雄英体育祭
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お互い全力を出そうと個性を使う。
「ちょっと!これはさすがに止めた方がいいんじゃないの!?」
ミッドナイトとセメントスもそう思ったのか、止めようと動き出す。
セメントスが二人の間に壁を何重にもかけたが、凄まじい轟音と共に会場全体に爆風が吹き荒れる。
『何今の・・・おまえのクラス何なの・・・』
マイク、ぶっ倒れてるけど大丈夫?
『さんざん冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ』
冷静に解説をするしょうちゃんを傍目で見ながら勝敗はどっちなのか目をこらす。
結果は緑谷くん場外に追いやられ、限界を迎えた身体が倒れる。
「緑谷くん・・・場外、轟くんー・・・3回戦進出!!」
セメントスがステージを直してる間、先程の戦いについて話す。
「緑谷くんの個性凄く強いけど、このままだったらヒーローとしては使えないよ。どうするつもりなの?」
「・・・・・・さっきの戦いで少しずつ調整ができ始めてた。まだ見込みはある」
「・・・・・・そう、ならいいんだけど、このまま制御出来ないまま身体を壊し続けるのならヒーロー科辞めさせた方が彼のためだと思うよ」
「それは俺が決めることだ」
「助言だよ」
「だから、言われなくてもわかってるから言ってんだろうが」
ピリピリとした空気にマイクが焦る姿が目に入る。
「あ、そういや与無リスナー」
話を逸らそうと私に声をかけるマイク。
「与無って苗字に聞き覚えあるんだけどよ、もしかして与無教授の娘かなにかか??」
「あー、そうです。てか、よく分かりましたね」
「そりゃ研究者として有名人だからな・・・てことはあん時の事件の嬢ちゃんなんだな・・・やっとイレイザーとの関係に納得いったぜ」
「・・・お父さんとお母さんに面識あったんですか?」
「いや、ねぇけどイレイザーが昔よく仕事の合間縫って会ってたっつーのはよく聞いたぜ」
「・・・・・・その話はもういいだろ、もう始まるぞ」
深い話をさせたくないんだろう。毎回その話になると話を逸らすからいつもの事なんだけどさ。
今日は腹が立ってるから
「いつになったら事件の真相教えてくれるの?」
と言ってしまった。
「衰・・・・・・いい加減にしろよ」
ヒヤッと部屋全体が一気に冷える感覚が襲う。
これはやばい。本気で怒らせてしまった。
いつもは時が来たら話す、と合理的虚偽を言う時の顔をするが、今回は違う。かなり苛立ってるようだ。
私が固まっていると、マイクが仲裁して少し落ち着いたのか、またふざけたこと言ったらここから放り投げると忠告を受けた。
これは長年付き合ってるから分かる。本気でやるやつだ。
「ちょっと!これはさすがに止めた方がいいんじゃないの!?」
ミッドナイトとセメントスもそう思ったのか、止めようと動き出す。
セメントスが二人の間に壁を何重にもかけたが、凄まじい轟音と共に会場全体に爆風が吹き荒れる。
『何今の・・・おまえのクラス何なの・・・』
マイク、ぶっ倒れてるけど大丈夫?
『さんざん冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ』
冷静に解説をするしょうちゃんを傍目で見ながら勝敗はどっちなのか目をこらす。
結果は緑谷くん場外に追いやられ、限界を迎えた身体が倒れる。
「緑谷くん・・・場外、轟くんー・・・3回戦進出!!」
セメントスがステージを直してる間、先程の戦いについて話す。
「緑谷くんの個性凄く強いけど、このままだったらヒーローとしては使えないよ。どうするつもりなの?」
「・・・・・・さっきの戦いで少しずつ調整ができ始めてた。まだ見込みはある」
「・・・・・・そう、ならいいんだけど、このまま制御出来ないまま身体を壊し続けるのならヒーロー科辞めさせた方が彼のためだと思うよ」
「それは俺が決めることだ」
「助言だよ」
「だから、言われなくてもわかってるから言ってんだろうが」
ピリピリとした空気にマイクが焦る姿が目に入る。
「あ、そういや与無リスナー」
話を逸らそうと私に声をかけるマイク。
「与無って苗字に聞き覚えあるんだけどよ、もしかして与無教授の娘かなにかか??」
「あー、そうです。てか、よく分かりましたね」
「そりゃ研究者として有名人だからな・・・てことはあん時の事件の嬢ちゃんなんだな・・・やっとイレイザーとの関係に納得いったぜ」
「・・・お父さんとお母さんに面識あったんですか?」
「いや、ねぇけどイレイザーが昔よく仕事の合間縫って会ってたっつーのはよく聞いたぜ」
「・・・・・・その話はもういいだろ、もう始まるぞ」
深い話をさせたくないんだろう。毎回その話になると話を逸らすからいつもの事なんだけどさ。
今日は腹が立ってるから
「いつになったら事件の真相教えてくれるの?」
と言ってしまった。
「衰・・・・・・いい加減にしろよ」
ヒヤッと部屋全体が一気に冷える感覚が襲う。
これはやばい。本気で怒らせてしまった。
いつもは時が来たら話す、と合理的虚偽を言う時の顔をするが、今回は違う。かなり苛立ってるようだ。
私が固まっていると、マイクが仲裁して少し落ち着いたのか、またふざけたこと言ったらここから放り投げると忠告を受けた。
これは長年付き合ってるから分かる。本気でやるやつだ。