雄英体育祭
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『いきなりかましたあ!爆豪との接戦を嫌がったか!?』
『いや・・・轟くんは多分、爆豪くんの次の行動に警戒してる』
『おぉ?どういう事だ与無リスナー?』
『爆豪くんはきっとこれを突破する。ほら・・・・・・』
テレビ画面でその会話を聞いた瞬間、ぴくりと身動ぎ、即座に理解しくっくっと笑う男がいた。
笑い声が聞こえてきたのに気づいて、どこに面白い所があったのか理解出来ず掌を顔に張り付かせた男が質問する。
「・・・先生、どうしたんだ?」
『いや・・・懐かしい名前を聞いてね・・・・・・死柄木弔、君も覚えておくといい・・・与無衰を・・・』
「与無衰・・・・・・そんな奴ヒーロー科にいなかったはずだが・・・」
『あぁ・・・無個性に"なってしまってる"からねぇ・・・』
「・・・なってしまってる・・・・・・?よく分からないけど覚えとく」
『それでいい・・・・・・さあ、お客様がそろそろ来る時間だ・・・準備をしなさい』
あの体育祭から、私は一層特訓に精を上げていた。
飛びナイフ等をベルトに付け、投げる練習をしている。
もちろん、誰もいない所でやってるよ!?
最近はナイフを自作するまでになってて、見た目ほんとやばい。
これは警察に連れていかれるやばい奴の部類に入るだろう。
でも、今の私にとってはそれしか強くなる手段がない。
それに、まだ奴が潜伏してるのはこの前のニュースで知ってる。
ヒーローインゲニウムがステインにやられ長期休養中だと。
けど、実質怪我した箇所が悪く実質引退だと聞いてる。
「ステイン・・・・・・今度会ったら絶対捕まえる」
これ以上被害が出ないように、そして無個性でもヒーローにはなれることを世間に知らしめるために。
その数日後、ステインと再会し相対するがこの時の私はまだ知らない。
雄英体育祭編end
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