を加えナイフを投げた。
ーーーカカカカッ
「ーーーーッ」
「(腕にカスっただけか・・・)私も、あんたと出会ってから成長してんのよ!」
宙を飛ぶナイフを手に取り、受け身を取りながら着地しステインの次の行動を待つ。
「緑谷くん・・・与無くん・・・手を出すな」
「!?は?」
「君達には関係ないだろ!!」
緑谷くんが呟くように何言ってんだよと飯田くんに言う。
まさにその通りだ。
ステインがゆらりと構えながら私達を見る。
「俺はこいつらを殺す義務がある・・・ぶつかり合えば当然・・・弱い方が淘汰されるわけだが・・・さァ、どうする」
眼で殺気を私達に向け脅す。私はその眼を見てゾクゾクと興奮し、血が騒いだのが分かった。
「・・・(ニヤリ)・・・勿論・・・あんたを倒して2人を救けるに決まってんでしょ」
「・・・オールマイトが言っていたんだ・・・余計なお世話はヒーローの本質なんだって」
ステインは満足そうに笑い、緑谷くんが走り出した。
それに続き、私も動き出す。
今、奴は緑谷くんの方に意識がいってるはず。
なら、私は最近覚えたアレを使う。
緑谷出久は体育祭で見かけたあの少女がこの場にいることに焦っていた。
何故なら、食堂でのあの自己紹介を聞いていたからだ。
彼女が無個性なら、この場にいるのは危険だ。
レクリエーションの時に見せた動き、運動神経はいい方だろうけど相手は殺人鬼だ。
この場に留まらせてはいけない。
そう思い、応援要請をしてくれと彼女にお願いするも却下された。
寧ろ我先にと殺人鬼に向かって走り出す彼女に驚き、止めようとしたがその動きに目を奪われた。
姿勢を低く保ったままナイフを両手に構え、ステインが刀を振り払う前に壁を伝って高く飛ぶ。
手に持ったナイフはいつの間にか宙を飛び、別のナイフを持っており、それを回転を加えステインに向けて投げる。
その内の1つが後方に避けたステインの腕を少し掠り、空中で舞うナイフを手に取り、受け身を取りつつ着地し次の行動を待つ。
無個性だった頃の下をひたすら向いていた僕とは明らかに違う。
無個性でもひたすら上を向いて強くなる事に決めた彼女は輝いて見えた。
僕は与無さんとは違ってオールマイトから力を受け継いだ・・・
なのに僕は彼女に助けられてしまってる・・・
このままじゃ駄目だ・・・!
ステインの殺気に当てられ震えつつも緑谷は先ずは応援を呼ぼうと背中にスマホを隠しながら1ーAのグループチャットに一斉送信する。
そして、ステインに向かって走り出す。
やっと身体が壊れず使えるようになった個性を使って・・・・・・